北の国はユー地区、この頃になるとあちこちに黄色い絨毯が
現れる。
セイヨウタンポポの開花だ。
牧草地などが一面黄色くなると見事だが、タンポポに覆われた
草地など、褒められたものではない。
酪農家にとっては、怠慢のそしりは免れない。
タンポポを大量に牛が食べると、牛乳に苦味がつくと言われる。
試していないので、真偽はわからないが。
北の国を代表する、ヂモティーベリーのハスカップ。
クリームイエローの案外繊細な花を付ける。
ブルーベリーも、よく見るとピンク系のスジが入っている。
花数も多く豊作の予感。
と、皮算用しているとロクな事はない?
5月の青空に案外似合うのは、ジューンベリー。
もっとも、6月に収穫は間に合わないが。
気を付けていないと、勢力範囲を広げるツルニチニチソウ。
他の草花に入り込むと厄介なので、離れ小島のように管理
するのがお勧め。
勿忘草(ワスレナグサ)も、この時期の開花。
タンポポの黄色い絨毯を見かけたら、季節の開花仲間を
探してみるのもいいかもね。
黄色い絨毯の次は…、綿毛の季節だ。
(特派員撮影)