七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

大晦日

2009年12月31日 | 大三島での生活
[みかん農家] ブログ村キーワード


昔から、一夜漬けが得意です。

大晦日です。お正月準備にむけて、フル回転です。

お昼は、陳皮餅の焼き餅です。
みかんの香りは、しょう油との相性もバッチリ!





大三島産手作り竹はし 

みかんの小枝リング みかんの木クラフトシリーズ  七曜工房作


掃除に、〆飾りに、鏡餅飾りに、お節も少し。。。。

これから、
ツルに、シダに、葉付みかん、紅い実も取りに行きます。
農協スーパーに行くよりは、近い畑や山ですから。。


昨夜丸めた小餅にあう小さいみかんは、探せませんでした。
板絵は、夫が職場で一緒だった、Mさんからいただいたもの。
タイトルは、自給自足で、海原を走り、持っているのはみかんらしい。


玄関の〆飾りができた時には、真っ暗
明日、ゆっくり見ます。

〆飾りは、藤のツルに、ローズマリーと月桂樹とトンガラシ
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陳皮餅

2009年12月30日 | 無農薬柑橘の加工品

[みかん] ブログ村キーワード

愛媛県の郷土料理に、みかん餅があります。

みかんを丸ごともち米にほうりこんで搗くのです。
お餅とみかん 酸っぱくて、甘い、フルーツ餅 

大三島に住み始めてすぐの頃に、食べたくて、
「お餅に生のみかんをほうりこんで搗きゃ~いい」
と聞き、作ったのですが

お餅が柔らかくべとべとになり、のびてしまって、
丸められずに、形にならない、みかん餅になりました。


 それ以来、我が家の オリジナルみかん餅は 
      
    無農薬みかんの皮で作った
    手作り”陳皮餅”になりました。


蒸し上がったもち米に、陳皮を好みの量入れて搗くだけです。



ちょっと勇気がいりますが、



少しずつ、適当に、好みで入れながら、搗けばいいのです。



手軽にできて、冷凍もできて、日持ちもして 
みかんの香りのする、きれいなみかん色のお餅 

上が、白餅 下が 陳皮餅です。


焼いて砂糖しょう油で食べたり、
あべかわ餅のように、砂糖きな粉で食べたり、
水炊きに入れても、美味しいです。



山形から、陳皮餅を搗きましたとのお便りをいただきました。
米どころにお住まいの風の雑記帳さんの作られるお餅は、
まん丸で綺麗 さすがです。
我が家の、いびつなお餅とは大違い




只今ストーブで、黒豆を煮ています。
  千切り陳皮を入れてみました。



愛媛の郷土料理では、
 大豆の五目煮に、みかんの皮の千切りを入れるそうです。

 今年は、みかんの香りのする黒豆です。




みかん餅のレシビ 見つけました。
・みかんは丸々皮ごとともち米と一緒に蒸す。
・蒸し上がったら、皮ごと、一緒に搗く。
・砂糖を入れると、餅が軟らかくなる。

再挑戦したくなってきました。


 

