七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

階段を上ると貫だった! その後

2008年08月30日 | 一人で建てる木組みの家のインテリア家具編
 「階段を上ると貫だった

まったく、もう~ 
ロフトの貫は、相変わらずやっかい物である。 

まん中に2本 
ズトーンと通った太い貫が、
狭いロフトを、3分割し、使いづらいことこのうえない。 


夫は、ロフトを書庫にするつもりらしいが、
あの膨大な本を、どんな風に片付けるのか 

ロフトは、天井が低いし、貫が邪魔するし、
現在使用中の本箱を置くことができない。

おまけに、転居以来5年間ずっーと、
ダンボールに入ったまま、
古家の押入れ1間分全部を占領している本もある。


「どうせ、夜は疲れ果てて、本なんか読まへんから、
 この際、思いきって捨てたら、すっきりするで。」

と勧めるのであるが。


本を捨てることを拒否し、本に固執する夫である。


妻より、本を捨てるように強要された夫は、
窮地から逃れるべく、
なんとしてでも、沢山の本を収納する棚を考えました。

やっかいモノの貫、
どうせ邪魔しているのなら、そのまま本棚に利用してしまえ
という、
”ヤケクソ案” とでもいいましょうか。



貫を利用して、背中合わせに本を収納できる本棚を作り始めました。




こうすれば、家の構造がもっと強固になると、
「馬鹿とハサミは使いよう」とでも言いましょうか。




さらに、西妻側の3つの窓の、上にも下にも、本棚を作るつもりです。




窓下の本棚完成です。




かなりの量の本が収納できる本棚が出来上がり。








「私の小説は捨ててもいいし」と、

本廃棄論者の妻には、
本棚を使う権利がないので、


アルバムを運んでいたら、

懐かしい  ものを、見つけました。 


夫が描いた 赤ちゃんだった頃の息子の寝顔のスケッチやら 




8歳の時息子の描いた お母さんの顔やら 




子育て真っ最中の頃の様子を、夫が彫った版画やら 


額は、七曜工房作 ケヤキ材 漆塗り 



額に入れて、飾ったら、
階段ギャラリー風に。 






何でも大切に残す夫案も
まんざら 捨てたものではありません。







「なぜ、ロフトに、貫があるのか?」

その理由は、

2008年6月6日 「一人で建てる木組みの家」

2007年9月27日の「一人で建てる木組みの家をごらんください。





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大三島は、水道料金が高いんです。

2008年08月27日 | 大三島での生活
7月初旬梅雨明け以来、
大三島で、雨が降ったのは、
ホンの2,3日、それもホンの数時間だけでした。


 アメダスによると、大三島の降水量は
     なんと 
     7月と8月あわせても、たったの 30ミリ でした。
    (アメダス帳票 大三島4要素観測 降水量 時別月表より 


我家の野菜畑は、カラカラで、
干害に強いサツマイモまでも、息も絶え絶えです。


水不足で、葉も茶色くなり、大きく茂ってくれない、サツマイモ


野菜苗やハーブ苗そして果樹苗、

ハーブ園のスモモも、葉をふるって、枯れそうです。


枯れそうなスモモの木2本を囲むのは、元気の良いレモングラス


スモモの幹全面に、びっしりと出た ヤニ 

夫の講釈によると、スモモの樹からのなにかのメッセージとか 
カミキリ被害か? 水枯れか?






