セゾン・ド・ユー

時々更新フォトダイアリー、北の四季とエトセトラ

夏至の後の花々

2011-06-27 21:28:14 | 庭・ガーデン

夏至が過ぎ、文月を迎える前の花々を巡ってみた。

タイトルは、オオハナウドのレースのような花を裏側から。
カラマツ林に陽がこぼれて花にあたった。

 

 

 

林床では、サイハイランの満開。
今年は、花柄もたくさん伸びて、豪華な一画になった。

 

 

 

 

カラマツ林の縁に咲く、スパニッシュ・ブルーベル系。
ブルーベルと名が付くが、ここの多くはピンク花。
白花も数は少ないが咲く。

 

 

 

ルピナスは、咲き始めたばかりで、盛りは、まだこれから。
この花が咲き始めるのが初夏の始まり。

 

 

ヤマブキショウマの繊細な莟が開き始めた。
その繊細さに似合わず、長い間咲いてくれる貴重な花だ。

 

 

ゲラニウムだが、品種名は不明。
原種に近い花姿だ。

 

こちらは、ゲラニウム・ブルーという札が付いていた。
その名に違わず、ゲラニウムの中では濃い青が特徴的だ。

 

一転して、花イチゴのピンク・パンダ。
実は付けないが、青系の花の中でよく映える。

 

 

 

ヒューケラ類。
左がストップライト、右がストロベリースワール…、多分。

 

 

同じヒューケラ類でも、お馴染みツボサンゴ(左)。
花の名前は、こうでなくちゃあ。

右はフェスツカ。
ウシノケグサとか、銀針草という和名が付いている。
植え付けて数年、今年初めて種を付けた。
花壇で管理されている内はいいが、イネ科だから、種を飛ばすと
やっかいかも知れない。

 

 

 

ディセントラ・スペクタビルス・アルパ。
呪文ではない。
この花についていた札の名前だ。

白鯛釣草(しろたいつりそう)、又は白花ケマンソウでいいと思うのだが…。

 

 

 

種を飛ばすといえば、このチャイブス。
小さな葱坊主と侮っていたら、あちこちから芽出しを始めて増殖中。

葱坊主の内に摘もうと思うが、つい花を咲かせるのを見ている間に、
種をばらまいている。

 

初夏のひとときの花々。
野の花と、花壇の花取り混ぜて一巡りしてみた。

 

 

 

花巡りの途中で見上げると、サイロの上の方で何やら動きが…。

ブロックにできた穴を巣にしていたコムクドリが顔を出している。
親鳥かと思ったが、顔立ちがまだ幼い。

どうやら、巣立ちの時に立ち会えたようだ。
遠くから数枚シャッターを切って近づこうとすると、思いの外しっかりとした
羽ばたきで飛び立っていった。