手作り陳皮は、こちら
  「ハーブ&クラフト・七曜工房」をご覧ください。

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燻製作り

2009年12月29日 | 加工品
[燻製] ブログ村キーワード



押し迫ってきました。

みかんだけは一杯あるのですが、お正月用の食材がなにもありません。

冷凍庫を見ると、夫が捕ったタコがゴロゴロしています。
息子たちが大三島に来たら、
天ぷら、蛸飯、刺身のタコ尽くしにでもと、残していたものです。

 「お正月用に、タコの燻製でも作ったら
   「そしたら、子供たちにも送ってやれるし。」

  タコの燻製は、息子たちも好評で、
    妻も喜ぶ 夫の、“男の料理”です。



解凍してヌメリを取ったタコをゆでて




鶏モモと荒巻鮭の下ごしらえは、
塩胡椒をすりこんでフレッシュハーブと陳皮に一晩漬け込みます。
ローズマリー、フェンネル、セージ、月桂樹は、冬でも元気です




家中、ハーブの香りでムンムンしています。



茹蛸と漬け込んだ鮭鶏を風乾中




夫がオイル缶で作ったスモカーで
燻製用チップのサクラやナラの木片はふんだんにあります。



鮭の半身と鶏を入れるところです。


火の番、チップ取り替え、燻製の位置変えなど、
夫がつききりで、お世話すること、トータルで7時間



タコが程よく、燻製されたようです。




大成功   燻製出来上がり  
冷ましています。 
ちょっと、いぶしし過ぎですが。

左から、鮭、タコ、鶏が、並んでいます。



奥深い、絶品のお味です。

2日かがりでした。

総て、 夫  がです。



おせちは、燻製のスライスにレモンを絞って、みかんワインです。
     
   
  新鮮ちぎりたて無農薬レモン、フレッシュハーブの宅配も承ります。
  こちらへ「ハーブ&クラフト・七曜工房」 どうぞ
      
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大三島に暮らして  愛媛新聞 コラム 伊予弁

2009年12月25日 | 大三島での生活
[大三島] ブログ村キーワード


大三島に暮らし始めた頃
「職業は?」と問われて、迷った。

農業 みかん農家 みかん宅配屋 木工職人 自営業 

どれも、職業と言えるほどの定収入を得ることもなく、
季節により、農夫、大工 木工職人と変化する。

大三島で、どんな生活を目指しているのか。

玉村豊男って、格好いいね。ワイナリーもお洒落~。
アリスファームの 藤門弘や宇土巻子、凄いね!
オークヴィレッジの 稲本正のように、なりたかった?

妻の憧れの生活をしている人達である。
夫の目指したい事を実践している人達とも言える。

自然の中で、モノ作りをし、絵を描き、本を書き、、、

実は、夫も密かに、本を出したいらしい。

そう言えば、
息子達が幼い頃、毎晩童話の読み聞かせをしていて、
「これぐらいなら、自分にも書ける」と
突然童話作家を目指し、色々なコンクールに投稿して、
ことごとく落選通知とテレホンカードが届いていた時期があった。

夫作の童話は、
息子とその友達のホンの2,3人だけが読者であった。

1年程前、愛媛新聞社さんの数時間の取材の折り、
夫の密かな夢を嗅ぎ取った、有能なY記者さんが、
コラム「伊予弁」への、執筆を依頼してくださいました。

その時の職業?肩書きも迷いました。
農業?木工職人?
兼業農家があるから、木工農家はどう?

そして相談の結果、肩書きということで、
格好良く 「七曜工房代表」 となりました。
二人しかいない、二人だけの代表です。



2009年12月22日 愛媛新聞 コラム「伊予弁」



  愛媛新聞 コラム「伊予弁」への執筆は、
    2010年5月まで、月1回第4火曜日のみの
    6回だけです。
    読者が、2,3人以上なら、上出来です。





七曜工房の木工品 柑橘加工品は、こちらをご覧ください。
ブログ「ハーブ&クラフト・七曜工房です。   
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温州みかんの皮の砂糖煮

2009年12月17日 | 無農薬柑橘の加工品


 無農薬でも、皮のきれいなみかん
  無農薬だからこそ、皮もきれいなみかん
  夫の無農薬みかん作りの心意気を感じてか。

 宅配のお客様から
  「温州みかんの皮までも、大切につかっているよ」と、
  お便りをいただきます。

 1歳の息子が、温州みかんを丸ごと、皮ごとかじっています。
  試しにかじってみたら、甘かった。温州みかんの皮って、甘いんですねぇ~

 堀内さんのおみかんに触れた時、これぞ果物!という感触が好きです。

 温州みかんの皮にツメをたてると、新鮮な果汁がピュッと飛び、爽やかな香りが一杯です。
  摘みたての温州みかんの皮は元気ですね。

 温州みかんの皮をハリハリ漬けにしたら、凄くおいしかった。

 温州みかんの皮を砂糖煮にして、ポイポイ口にほりこんで食べてます。

陳皮にした大きな瓶詰めを、冷蔵庫から出してきて、見せてくれた方もいらっしゃいました。

 ヨンチャンは、
  我が家の温州みかんレシビを
  あんなふうに
  こんなふうにもご紹介してくださいました。

 雪景色の中で、風の雑記帳さんは、
  我が家の温州みかんで、焼きみかんを楽しんでくださってます。

 ふ~~~ん
  温州みかんの皮って、野菜?果物?として、そのまま食べてもいいや。
  それが一番ええわぁ~

 温州みかんの皮は、それだけでも、立派な食材 かもしれません。


温州みかんの皮の砂糖煮か。
薄くて、ボロボロで、崩れそうな気がして試さなかったけれど。。。。
乾かして、温州みかんピール って、できるのかな???

