なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

宇治川の6月~ピンク色の花たち(2)

2018-06-29 05:55:53 | 植物
今日は少し上流、天ヶ瀬ダムまでの流域で咲いていたピンクちゃんたちです♪

イチオシはこれ!



コマツナギ?
それにしては、大きすぎ。



こちらは、中国原産のトウコマツナギ(マメ科コマツナギ属)。
在来種のコマツナギとそっくりですが、サイズが明らかに大きく、花付きも豪快です。
別名、コダチコマツナギ。

写真にもあるとおり、天ヶ瀬吊橋のそばに、何本も並んで生えています。
マメ科なので、細いマメのような実がなるようですが、まだ確認したことはありません。

山側にも何本かあり、誰かが植えたのか、自然に増えたのか不明です。



                           


お次はこちら。
このときはまだ咲き始めのネムノキ(マメ科ネムノキ属)。



遠目に見ているときは、萎んだ花があるのかと思っていましたが、咲き始めはくしゅくしゅと縮んでいるようです。
それが証拠に、この時期はまだ蕾もイッパイ!




木本の最終は、ハギ(マメ科ハギ属)。
気の早い花が少し咲き始めていました。
何ハギかは分かりません。自生かどうかも不明です。



お気づきでしょうが、木本で咲いていたピンクたちは、全てマメ科でした。
偶然でしょうが、こうやって並べてみて驚きました。



後半は草本です。
まずは、朝霧橋の近くの川辺でキラキラ光っていたこちら。



ハゼラン(ハゼラン科ハゼラン属)です。

花が咲いていないときの丸くて赤い蕾を花火にたとえて、「ハゼラン」という名前が付いたとか。
午後3時頃から数時間だけ咲くので「三時花」の別名も。
この写真を撮ったのは14時15分くらいでしたが、花が咲いていてビックリです。
自宅の溝蓋植物園にも沢山生えており、掃除のたびにポキポキ折ってしまっています。



葉は少し多肉質。
Wikipediaによると、セイロンホウレンソウの別名があり、熱帯では野菜として食べられるとか・・・
初めて知りました。
でもそんなに大きい葉じゃないので、よほど沢山集めないと味分からないかも。

<ご参考> 自宅のハゼラン。葉の感じわかりますでしょうか。


(2016/6末撮影)


お次は、ムラサキカタバミ(カタバミ科カタバミ属)。



あまりにもありふれた花ですが、林間に咲いている花は少し柔らかく上品な趣。
まるで森の花束のようです。




最後はこちら。
思いっきりピンボケな上、ピンクではなくて紫色なので迷いましたが、初見なので載せちゃいます。



その名は、ムラサキニガナ(キク科アキノノゲシ属)です。
最初、その大きさを見て外来種かと思いましたが、れっきとした国産の花。



偶然、この前に行った大阪市大理学部附属植物園の林でも見かけました。
出会うときは何度も出会うんですね~

揺れて揺れて写真はヒサンでしたが、「はじめまして」は嬉しいです^o^







コメント (12)
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