子どもの頃”二六さんの焼き物だ”と父からカニがついてる急須セットを何度も大事そうに見せられた記憶がある。
その二六さんの作品展が暁雨館で開かれている。
いろんな急須セットが展示されていると期待していったが一セットだけ。
子どもの頃見たほうがよかったと感じるのは仕方がないことだ。
展示されていたのは人物など。
たくさんの箱が棚下の置かれていた。
準備や飾りつけは大変だっただろう。
飾り付けがすごい。
欅の一枚板の巨大な机の上には立派な紫檀の飾り棚。
たくさんの焼き物が飾られている。
屋久杉の飾り棚にもたくさんの焼き物。
楓の巨大机の上にも飾り棚が置かれ焼き物が飾られている。
後ろの金屏風も展示物のようだ。
カリンの一枚板の巨大机の上も飾り棚が置かれ焼き物が展示されている。
二六さんの弟子の川上焼。
精緻な作りで驚く。
同じく川上焼。
ツル橋も本当に土で作っているのかと顔を近づけたが土だった。
二六さんの作品を所有している人たちの展覧会だと思っていたがなんだか違うようだ。
受付に男性が座っていたので聞くと所有者本人ですべて自分のものだと言っていた。
280点。
会場の暁雨館は入る前から木の香りが漂う場所だ。
あまりの暑さに庭園散策はしなかったが入口のモミジの木の葉が茂っている真ん中あたりの葉がなく幹が見えたのはどうしてだろう。