夫が、味薄で不味いとハネた、皮のとてもきれいな巨大みかんがあります。
これなら、皮が分厚そうで、煮崩れそうにありません。


みかんワイン作りのために残してあります。
温州みかんの皮の砂糖煮も、温州みかんワインも、一度に作れます。


 イヨカン・八朔・レモンピールと同じレシビで試してみることに。

下茹でした温州みかんの皮を砂糖シロップで煮詰めて



温州みかんの砂糖煮をグラニュー糖でまぶして
温州みかんの皮1キロむいたら、温州みかんワイン用のみかんジュースは3瓶



温州みかんの砂糖煮を乾燥中



温州みかんの砂糖煮の出来上がりはこちら 

イヨカンや八朔ピールより、ホンワカ♪まろやかな苦み。
夫曰く、「僕はこの方が好き。」

温州みかんの砂糖煮は、
ボロボロのむいたままの温州みかんの皮を、サッと下茹でして、
生っぽさを残した砂糖煮にして、
グラニュー糖をまぶさずに、そのまま乾かせば、
素朴なお菓子になりそうです。

小さな温州みかんの薄い皮のさっと砂糖煮が、
ボロボロでも、意外とイケるかも。

温州みかんは、皮の苦みもまろやか、むしろほんのりと甘い.
 摘みたて温州みかんの皮は、シャキとして、香りも抜群♪
 島では、温州みかんの皮と果汁を使った、
 温州みかん寿司 温州みかんピラフがあるそうです。
 試してみる価値ありそうです

    
みかん農家の強み 
  みかんはなんぼでもありまっせぇ~

 無農薬栽培みかん宅配お申し込み受付中です。

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みかんマーマレード カリンエキス

2009年12月16日 | 無農薬柑橘の加工品

[マーマレード] ブログ村キーワード

今冬12月の大三島
曇り空が続き、たまに時雨れたり、雨の日があったりです。、

そんな日は、
みかんを摘んでは、翌日収穫するみかん宅配屋は、
みかんが濡れてしまって、収穫そして発送ができなくなってしまいます。

夫が、選別してみかんマーマレード用や、みかんワイン用に残しておいた
みかんがたまってきました。


みかんマーマレード作り始めました。
   作り方はこちらをどうぞ

カリンも、落果して、充分完熟したのがあります。
夕焼け色のカリンエキスも、ようやく作りました。
   作り方はこちらをどうぞ

農薬も防腐剤もかかっていないみかんでつくった
   七曜工房の みかんマーマレード
    
 
 農薬も化学肥料も使わずに育てたカリンで作った
   夕焼け色のカリンエキス



みかん箱に同梱包も受け賜ります。
みかん宅配お申し込み受付中です。



 
「ハーブ&クラフト・七曜工房」でご紹介しています。
こちらをご覧ください。

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おいしいみかんを作る

2009年12月12日 | みかん園主からの一言ニ言三言

無農薬みかんの宅配を始めた7年前頃と比べると、
果皮のきれいなみかんを、お届けできるようになったのではないでしょうか。
毎冬、七曜工房のみかんをご注文し続けてくださったお客様がご存知では。

みかん宅配の季節、我々はよく喧嘩をします。
夫の、みかん選別のこだわりが、原因のひとつになります。

「キレイヤン。そのみかん。なんで、ハネるの?商品のみかんがなくなるよ」
「きれいでも、未熟やからまずい。おいしくなかったらアカン」

「小さいみかんって、美味しいで。入れたら喜ばはるよ」
「小さすぎるやろ。基準は、5,5以上や」

「商品にならないみかんをちぎるな。又捨てに行くのが手間なんやから」
「みかんワインにするから、残しておいて」

外観よりも、味重視の選別、なおかつ、やっぱりきれいなみかん
そうすると、昔は、ハネみかんが3~4割 と言う時もありました。
しかし、今は、だんだん減ってきています。

無農薬でも、きれいな、そしてなによりも美味しいみかんをお届けしたい

という、夫の自負&こだわりです。

今年は、みかんは表年の豊作です。
ちぎっては発送して、とみかん農家の稼ぎ年!
販売促進のブログを書くようにと、夫に依頼したら。。。。

「読んでいただけそうもない」、こんな論文になりました。

みかん園主からの一言二言三言

「美味しいみかんを作る」 

島ではほぼ毎日のように、乾燥注意報が有線放送されている。
真夏では1か月以上も雨が降らないことがよくある。
この瀬戸内の少雨がみかんの味をよくするようだ。
愛媛県でも特に瀬戸内のみかんはおいしいとされている。

またどの果物でもそうだが、樹上で完熟させたものが最高においしい。
流通の関係や外観が損なわれることから、一般的には完熟前に収穫されて販売される。
そのため、完熟物が食べられるのは、生産者の特権であるとはよく言われる。

