なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

初夏の緑の実たち

2018-06-07 05:46:54 | 植物
6月になったとたん、うんざりするほどの暑さ。
でも、梅雨に入る前の晴天のチャンスを逃すわけにはいかず、週末にちょこっと京都府立植物園に行ってきました。

今の時期、植物園では花の後の緑の実が目立ちます。
今年もそんな緑の実特集、いってみましょう!

最初はアブラチャン(クスノキ科クロモジ属)



その名の通り、種子に油分を沢山含むそうです。
熟しても赤にも黄色にも黒にもならないそうで・・・^^;

花はクロモジ科に特有のチアリーダーポンポン型。
別の場所ですが、今年3月下旬に見た花です。




お次は、ハクサンボク(レンプクソウ科ガマズミ属)



ガマズミに似た白い花を4月に咲かせますが、葉が少し厚手でツヤツヤしているので雰囲気が少し違います。
そういえば、常緑樹でした。



それでもガマズミ属ということで、赤く熟した実は甘く食べられるそうです。


こちら、何度見ても面白い、ハナイカダ(ハナイカダ科)
雌雄異株で、雄株・雌株ともに葉の中央に緑の花を咲かせます。
実がなっているのは当然雌株。



雌花はこちら。う~ん、地味~


(4月中旬に當麻寺で撮った写真)


このツノが生えたような緑の実、分かりますか?
ヒュウガミズキ(マンサク科トサミズキ属)です。



淡いレモン色の花が美しかったのを記憶しています。


(3月末に撮った写真です)


だんだん手抜き・・・
次は針葉樹の実で。ハリモミ(マツ科トウヒ属)です。



淡い緑の実も綺麗だけど、新芽も美しかったです。




緑の実、次は・・・
すみません、名前忘れてしまいました。
どなたか、教えてくださいませm_ _m

→ ミツバウツギとわかりました。shiro169さん、ありがとうございました!!






本日ラストはこれ!



あれ、緑と違うやん。
そう、この時期赤く染まるこの実は、「オニシバリ」(ジンチョウゲ科)
別名ナツボウズの通り、夏には葉が落ちて「坊主」になってしまいます。

なので、今の時期がこの木にとって秋。しっかり色づいていますね^^








コメント (12)
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