例年なら、気の早いフキノトウも顔を出そうという時期だが、まだ、積雪が
140センチ余りもあって、野草の芽出しにはほど遠い。
昨年は、春到来が早かったので、なおさらそんな気がする。
カラマツ林の中は、下枝を整えて歩きやすくしているが、雪が厚いので、
腰を屈めなければ顔に当たってしまう。
ブルーベリーの囲いも、やっと雪の上に顔を出したところ。
家周りに、黒い土は、まだ一片も見えない。
ご近所さんへと続く小径も、もちろん雪の下。
デッキ下は、いつも雪かきをしている場所なので、一段高くした敷石が
漸くステップに使えるようになった。
白く、たおやかに雪をたたえる、ポロヌプリの山。
風が強いのか、頂上付近で雪煙が上がっている。
といっても、川はとうに開いている。
黒々とした流れが、雪原と対照的なコントラストを作る。
流れに、カワアイサが泳いでいた。
雪はまだ厚いが、カワアイサは春の使者だから、春の到来も
そんなには遠くないだろう。