さくらさんの作品です。
山荘のエンジ色の壁に程よく色落ちしたベニヤ板が立てかけてあったので、そこへ一輪車をセットし、特大ペットボトルを横にしても生けられるようにカットしたものを置きました。
さくらさんは固定観念に囚われることなく植物の面白さや美しさをさりげなく表現するのが上手です。
ベテランになると自然とその年のテーマが決まり 集中的に採集する植物が決まってきます。
たとえば黄色の花やピンクの花、イネ科植物やツルというように。
初参加のさくらさんは標高1300メートルの高原の道端に咲く様々な花を採集するのが嬉しくて仕方ない様子でした。
よくみるとタイヤにキュウイの原種のコグワの実が乗っかっています。
車輪にはウドの実が挿されています。
すぐ上は黄色とグリーンのズッキーニとどんぐりの実と葉。
その上はレッドキャベツと泥付きニンジン。
タイヤの辺りにはツリ花、アカツメクサ、実がつき紅葉したシロザ。
ペットボトルにはルトベキヤ、オオハンゴンソウ、ヒヨドリバナ、イタドリ、アザミ、ゴマナ、ノリウツギ、ノボタン、カエデの実、ガマズミの実、ノガリヤス他です。
イッパイの花々と無心に遊んでいました。
ズッキーニ、泥付きニンジン、レッドキャベツ、レッドキャベツの器にはどんぐり、ハンの実、松ポックリとキノコ。
フワフワした葉はミヤマノコギリ草です。
葉だけが茂っている時はとてみキレイですが花が咲くころはあまり目立ちません。
よく水が揚がっていました。
(写真はクリックすると大きくなります)
キレイ、面白いと感激できるだけでも幸せなのに、それを採集し丁寧に水揚げして作品を作り仲間と鑑賞し合う、移動美術館!!!?
初参加でいろんな種類の植物を採集するだけでもスゴイ事なのに、面白い場所にのびのびと素敵な作品を作り。
さくらさんの動きに期待していたとおりでした。
植物の名前は自然に覚えられます。
迷ってしまい、とにかく作品のイメージよりも好きな花や面白い実、きれいな草とかを中心に採取しました。
半分も野草の名前が解らず、言われても
どれがその名前なのか解らず・・。
次第に覚えていくのでしょうけど。
最後に先生に言われて、こくわの実をタイヤに置いたのも利いてますね♪
利いてますね