一本切り倒して採ったアカメガシワの皮もタペストリーやバスケットを編んで残り少なくなり皮も薄いのしか残ってないがアオツヅラフジのツルと合わせて花器を作った。
皮の裂けている部分を使えば長い茎の花も生けられる。
ツルの部分を利用すれば壁にもかけられる。
外で撮影しているとキンモクセイの香りがただよってきた。
彼岸花も少し遅れたが咲いている。
季節は確実に進んでいる。
猛暑がうそだったように・・
(写真はクリックすると大きくなります)
一本切り倒して採ったアカメガシワの皮もタペストリーやバスケットを編んで残り少なくなり皮も薄いのしか残ってないがアオツヅラフジのツルと合わせて花器を作った。
皮の裂けている部分を使えば長い茎の花も生けられる。
ツルの部分を利用すれば壁にもかけられる。
外で撮影しているとキンモクセイの香りがただよってきた。
彼岸花も少し遅れたが咲いている。
季節は確実に進んでいる。
猛暑がうそだったように・・
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干した保存食をよく作る。
きりぼしだいこ、干し柿、海より採集してきたヒジキやアオサ、それに草茶にする植物達。。
いつも何かを干している。
塩漬けや佃煮の保存方法に比べ干す保存方法は簡単だ。
太陽はありがたい。
第27回野草(イエツァオ)展に干す道具をイメージして縦横80センチ、40センチのバスケットを編んだ。
高さは11センチ。
アカメガシワの皮も使った。
ツルの素材はアオツズラフジだが巻いて保存しているのでまっすぐでなく、縦横編80センチ40センチの平たい底の部分を編むのはとても力がいった。
それにつるの太さはまちまちだし曲がっていたり節があったり・・
3日ほどつると格闘したような作品作りだった。
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木の皮シリーズ最後は”サイボーグ”
アカメガシワの木の幹に近い部分だと思うがかなり縦に裂けている。
ワイヤーをからめる前だがなんとなくやる気充分。
出来上がり、縦65センチ。
昨日椎名誠の”チベットのラッパ犬”の小説を読み終えた。
ゆったりとしたチベットの生活なぞ読んで楽しめるのかと思っていたらビックリ・・。
戦争用に改造された人や動物が主人公の小説だった。
うそでしょう!!!と思うが私の乏しい知識の中でもブタや牛の心臓を移植して暮らしている人もいる。
そう考えれば同じ生き物同士。
心臓だけでなくいろんな箇所だって移植し合えると考えても不思議ではない。
それに化学物質でいろんな機能が作れる。
割れたりかけたりしたアカメガシワの皮をワイヤーでつくろったり補強したりしながら。最後の作品は”サイボーグ”と名づけた。
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2個作るともっと難しいのも出来そうな気がする。
野草(イエツァオ)展の制作のときは毎回経験している感覚だ。
今できることを無心にしていると振り返ったとき自分では驚くような世界が出来ている。
一人遊びの醍醐味だ。
アカメガシワの皮の芽が出ていた部分が複雑に縦に裂け何箇所かは折れている。
ワイヤーは飾りでフックになり補強の役目もする。
長さ72センチ。
このアカメガシワを切り倒した日に鎌をなくした。
確実に山小屋まで持って帰ったはずなのにない。
毎度のことだががっかりして哀しい。
今日山小屋へ行くと思わぬところからなくした鎌がでてきた。
とても嬉しかった。
なくしなかったらこの喜びはない。
ただもとの状態に帰っただけなのに。。
無駄なことばかししながら日々過ぎて行くんだと実感。
もうひとつ嬉しい事があった。
幼馴染と思わぬ場所で会いわに祭を見に行ってくれたことがわかる。
見て欲しい人の一人だった。
少しづつ私の世界をわかってくれそうな実感。。
わに祭会場の東の里は近そうで遠かった。
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アカメガシワの皮とワイヤーを組み合わせる作業はとても疲れるが一個出来上がるとちがうタイプの部分を使いたくなる。
一本の木を切り倒し輪切りにして皮を剥いだので同じものはなく皮の厚さも木肌の色もちがう。
写真は枝がでていた箇所なので急な広がりと木肌の表情が面白い。
長さは53センチ。
切り倒したときはなにを作るかも決まっていなかったので長さも適当に切っている。
木の皮は年中スムーズにはがれるわけではない。
木が芽吹く4月頃から8月頃までが良いとされている。
はがれても素材として使いずらいものもおおい。
今までの経験でアカメガシワは欲しい素材だったが大木を切り倒しての採集は我が家の山でこそ可能なことだとだった。
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大きすぎて新聞タペストリーには使えなかったアカメガシワの木の皮をながめていたら思いついた。
大きなだけに幹に近く皮も厚い。
長さは87センチで巾は13センチほど。
木肌がグレーで鉄線とあうのは新聞タペストリーで実証済みだ。
皮は長年丸い幹を覆っていたので剥いでも丸くなろうとする。
少し重石をして乾かしたので繊維にそって縦に割れた風情も面白くでこぼこ具合もいい。
大体平坦なので鉄線と合わせてベースを作ればワイヤーの隙間にフックを取り付け花器をかけて花を生けたり書も飾れる。
11月21日~12月5日まで開く第27回野草(イエツァオ)展までに木の皮ベースにあう花器や書が書けたらいいなと思っている。
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新聞紙タペストリー完成!!!
