今いろんな場所で花盛りのビワの花だが意外と知らない人が多い。
葉を知らない人はほとんどいないのに。
文京区暮らしで花の店野草(イエツアオ)を営んでいた時も花市場で見かけたことはなかった。
花は地味だがいい香りがするし水揚げがいい。
今回はいろんな場所に生けた。
寒くなるのでもう色づかないパッションフルーツの青い実とイチゴの木。
一緒に飾るのはグレーのコラボベスト。
今回はコロナ騒動を黒で表現しているので黒い糸を使っているのを選んだ。
今いろんな場所で花盛りのビワの花だが意外と知らない人が多い。
葉を知らない人はほとんどいないのに。
文京区暮らしで花の店野草(イエツアオ)を営んでいた時も花市場で見かけたことはなかった。
花は地味だがいい香りがするし水揚げがいい。
今回はいろんな場所に生けた。
寒くなるのでもう色づかないパッションフルーツの青い実とイチゴの木。
一緒に飾るのはグレーのコラボベスト。
今回はコロナ騒動を黒で表現しているので黒い糸を使っているのを選んだ。
コロナ騒動の閉塞感はかなりのものだ。
感染、死とあまり考える事無く過ごしていたのが考えざるを得なくなったのが原因の一つだと思う。
コロナ騒動をイメージした創作作品を飾っているとき私の呪文である”生きるって死なないと決めてするあそび”の言葉を書いたのを思い出した。
今ぴったしの言葉だと思い展示した。
書を飾る流木で作ったベースをその時に創作している。
上のワイヤーが花止めで花器にもなり鉄版を取り付けているのでマグネット台にもなる。
少し違う言葉で3種書いた。
生きるって死なないときめてする遊び、生きるってしなないときめてするゲーム、生きるってしなないときめてたのし、最後の”たのし”は添削をお願いした叔父さんの言葉だ。
買ってくださった人はコロナの閉塞感の中心惹かれたそうで自分流にかざりかえた写真を送ってくださった。
第37回野草(イエツアオ)展
日時 11月22日(日)~12月6日(日) 10:00~18:00
場所 ギャラリー作唯 四国中央市金生町下分742
電話 0896-72-6808
テーマ コロナ騒動
今回のテーマについて自分の思いを書いた。
書く前書いたのを飾るベースを2点選んでいた。
書きあがり合わせると第一候補より第2候補のベースに合うと思った。
書く紙のサイズは第一候補に合わせて切ったのに。
コロナ騒動に出現したのは疫病封じの”あまびえ”だ。
いただいたのは部屋に飾っている。
会場にも疫病封じを飾りたい。
以前刀には切られず,火には焼かれず、毒にもあたらないといわれるケヤキの皮に梵字で書いた呪文がありそれをを飾った。
その下には流木に梵字で般若心経の最後の部分を書いたのを飾った。
コロナ騒動に寄せて
もっともちかくの自然は自分の体だ
体は自分の所有物のようで制御できず生死は決められない
通常それを忘れ効率よく自分の意志で生きていると思っている
ここに本来の自然と脳が作り出した自然が対立する
それで人はどうしたか制御できない自然を見ぬふりをした
見ぬふりをしても現れる自然が今回のコロナ騒動でなかったか
ウイルス騒動は古来より起こり続けている
生まれれば死ぬ
生きている間だけの人生だ
交通事故しかり日常はリスクがつきもの
コロナ、コロナのこの息苦しさどうにかしたい
同調圧力、サベツとりあえずそれらを表現した
制御できない自然だがおちつく場所へおちつく
第37回野草(イエツアオ)展
日時 11月22日(日)~12月6日(日) 10:00~18:00
場所 ギャラリー作唯 四国中央市金生町下分742
電話 0896-72-6808
テーマ コロナ騒動
2020年コロナ騒動の年に甥と姪にそれぞれ子供が生まれた。
1920年前のスペイン風邪騒動の年に母は生まれた。
その事実を創作したのが
タペストリーつながり。
そばにどんな作品を飾ろうかと考えたがワラシクン鬼太郎にした。
生まれたばかしのこどもたちはただただ寝ては泣きをしながら大きく育っている。
母は老人ホームで人の手を借りながら暮らしている。
第37回野草(イエツアオ)展
日時 11月22日(日)~12月6日(日) 10:00~18:00
場所 ギャラリー作唯 四国中央市金生町下分742
電話 0896-72-6808
テーマ コロナ騒動
コロナイスを飾るにつき黒いタイヤに書いた古代文字のどの部分を前面にするかと考えた末、月と昇を書いた部分にした。
うみの唱歌、海は広いな大きいな月が昇し日が沈むの歌詞を”海広大月昇日沈”として古代文字にした。
合せたのは大震災のときのツルを縫うシリーズの”うねり”。
極小のコロナウイルスだが地震や大津波並みの震災だ。
久々に古代文字を書くきっかけの一つに書の展覧会で学芸員さんにある漢字について質問した。
