なんくるのひとりごと

日々の想いを言葉にしてみたい

雨に濡れる

2006-08-04 11:40:00 | 日記
久ふぶりに大雨だった。
昨夜というか未明にはカミナリが鳴り響いたとか。
わたしはまったくカミナリのことは知らない。

通り雨なのだ。

朝8時すぎ、ザッザッザッザーと大粒の雨が落ちてきた。
風呂場にいたわたし、勝手口から思わず飛び出してしまった。

大粒の雨が頭をたたく。
肩から背中、その雨粒を感じる。
顔を空に向けた。目は開けていられない。顔に雨粒があたる。

大人が..と思いながらもこの暑さ、天からの恵みをいただかない手はない。
どうせ後はシャワーの予定だし。
ずぶ濡れになろうが一向にかまわない。

それにしても大人になっても、雨にぬれることをやってみたい、衝動があったことに我ながら驚きもあった。
夜なら:もう少し長く雨と戯れていたかった。

隣から見ていないか。
アホな人と思われてもチョット困る。のでほんの1~2分で
雨との戯れは終了せざるを得なかった。

肩や背中に、雨と同時に天から落ちてきたすすのようなものが、付着していた。
驚いた。

おやおやまた空が曇ってきたぞー。
もし雨が降り出したら、庭にいる親子はどうするのだろうか・・・。
興味津々で外に意識を集中。でも泣きだしそうで、なかなか降り出さない。

夏休み中ということもあり、小学生から零歳までの親子が数組、園庭で遊んでいるのだから。
雨のときの、そのときの動き表情を、見てみたいのだ。

しかし、降る前に全員、食事をとりになんくる家に戻ってしまった。

ガジマルの葉がざわついて、雨が降り出した。
もうだれもいなくなった庭。
雨に濡れたい衝動をわたしは押さえて、何食わぬ顔で外を見ていた。

だれか、飛び出してこないかなー。雨だ雨だと子どもが飛び出してこないかなー。
そしたら、「これこれ」といいつつ、一緒に濡れるのにー。