いつものことだがどうなるのかと不安イッパイで向かい合ったがどうにか落ち着いた。
俵屋宗達の槙檜図屏風をイメージして作るにつき豆がらが槙、ワイヤーが檜だが色的にも量感的にもアカメガシワの皮が入ったほうがいいと思ったので使った。
一応パーツが出来上がり並べたものの何でつなぐか悩んだがガンピの皮をよって細編みでつないだ。
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わに祭に参加したので11月21日(日)~12月5日(日)まで開く第27回野草(イエツァオ)展の準備がいつもより遅れている。
わに祭でカボチャ龍を作るにつき新聞紙とはかなりなじむことが出来たので続いて新聞紙を使うことにした。
そしたらやっぱし豆がらも使いたい。
7月頃よりみやこわすれさんが蕪村の水墨画がとても良いといった一言から歴代の水墨画の全集を見ていた。
創作に取り掛かるので俵屋宗達て打ち止めと思っていたら宗達の槙檜図屏風を見てひらめいた。
屏風の真ん中に槙と檜をスライドさせて書いてある。
ドキドキする。
絵はともかく槙を豆がら、檜を鉄線で作ることにした。
でもベースは新聞紙だ。
東京にいるときからみやこわすれさんからは良い刺激をたくさんいただいた。
友達はありがたい。
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もみじさんが護岸工事をした谷のすぐそばにはみかんを運んでいた車と駐車場がそのまんまあるが長年の風雪に耐えかね駐車場も車も傾いている。
長年誰にも見向きもされなかったもの達だ。
ガンピの皮の剥ぎ方もあるらしく手も足も使っての剥ぎ方をもみじさんから教わった。
彼女はガンピを剥いだときの香りが好きだといっていた。
皮を剥いだ後の白い木と枝先に残った葉を使って車を飾った。
かたずけなくても乾いたら五右衛門風呂のたきつけにしてくれると言うのでそのまま置いてきた。
落っこちている葉は持ち帰りあまりの暑さにひるんだががんばって草木染にした。
葉を煮るとドロットした液になり驚いたがミョウバンと鉄媒染で淡い黄色とグレーに染まった。
暑い一日谷間の涼しい場所で思いきり遊べて大量のガンピの皮と草木染の布が手元に残った。
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もみじさんの山小屋へ行ったのは進化している山小屋や野菜類もみたかったが地方言葉で”ひよ”と呼ばれるガンピ採集が目的だった。
2度採集させてもらっているので生えている場所もわかっているし彼女が畑仕事をしている間に一人で採集に行くつもりが一緒に来てくれた。
私は葉を捜して幹を手繰って探すがが彼女は幹を見て探す。
思わず一人では採集できなかった大きな枝が採集できた。
このガンピはもみじさんのみかん畑へ行く道端に生えている。
みかんの減反政策でみかん栽培をやめて14~5年前に車では通らなくなった道路に生え始めたようだが生長が遅い。
新芽は10センチほどしか伸びてない。
大きくても3メートルぐらいだそうな
それに栽培は難しいようだ。
ミツマタやコウゾに比べて貴重品扱いされるがうなずける。
第26回野草(イエツァオ)展に出品した紐の芯に使ったがコウゾでは出ないしなやかな動きが出せる。
採集した場所は暑いので杉の大木がが繁り去年もみじさんが護岸工事した谷間のとても涼しい場所で皮を剥いだ。
巷は猛暑だった。
一番暑い2時過ぎからヒグラシが鳴く5時過ぎまで。
爽やかな天然クーラーの中仕事ははかどった。
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11月に開く予定の第27回野草(イエツァオ)展に今年は木の皮を使うつもりで木が芽ぶき始める4月頃より木の皮を集め始めた。
カラスザンショウ、ヒバ、コウゾ、エノキなどは集めたがアカメガシワのかなり年数が立ち皮が白っぽくなったのが欲しくなった。
若い木の茶色い皮は数年前より素材として使ってる。
ありがたいことに山小屋へ行く入り口に数本あった。 2本は枯れていた。 ある程度大きくなると虫が入るようだ。 切り倒した木の皮を剥いでいると虫が出てきたから数年経つと枯れる運命だったようだ。 2本目の白い木を切り倒した。 黒い木は枯れたアカメガシワだ。 切り倒して皮をはぐ状態にしたところ。 皮は時間がたつと剥がれずらくなる。 小さな枝の皮もはいで大木になると葉は小さくなるが新芽の部分を草茶用に採集し小枝や草茶に出来ないは葉は集めて土をかぶせ堆肥にする準備をしたら4時間もかかっていた。 始めの写真は皮を剥いだ木と皮。 (写真はクリックすると大きくなります)