野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

第30回野草(イエtァオ)野外教室NO8(祈り)

2009-05-28 21:51:16 | 野外教室

Img_1118_2

朝の散歩の帰り道立ち寄った高台にあるお寺のお墓はほとんど海に向いていた。

旅先ではよくお墓には立ち寄る。

その土地の鏡のように感じる。

シンプルであかるかった。

Img_1108

観光地整備の為移動させられたような場所にあったお地蔵さんも海に向いていた。

Img_1117

立派な鳥居があるのに駐車場があるだけだ。

不思議な感じの小山のへっこんだ場所に鉄製の橋が架かっている。

登るとても小さな祠が船折の瀬戸の急流に向ってあった。

急流が祈りの対象みたいだ。

車で走っていては気がつかない大事なものが歩いていると巡り会える。

野外教室にとって制作と同じぐらいに朝の散歩は大事だ。

  (写真はクリックすると大きくなります)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第30回野草(イエツァオ)野外教室NO7(生活)

2009-05-28 15:00:26 | 野外教室

Img_1106

5:30分起床6:00発の朝の散歩は車道を歩く予定だったのにいつの間にか防波堤を歩いていた。

以前は砂浜だったところに車道が出来私達が泊まった宿は旧道に面して玄関があったのに裏に車道が出来たので急きょ裏だった場所にも玄関を作り大きな宿の看板は裏表についている。

テトラポットに流れ着いたにしては不自然な形でドラムカンが数個はさまれている。

近づいてみると燃えるゴミが入っていた。

ここで燃やして灰を海に返すのだろう。

Img_1107

自然とマッチした昔の建造物も残っている。

Img_1113

昔からここで鎮座していたような”えんこ石”と書かれた碑があった。

年配の人に”えんこ”とは何ですか?と聞くと”カッパ”と返って来た。

海にカッパ?と思ったがここは川の様な急流の船折の瀬戸のはずれ。

宿の女将によれば8月15日過ぎに泳ぐとえんこに海へ引きずりこまれる言い伝えがあったらしい。

金生町では8月15日すぎに泳ぐと”地獄の釜のふたが開く”といわれている。

子供の頃は8月15日を過ぎると泳がなかった。

Img_1112

散歩の目的地”船折の瀬戸”の展望台からは急流をものともせず大小の船が行きかう。

妹のきんかんが散歩途中に拾ったカラスの羽と近頃いたるところで咲いているマツバウンランも一緒に撮影。

Img_1109

すぐ下の海岸で写したが写らないと思っていた流れが光の具合で写っている。

Img_1110

海が穏やかで塩がかからないためか普通山に生えている木が海辺に生えていると関東から参加のよもぎさんが言っていた。

海辺で竹と競うように伸びた木。

  (写真はクリックすると大きくなります)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする