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野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

形見の布で

2012-10-02 21:59:50 | 型紙のいらない服シリーズ

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父の形見の御召の着物を解いた布で甥の結婚式に着ていく服を縫った。

父が亡くなったのは甥がまだ小学生のときだったが孫に当たる人たちの結婚式に形見の布で作った服を着ていくことで父も参加している気分になれる。

形見にもらったときから決めていた。

甥がフィアンセとともに案内状を持ってきてくれたときその話をすると興味を示してくれたのが嬉しかった。

このデザインは夏用の着物地でも作った。

今回は秋冬用なので襟ぐりをつめたり袖を長くしたりと工夫した。

前身ごろと後ろ見ごろの布2枚前後ろのマチ用布2枚袖用布2枚全部長方形を縫い合わせるだけでパターンはいらない。

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非対称の夏ブラウス

2012-07-05 22:30:26 | 型紙のいらない服シリーズ

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いつのころか左右対称でない服にあこがれていた。

首と手が出れば服、足が出ればズボンと考えるとかなり自由に洋服が作れる。

毎年3月に開くクラフト展(イエツァオグループによる)で妹のきんかんとのコラボベストもきょくりょく非対象のベストを作ることに心がけている。

今回は思い出のある余り布とセーターを解いた麻糸での夏ブラウスは10日目にやっと仕上げることができた。

思いっきり非対称だが首も手も出るので充分着られるし動きが面白くて気に入った。

もちろんパターンはなく裾は麻糸の目を増やして幅を出し襟ぐりは着て見て編んでいった。

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前後の模様は違いどちらも前にして着られる。

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首と手が出ればブラウス

2012-07-04 22:08:46 | 型紙のいらない服シリーズ

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夏用ブラウスを作り始めて今日で9日目になる。

こんなに手間取るとは思ってなかったが後には引けない気分でがんばったのでめどが付いた。

一週間買い物に行ってないので必需品が底をつき明日はどうしても買い出しに行かねば。。

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一週間前、周りをかがった状態の布と麻糸。

麻糸は細い糸を5本合わせてブラウスを編んでいたのを解いたのを使用。

今回は2本どりにして使うので5本の糸を2本にし、編む状態にするのも糸が絡んで時間のかかる作業になった。

布はかなり前神田の生地屋街で飾られていたのをとても気に入って購入。

後にも先にもきれいなピンク色を買ったのはこの布だけだ。

ワンピースに縫ったが今はない。

軽やかで着心地のいいワンピースだったけど。

夏が近づくと余り布を見て思い出していたが急にブラウスに縫おうと思い立ったがしょせん余り布。

首とと手が出ればブラウスになるとの思いでパターンもなく感覚で作り上げようととりかかった。

左右対称でないため短いほうの袖部分は麻糸で編んだ。

明日脇を綴じて襟ぐりの部分を仕上げるつもりだがどんな雰囲気になるか!!。

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短パンにリメイク

2012-06-29 22:15:15 | 型紙のいらない服シリーズ

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新品同様のパンツをもうはかないからといただいた。

ほとんど手作りパンツを愛用しているので既製品パンツをはく気にはならない。

はくことのないパンツをしまっておくほど箪笥にスペースはない。

ふと短パンを夏用にほしいと思っていたのでリメイクしようと思いついたがすそを切るだけでははく気分にならないだろう。

小布をしまっている袋を開けた。

私は植物と同じぐらいに布が好きだ。

ほんの5センチほどの布でも捨てられない。

たくさんあるがこれと思うものはなかなかないが数枚選びだし再度吟味してインド布のカディーにプリントしたのと着物を解いたとき芯布で使っていたグリーンの布をパッチワークして裾にあてた。

今梅雨真っ盛りだがもうすぐ明けるだろう。

なんとなく楽しく夏を迎えられそうだ。

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新しいデザイン

2012-01-24 22:36:26 | 型紙のいらない服シリーズ

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今までは肩側に毛糸部分を持ってきていたが今回は襟側に毛糸部分を持ってくるデザインが出来た。

ほんのちょっとしたことだが妹のきんかんとのコラボベストをクラフト展(イエツァオグループによる)に出品すること4回目にしてやっと思いついた。

とにかく続けていれば何か新しい発見がある。

創作が楽しいのは新しい発見があれば又次の発見につながっていく。

第8回クラフト展(イエツァオグループによる)でどんな世界にめぐり合えるのかトテモ楽しみだ。

去年はツルを編むシリーズで特大花器が出来ていろんな展覧会会場を飾ることが出来た。

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脇をとじる前の状態だがこの長方形がちゃんと体になじむベストになる。

布はウール地の着物のまち部分を使った。

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まずは一枚目

2012-01-19 16:24:45 | 型紙のいらない服シリーズ

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妹のきんかんと私とで作る第8回クラフト展(イエツァオグループによる)に出品するコラボベストの一枚目が仕上がった。

布はトテモ気に入った柄なのでスカートとしてはもうはかないが大事にとってあったのをコラボベストに作り変えたくて解いた。

真ん中に使っているベルト部分の布の使い方が気に入っている。

今回で4回目のクラフト展参加になるきんかんはいろんな手法を身につけたようで今回も複雑な色合いの布にあわせて3色の糸を使った。

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反対側だがデザインするにつき左右も前後も違えたかった。

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脇を閉じる前だが3色だとパッチワークの組み方が難しい。

スカートを解いた布で作ったが直線裁ちでパターンはいらない。

去年の一枚目

  第8回クラフト展(イエツァオグループによる)

日時  3月18日(日)~4月日(日) 10:00~18:00

場所  ギャラリー作唯 四国中央市金生町下分742

電話  0896-72-6808

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パッチワークも直線裁ちか

2011-07-08 21:30:38 | 型紙のいらない服シリーズ

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30年以上前に買った登山用雨具を入れるテトロンの袋が気になり始めた。

ナイロンなのですべりがよく裏地にして表は何か気に入った布でと思いながら一ヶ月ほど見えるところへ置いていた。

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底が丸型なのが少し気に入っている。

ヒモはなぜかなくなっていた。

ふと小切れでパッチワークしようと思い立った。

今のパッチワークの主流はきれいな布をカットして作るが布を捨てられない私は5センチ四方の布さへ捨てられなくて置いている。

パッチワークは細かくつなげば味わいが増す気持ちがする。

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ミシンでつなげミシンで抑えたがところどころ手縫いで抑えたらなんとなく雰囲気が優しくなった。

ヒモは赤い絹糸のマクラメ編みのものがあたが短かったので綿布のヒモを継ぎ足し太さを出す工夫をして仕上げた

14センチ丈25センチの小さな袋だけどあれこれと2日もかかってしまったが出来上がればうれしい。

使ったのはみな思い出のある布だし使うより飾っておくことのほうが多くなるかもしれない。

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ブラウスも直線断ちで

2011-06-28 10:23:43 | 型紙のいらない服シリーズ

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夏に羽織る麻布のブラウスがほしいと思って布だけはそろえ目に付くところへ置いていた。

数年前に買った麻布とクルミの実で染めた綿布だがなかなかデザインがきまらない。

訪ねてきた妹のきんかんが着ているブラウスの襟が面白いデザインだ。

よくみると長方形の両端にタックをとっただけで襟のカーブを出している。

この襟のブラウスを作ってみたくなった。

今はパターンのいらない直線裁ちの服に挑戦しているので今回も直線裁ちにこだわった

前身頃は幅28センチと前たて2センチ丈55センチ。

後ろ身頃28センチと丈55センチ。

袖は幅21センチ丈24センチ。

襟は21センチに幅12センチ

襟ぐりだけは後ろ9センチ、前12センチと前たて分2センチを布の上でカットした。

襟、片袖、片袖の見返し、ポッケットにクルミの実で染色した布を使った。

ポケット位置はほとんど出来上がって決めた。

直線裁ちなので体にそぐわない動きが出るのがおもしろい。

それにしてもきんかんは買い物好きなので色々と珍しいものを上手に手に入れている。

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トルコパンツ

2011-06-26 22:01:50 | 型紙のいらない服シリーズ

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風呂上りにはくパンツを作りたくて手持ちの布を探しているとブルーの派手な模様の化繊の布が目に留まった。

ここしばらくパターンを使わないで服を縫っているのでパンツも・・とふと考えたとき思い出した。

絵葉書でみたトルコのおばさんがはいていたトルコパンツ。

股上なんてない。

足首とウエストにゴムを入れただけなので前後もない。

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広幅の布の方一方を縫い左右20センチ残して股を適当なカーブをつけて縫って20センチの部分にゴムを入れた。

足が出ればパンツだ。

総丈84センチ。

すそにゴムが入っているのでたくし上げるとスカート風になる。

はいているとなんとなく楽しくなる。

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2枚目は直線裁ちにこだわってすそは左右20センチ残して股を縫った。

スカート風だが足首が出るだけ残して股部分は縫っているのでパンツだ。

上の部分は14センチと1メートルで下の部分は80センチと1.2メートルで総丈94センチで前後がない。

前か後ろかと考えないではけるのは楽だ。

妹のきんかんにはいてもらった。

主婦のきんかんはこれをはいてお風呂の掃除はしずらいといった。

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型紙のいらない服シリーズNO9(4枚の布で)

2010-08-07 21:17:44 | 型紙のいらない服シリーズ

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基本的には4枚の長方形の布があれば出来る。

上の部分の肩が、わになっているので2枚。

下の部分が前後で2枚。

肩下がりと衿開きをつくるため上の部分の布を脇で6センチ縫いこむ。

すそ広がりにするため下の布を上部で6センチ縫いこむ。

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一色の布で縫ったブラウスだが脇の部分の裏の写真で上下の布を縫いこんだ状態がわかる。

長方形なのでパッチワークで色あわせをするのも簡単だ。

最初の写真は手織り手紡ぎのカディーと綿布を上部の布の片方をパッチワークした長方形の布を使った。

前後がないので何も考えないで着られるし前後のボタン類をちがう種類にすれば2枚分楽しめる。

ゆったりサイズにすればベストにもなる。

少し残った布が生かされるのもとてもうれしい。

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型紙のいらない服シリーズNO8(レース地だから)