みかん生産の最適地である愛媛県産であることを最大の強みとして、
樹上完熟と農薬・化学肥料を使わない安全なみかんであること

を売り文句にしてみかん宅配を続けている
 
巷では、販売戦略上、有機栽培やエコ栽培と言った農薬からの安全性を重視した
農産物が差別化して並べられている。

しかし、残念ながら安全性志向だけでは、消費者は手を伸ばしてはくれない。
何よりも先ず おいしいことが一番でなければならない。
 
今のところ農薬・化学肥料を使わない栽培方法が、自然条件に適っているのか、
結果的に味の濃いみかんを生み出してくれるようで、お客様には満足をいただいている。




除草剤を使わず、山林鎌で、月1回草を刈る。




化学肥料は使わず、有機質肥料を使う。
 
しかし、おいしいみかんを作り続けて、毎年お客様から注文をいただくというのは、
なかなかしんどいことだ。

特に宅配では、お客様の声が直接はね返ってくるから、
気が許せない。

いくらみかん栽培の適地であるからと言っても、
やはりみかんの味がその年の天候に左右されるのは否めないし、
樹ごと実ごとに味のバラつきもある。

なんとかおいしいみかんを送り出したくて


糖度計で測りながら、味が判らなくなるほど、自分の舌で確かめながら、
おいしくなったものから、順番に収穫していく。




木に登って、完熟したみかんだけを選びながらの収穫

みかんは、厚い皮のお陰で、農薬を使っても使わなくても、中の実の味に変わりはない。
農薬を使えば、皮が美しくなる。見た目が美しいほど、おいしそうに見える。

品質に等級がつけられるが、それは外観の美しさや大きさからだ。
今は、センサーで糖度を測定するものもあるが、昔は外観だけで品質を判断していたようだ。
そのためか、みかんの外観は、キレイで大きくなったが、それに反して味はおちてしまって、
消費者のみかん離れがはじまったらしい。
 
本当においしいみかんを求める人は、外観は全く気にならない とは言ってくれるが、
作り手としては、どうしても気になる。

というのも、

適地のみかんは、農薬を使わなくても、剪定や草刈りなどの管理の仕方で、
果皮の美しさは充分に守れるからだ

陽当りや特に風通しを良くすることで、たいていの病虫害は極力防ぐことができる。


陽当たりと風通しをよくする為、防風垣のスギを伐採する。

農薬を使わないからと言って、果皮が汚れたみかんで良いとは思わない。
放棄園地のみかんとは違い、よく手入れされた園地のみかんは、果皮も美しい。


8月春見の摘果作業 実の成らし過ぎを防ぐと同時に傷のある実もちぎる。


そのため、摘みとってきたみかんは、選別して、
未熟なものや鳥につつかれたものは当然ハネるとしても、
果皮の汚れたものもハネる。

手にかけて育てきた証拠を見せたいし
なによりも、皮も食べて欲しいから

もぎたてみかんの張りのある皮は、食材として使いたくなるほど、美味しそう
香りがあって、色もきれいで、栄養もあって、ほんのりと甘い
 

そうして、おいしくて、美しいと自分が信じたみかんを箱に詰めて、
お客様に送る。

「今年も甘くておいしかったよ」という言葉を期待して。




みかんの摘果作業の様子はこちらをどうぞ。

草刈りの様子はこちらをどうぞ



無農薬みかん宅配お申し込み、受付中です。


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唯一の 持ちみかん山

2009年12月10日 | 無農薬みかん栽培
我が家には、古家と一緒に購入した
唯一の持ちみかん山があります。

もちろん、急傾斜、急勾配です。
山に囲まれています。
イノシシが遊びに来ています。

しかし、夫は、かなり、入れ込んでいます。


持ちみかん山からみかんキャリーを下ろして運ぶ夫
下段のみかん畑は、放棄されてしまった。
白い点々は、イノシシ対策 の 空き缶大作戦です。


無農薬栽培 の 完熟みかんをちぎっては、宅配中です。


夫は、妻が間違って、まだ美味しくなっていないみかんをちぎらないように、
完熟したみかんの木には、ヒモに印を付ける。
まったく、妻を信用していません。





みかん畑に、縦横無尽に、空き缶をぶら下げる。
イノシシが、空き缶にひっかかって、びっくりするように。
我々も、しょっちゅう、ひっかかって、ひっくりかえっています。

