こんな小さな虫に驚く人とは思えない。見かけでは人はわからないものだと、
虫なんて指でひねりつぶしそうな程の女性なのに・・・。(ゴメン)
虫の写真を手にしている仲間に、反応して部屋の隅っこで「たたかれるよーすぐに引っ込めないトー」と騒いでいる。
周りはみんな大笑いである。
本人は大まじめに怖そうなのだ。
だって頑丈な女性だから・・・その落差にみんなが可笑しがるのだ。
虫の写真をアップで撮っている息子。そのあどけない顔(虫)があまりにも
チャーミングなものだからプリントアップしてもらった。
青虫くん。やどかりくん。てんとう虫くん。
それぞれに表情がありチャーミングだ。
虫きらいな彼女を少しいじめてみることにした。
時々いじめられているので・・・し返し、、いえいえ決してそんなことはない。
「あのーこれさーあんたにあげようと・・」
「えっなんですか?まさか虫では?」感が鋭い彼女。
もうわたしから一メートルも飛び離れていた。
「そんなことはないよー」と追いかけるわたし。
「またもうたすけてー」ととうとう廊下にまで逃げてしまった。
本当に嫌いなんですねー。ごめんごめん。
こんなに愛らしいのに・・・。
子どもたちには大人気だった。