2010-08-06 21:50:50 | 型紙のいらない服シリーズ

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92センチ巾のレース地を2つに折、脇を自然なカーブに縫った。

レース地なので切りっぱなしでもほつれないが袖口とすそを同じカットしたレース地を補強の為かがりつけた。

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袖口は動きを出す為折かえした。

後は頭が入るように穴をあけるだけで仕上がる。

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全神経を使いレースにそってハサミをいれ補強にレースをかがりつけて仕上げた。

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出来上がりだが衿をたためば始めの写真の状態になる。

縫ったのは脇だけだけれど神経と感覚は精一杯使った。

買って30年はたつ布だけれどやっと服に仕上がった。

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型紙のいらない服シリーズNO7

2010-07-08 22:00:48 | 型紙のいらない服シリーズ

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この直線立ちのブラウスも8年前に作った。

洋裁学校を出て以来パターンどうりに裁った手作り服を着てきたがフト頭と両手が出ればブラウスで両足が出ればパンツだと思い始めた。

それに日本の着物をはじめ民族衣装には直線立ちで頭と両手が出ればブラウス、両足が出ればパンツの類が多くそれを上手に着こなしている。

写真のブラウスは身幅と丈をきめって前後を縫う。

襟ぐりは頭が入るだけ17~18センチぐらい開ければいいのでマチもつけなくても良い。

片一方の脇を3~4センチ入れて縫うが一方の脇はヒモで閉じるので着るとき不自由はない。

前後ろどちらでも着られるし直線裁ちの服は折り畳みが簡単でコンパクトになる

流行にも関係ないので長く着られる。

ベストにもなる。

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型紙のいらない服シリーズNO6(バスタオルから)

2010-07-07 22:24:14 | 型紙のいらない服シリーズ

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思い立って型紙のいらない直線立ちのブラウスを縫った。

思い立つまでに時間がかかるがとりかかれば仕事は早い。

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第6回クラフト展(イエツァオグループによる)で”マイグンテ”を作るのに白い軍手をハンの実で絞り染めした。

後の染め液であまり使う気持ちになれないバスタオルを染めておいた。

周囲の三つ折部分も全部ほどいてのサイズは126センチと56センチ。

18センチは袖2枚分としてカット。

袖巾は44センチにしたのであまった布は12センチと18センチの布だけ。

襟ぐりの見返しやマチは別布を使った。

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反対側のマチは糸を編んでつけた。

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この糸は糸として買ったのではない。

カーテン地として買った布を解いて糸ににして編んだ。

しっかりした平織りの布からはよりはあまいが面白い風情の糸がとれる。

バスタオルを染めるときブラウスになるとは思っていなかった。

大胆な赤い模様が裏表にまったくちがう風情に出てくれた

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型紙のいらない服シリーズNO5

2010-07-06 23:00:30 | 型紙のいらない服シリーズ

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この服も直線立ちで型紙はいらない。

前身ごろを後身頃より10センチ長くしたのが胸元のドレープになっている。

肩を縫い合わせた衿繰り側にまちを入れた。

横が開きすぎるためと動きも出来る。

袖開きの位置で切り替えて下になる長方形部分に黄色のカディー(手織り手紡ぎのインド綿)とアブラチャンの葉で染めた草木染の布を使った。

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カディーを使って縫った。

基本的には同じデザインだが上部の長方形を長くして袖とした。

このデザインは8年ほど前ピパリさんがガディーやインド服をインドで仕入れたのを花の店野草(イエツァオ)で売る催しをしていたときに出来た。

日本の着物、インドのサリー、東南アジアの民族衣装、南アメリカのポンチョと直線立ちの服は意外と多い。

このデザインはベストにもなる。

妹のきんかんとのコラボでクラフト展(イエツァオグループによる)で作っているベストもこのデザインの延長のものが多い。

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型紙のいらない服シリーズNO4

2010-07-05 22:27:07 | 型紙のいらない服シリーズ

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やっぱし夏本番前になると夏服を縫いたくなる。

それに5月の伯方島野外教室を終え金生町生活になっては10月の金生町野外教室までの間はチョット一息つく期間だ。

(東京生活では9月の清里野外教室まで)

今年は8月の下旬に”わに祭”参加が加わったが。

4年前上布で着物を解いて作ったブラウスが軽い上に張りがありとても着やすいのであまった布で袖をつけて前開きにし、ジャッケットを縫おうと思い立った。

数年前より布を無駄にしないと言おうか再利用も出来るパターンのいらない直線立ちの服を作るのが面白くなっている。

着物巾で着丈の2倍の布を2枚作り、着丈の一方を縫い一方に前たてをつけてボタンをつけた。

(あきすぎた襟ぐりの部分にまちは入れた)

一応ボタンが付いている側が前になる。

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後ろになる部分も前にして着られる。

前後同サイズなのでボタンが付いた部分が後ろになるだけだ。

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