イノシシが食べないように、イノシシの届くところに実をならさない。
だから、我々も、木に登って収穫しなければなりません。

木の上になっているみかんは、無農薬でも、とてもきれいです。
風通し良く、太陽の光を浴びさせて、雨の泥はねをなくし、
病害虫発生の原因をなくすというのが、
夫の 無農薬栽培 の考えです。


左側の黄色い実は、、みかんに接木したレモンの木


夫が、苗木を植えたり、接木をしたりして、
かなり入れ込んでいる、みかん山


が、
妻は、このみかん山での作業を、ちょっと避け、嫌がっています。
みかん摘みをしていて、夫婦喧嘩の発生率の高いみかん畑でもあります。

「商品にならないみかんをちぎるな。運ぶのが、大変なんやから」
と夫は、厳しくチェックして、怒るのです。

木に成っている時は、綺麗に美味しそうに見えて、ついちぎってしまう妻です。



無農薬みかん栽培の様子は、こちらをご覧ください。



 今年は、温州みかんの表年 
 収穫は、まだまだ続きます。
 
 みかん宅配、お申し込み受付中です。 
 
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糖度計のせいで、一喜一憂の夫です。

2009年12月04日 | 無農薬みかん栽培
無農薬だから、いくら汚くても許されるというものでもありません。
あまりに皮の汚いものは捨てます。
木により、熟し方に差があるので、何回も口に入れて味見をします。
そのうちに味がわからなくなり、みかんの味に自信がなくなります。
来年も買ってもらえるか不安になります。
今日も県の若い農業技術指導員が様子を見に来てくれたので、
「毎年、おいしいみかんを作るのは難しいだろうね」と話すと、
みかんの味は、その年その年の天候に大きく左右されるので、
そのことを消費者にも充分知ってもらうことが大事だと慰めてくれました 

 6年前 みかん宅配屋になりたての頃の、夫の日記です。


 そして、今、何年経っても、やっぱり、
  「今年の我が家のミカンの味は、どうだろう」
  と不安になり、お客様の反応が心配になります。


「畑で農作業の時に食べる味と、家の炬燵で食べる味とは、違うからな」
「みかんは、しばらく予措(よそ・保存)して、酸味を抜かないと、酸っぱいで」
 という、大半の意見に迷いながらも

 畑でちぎり立ての新鮮なみかんの味を、そのままお届けしたくて、
    収穫しては、すぐに発送しています。


不安を解消する為に
一昨年 やっと奮発して糖度計を買いました。

 ミカンの美味しさは、糖と酸のバランスによって決まります。

糖度を測ると同時に、食べて酸抜けの状態を確かめては、
明日、発送する、みかんの実をちぎっています。



糖度計に、みかんの果汁を垂らして、

糖度計で測って、

「この木の実はちぎってよし!」と 夫のGOサインがでる。
   

 今年は、皮の汚いみかんが、ぐっと少なくなりました。

 そのうえ、温州みかんの表年・豊作です。

ミカンの無農薬栽培に、試行錯誤の夫も、ようやく何かつかめたかも。

でもやっぱり、みかんを食べるたびに、
喜んだり  、 落胆したり  

夫の試行錯誤は、どこまでも続きます。



毎晩、どの畑のどの木の実が美味しいか、食べてみたり、
糖度計で測ってみたりして、明日、ちぎる畑や木を選びます。


 みかんの味比べをしては、糖度計で測っては、
  
 「ちょっと、このみかん、食べてみて」と、同意を求めては

  一喜一憂の夫を尻目に

  
 妻は、その皮を集め、陳皮作りに余念がありません。




食べてすぐの皮を千切りして乾かすと、すぐ乾く事を、最近、発見しました。

島では、みかんの皮の千切り乾かしてを保存し、煮豆に入れるとか。

肉を炒めたり、魚を煮たりする時に少し入れると、
臭みが抜けて、ミカンの香りがプ~ンとして、
ワンランク上のお料理になりますよ。



糖度計で良い結果が出た時より、もっともっと嬉しいのは、
なんと言っても、お客様からの声です。

 ヨンチャンは。。。。「今日は、良いお日和で」で

 山形の風の雑記帳さんは。。。


     昨年は温州みかんは裏年の不作でした。
       ご注文をいただきながら、お断りせざるを得ないふがいなさ。
       よんちゃん。風の雑記帳様♪
       今年は、いの一番にご注文をいただき、ありがとうございました。
    



 陳皮のレシピは、こちらをごらんください。

 ミカンの皮の利用法は、こちらをごらんください。

  みかんの無農薬栽培の様子は こちらをごらんください。
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