後日丁寧に手紙で答えてくれた。
そんなことがありDMを送ったところ休日を利用して来てくれた。
漢字が取り持つ縁もあるようだ。
第37回野草(イエツアオ)展
日時 11月22日(日)~12月6日(日) 10:00~18:00
場所 ギャラリー作唯 四国中央市金生町下分742
電話 0896-72-6808
テーマ コロナ騒動
壁面を飾ったタペストリーコロナの前面に置く立体をミチコの椅子シリーズで創作したイス椿を置いたがどんな植物を生けるかはイメージできなかった。
採集に行き思わずネズミモチより実が丸くて大きなトウネズミモチを見つけタペストリーコロナの黒いベースに合うと思う。
嬉しい瞬間だ。
葉の立派なビワの花と合わす。
イス椿は椅子の脚に使ったピンクがかった木肌と曲がり方が魅力的な部分を前にして生けた。
落としは文京区暮らしのときの制作の焼き物。
第37回野草(イエツアオ)展
日時 11月22日(日)~12月6日(日) 10:00~18:00
場所 ギャラリー作唯 四国中央市金生町下分742
電話 0896-72-6808
テーマ コロナ騒動
タペストリーコロナのそばに何を飾ろうかと考えているとよく似た形の作品ががあった。
ケヤキの皮と焼き物を組み合わせた花器だが文京区暮らしのときの作品だ。
ケヤキの輪郭がタペストリーコロナの輪郭と似ている。
同じく文京区暮らしのときの作品でケヤキベースの花器。
両サイドに飾りネズミモチを生けた。
第37回野草(イエツアオ)展
日時 11月22日(日)~12月6日(日) 10:00~18:00
場所 ギャラリー作唯 四国中央市金生町下分742
電話 0896-72-6808
テーマ コロナ騒動
今回の玄関の花のベースはジツゴロウノ椅子で花器はツルを縫いこむ手法で竹の流木を縫い込んだもの。
ヨシと野バラの実は採集してきたがオレンジ色のマリーゴールド、黄菊、チアの花、トウガラシは畑産。
初めて植えたマリーゴールドが咲き始めたときに会場の花に使いたいと思っていたが花盛りが少し過ぎたが使用。
黄菊は以前から咲いていたが初めて使用。
チアの花は去年会場の花デビュー。
畑では紫色の小花が華やかに咲くが切り花にすると色あせてしまうものの穂状の形が面白い。
全体に小ぶりだが華やかな色合いになった。
第37回野草(イエツアオ)展
日時 11月22日(日)~12月6日(日) 10:00~18:00
場所 ギャラリー作唯 四国中央市金生町下分742
電話 0896-72-6808
テーマ コロナ騒動
第37回野草(イエツアオ)展を無事開くことができた。
毎年同じ時期に開くがこんなに暖かい時はなかった。
今回のテーマは”コロナ騒動”だがもう一年もたつが感染者急増のユースが続く。
自然の成り行きには従う事しかないと実感。
テーマは自然に決まってしまったがコロナをイメージした作品を展示するとコロナのおかげで生まれたのだと感謝もする。
先ほど関東地方で地震発生の速報あり。
12月6日まで無事開くことができますように・・。
第37回野草(イエツアオ)展
日時 11月22日(日)~12月6日(日) 10:00~18:00
場所 ギャラリー作唯 四国中央市金生町下分742
電話 0896-72-6808
テーマ コロナ騒動
クラフト展(イエツアオグループによる)参加作家の和子さんが最終日にやってきた。
調子悪くて来れないかと思っていたと言うが立派な差し入れ作品は元気にあふれている。
使われている果物や野菜花たちは彼女が営む果樹園のものだ。
彼女のいでたち。
最終日でなければ会場に生けられた植物達。
白いキノコには驚いた。
左端が小さな葉のかたちになっている。
キノコの上に葉がくっつき葉の形を残して育ち葉は朽ちてなくなったようだ。
そばのオレンジ色のバラの実にはミノムシが付いている。
会場に飾れば話題になったのに。
和子さんは忙しい果樹園の仕事の中でも遊び心いっぱいのようだ。
いつも刺激をいただいている。
植物たちは水が入ったナイロン袋に入っていたので今元気に私の部屋で楽しんでいる。
あわいピンク色のやさしい風情のバラはあまり香りがいいので焼酎につけた。
糸で編んだ小銭入れは自分用に作った。
買いたいと思ったが気に入ったのがなく作る気持ちになっていたが短いチャックが手に入らない。
履き古したスニーカーを処分するとき付いていたチャックが使えると思った。
リメイク大好き人間なので即創作。
気に入ったので不幸があり滅入っている友達にも元気が出そうな黄色なのでプレゼントにするつもりでもう一個創作。
友達のことを思いながらの創作は楽しかった。
会ったががプレゼントできる状態でなかったしプレゼントしたい気持ちも失せた。
自分用のも使いそびれていたのを”スニーカーのチャックで”と書き会場に飾った。
ギヤラリー作唯へは初めて遠方から来てくれた知り合いが元気が出そうな黄色が必要な時期のようなので訳を話しもらっていただいた。
喜んでいただけたと思う。
鉢植えの気に入ったのができると飾っている。
今回は食用ほうずき。
10センチほどの丈なのに実がついている。
9月ごろ蒔いたので実がなるとは思ってなかった。
貝に植えたサボテンが貝のカーブに沿って伸びている。
水も上げず手もかけてないが面白く育ってくれていた。
ギャラリー作唯で野草(イエツアオ)展を開き始めて12回目になる。
文京区時代の作品も展示した。
ケヤキの皮、貝、銅線使用の壁面飾りの花器。
以前から野の花を生ける花器は作っていた。
都会でも田舎より自然物の採集が容易なものがある。
足場の悪い山へ分け入っての採集より木の皮などは公園の方が楽に採集できる。
上野公園のケヤキの大木の皮だったと思う。
流木と鉄線、鉄板使用のマグネットベース。
渦巻き模様の石はマグネット付きで写真を止められる。
石はコーガ石で軽石だ。
石と流木は式根島か三宅島で採集した。
左は流木と鉄線、鉄板使用のマグネットベース。
トチの実の殻、貝、椿の実のマグネットで写真やメモを止められる。
右は鉄線、鉄版使用のマグネットベース。
コーガ石使用のマグネットと。
銅板、銅線使用のマグネットベース兼写真飾り。
文京区時代と金生町暮らしになっての作品たち。
懐かしい気持ちで展示したがもう12年もたっていた。
今回タダジロウの椅子では3回生け変えた。
はじめは可愛い実がついたイヌビワで2回は展覧会の一週間前に採集していたゴンズイ。
初めて生けた。
深みのある紅葉とはじけた実の赤い殻が気に入っていたがあまり持たず。
畑で茎の長いイネ科植物が目についた。
今まで展覧会で生けようと思ったことがない植物だ。
また新しい世界発見、チアと合わせて生け一件落着。
3回目。
ガラス瓶に穴をあけた花器に生けたユズは2個目。
ユズは画廊の花壇でなっている。
花壇の植物達も会場の花の補給源だ。
畑が会場に生ける花たちの補給源だが河原へも行く。
もうホトケノザが花盛り。
白いソバの花も花盛り。
手前は黄色の花が咲くセンダングサと後ろはイヌホオズキの花盛り。
畑や河原は展覧会中のいい息抜き場所で、食材の供給減でもある。
今回はニラとカラシナを採ってきた。
音で現れる座敷童をイメージして創作するワラシクンシリーズは3月に開くクラフト展(イエツアオグループによる)と野草(イエツアオ)展と年二回開く展覧会に出品し続けて今回で11回目になる。
突如創作でき始めたと思ったが違っていた。
今回文京区時代に石ころで創作した”ころろ”を飾って気が付いた。
毎年夏の帰省中泳ぎに行く余木崎海岸で石ころたちが何か言ってくるようでその石達を夢中で拾った。
文京区へ送るときこんな石を送ってどうするんだろう思ったがお地蔵さんのような”ころろ”が生まれた。
そのころ焼き物の一輪挿し”祈りちゃん”が生まれた。
顔の部分がどうしても書けないのでその部分を指でなぜているとき混じっている砂で目鼻のようなものが現れるとそれをなぞって書いた。
何かに作らせていただいたようなものだ。
ワラシクン創作は展覧会作品最後の創作になることが多いので時間的に無理だと思うときがあるがカンカンと出現し励ましてくれるようで振り返れば毎回生まれている。
少しの手がかりを手繰りながら作り上げる創作はスムーズに進まないことが多いが何かの力でさせていただいているとはっきり感じる。
野の花が好きで物心ついた時より野の花とのかかわりを深めてきた。
創作での展覧会を続けているが始めは野の花を自由に生けたくフラワーデザインなどを習ったことからだった。
日本のお花、西洋のお花と習ったが納得いく生け方は学べなかった。
でも習たことは無駄でなくお花に聞くのが一番だとわかった。
いろんな表情の花たちを生けているうちにいろんな素材を使った造形をして展覧会を開いていた。
小花をたくさん生けるときは野原に咲いているイメージを生ける。
前面左に出ている葉はサザンカの葉。
椿より繊細で風情があり今気に入って使っている。
ピンク色の小菊は毎年野草(イエツアオ)展のときには咲き終わっていたが今年は咲くのが遅く生けることができた。
シュウメイギクは水揚げが悪いが花が終わり丸い実になると長い枝を生けなければ水が上がるので使った。
白い小花のハルジオンは何時でも採れると思っていたが手に入らず一週間以上前に採っていたのを生けた。
バックに飾っている”クレヨン”に合わせ枯野の雰囲気で生けた。
10月に野外教室の作業場にした場所で採集した紅葉だがやっぱし水揚げが難しい。
アズマギクに生け変えた。
野草を自作の花器に生けるのも展覧会を開く大きな楽しみだ。
お花を楽しみに来てくれる人もいる。