みんな、自力で、干害にも耐えてくれ
と願うのですが、


もう、畑には、吸い上げる水もないらしく、
ドンドン、弱って、枯れそうです。


どの苗も、「水をくれぇ~」と叫んでいるのですが、

水をタップリあげるわけにはいかないのです。


というのは、
大三島は、水道料金が、すごく高いのです。


 「島嶼部と陸地部水道料金の格差が大きく、
     市町村合併後は、料金統一が課題である
     という論議がされているそうです。


そのうえ、我家は、6月に下水工事を完了したので、
使用水道料金と同額位の下水使用料金が、上乗せされます。



 畑への散水を、どうするか。

真剣に考えなければならない、
今夏の日照り続きでした。



ところで、
我家には、井戸があります。


 5年前 大三島に転居当時、
  築100年の廃屋を解体し、草を刈っていたら、

井戸やオクドさんや、五右衛門風呂が、
現れてきました。


2003年8月 廃屋を解体中に、草刈りをしたら、現れたオクドさんや井戸


2003年7月 築100年の廃屋 
この廃屋を解体後、跡地に「一人で建てる木組みの家」を建てた。


 前住人によると、
  昔は、生活用水として使えるぐらい、
  コンコンと、水が湧き出ていたそうです。

   大潮の満潮時には、海水が入ることもあったが、
    海水は重いので、真水の下になるそうです。



 転居直後は、大いに期待して、
  早速、井戸さらえをして、水が出るか試してみたのですが、
  残念ながら、ほとんど水は汲みあげられませんでした。


2003年8月 井戸さらえの為、井戸にはしごで下りる夫
「オトーさん。早く上っておいで~ 死体とかな~い?」


とりあえず、危険防止のため、コンクリート蓋だけを作り、


井戸蓋作り コンパネで型枠を作り、コンクリートを流し込む。



「いずれ、ゆっくり、じっくり試してみよう。」

と、思っていたら、

2004年の夏に、台風の高潮被害で床下浸水 

エンジンポンプや農機具など、機械類が、
塩害で、使い物にならなくなってしまいました。



床下浸水の塩害で錆びついたエンジンポンプ



その後、夏に日照りが続くたび、

「高価なエンジンポンプを、再度投資する程、
 井戸から、水が沸くか」

と、迷ってはいたのです。


しかし、今夏の日照りで、
エンジンポンプへの、投資を決心しました。

安価な物を、見つけました。


ネットで見つけた、お買い得、お手軽エンジンポンプ

 近所の人も、
  少しずつ、水を汲みあげていれば
  みず道がついて、ドンドン水が沸くようになると
  アドバイスをしてくれました。


水は80センチ溜まっています。
風呂桶1杯ぐらい。


井戸の中の水の様子



竹尺で、井戸の水深を測ると、80センチだった。


 さあ~ うまくいくか
  エンジンポンプ初始動です
  アクセルをふかせます。


このお手軽エンジンポンプで、うまく水を吸い上げてくれるか


おっ、出ました。出ました。

結構、綺麗な水です。

味見もしてみました。
大丈夫、潮辛くないです。

気温28度で水温20度
やっぱり、井戸水は冷たいです。







7分間、出続けました。
ナスビ、トマト、サトイモにも撒けました。


再び、井戸に水が溜まるまで、じっと我慢!
水深60センチに戻るまで、8時間かかりました。


毎日水が撒けて、
みず道がついて、
一杯水撒きができますように。





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収納場所は、大切です ♪

2008年08月24日 | 一人で建てる木組みの家のインテリア家具編
 『家を片付けるには、まず収納場所が必要』

 妻は、古家からの引越し作業中、

 「あそこにもここにも、棚を作れ」 と、

 夫に、次々と注文をし続けていた。

 なにしろ、
 夫の「一人で建てる木組みの家」は、
 今までの古家より、かなり狭いのである。

 広い古家にある所帯道具を、
 全部収めて、
 狭い新居で、すっきりと住むには、
 収納場所は、沢山あるにこしたことはない。



  しかし、夫は、
    ある日,ふと気付いたのです。

 「次々、棚ばかり作らせてるけど、まだ何も入ってないやないか!
  一旦、片付けてから、頼んでくれ~」 



  あっ~ そうでしたねぇ~。
  じゃあ。とりあえず、片付けてみます。



 寝室の2間分の押入れは、
  布団以外は、衣類収納にしたい と注文した。

  農作業服以外は、ほとんど不要な大三島での自給自足暮らしですが、
  着ないのに、やっぱり捨てられない服があるんです。



2間分の押入れに、コットン壁紙を張っているところ



下段は、引き出しダンスや衣装缶を入れたい。



上段半分は、竿竹を付けて、洋服掛けに使いたい。



4枚の木製建具を閉めるとこんな感じ
(手前のタンスは、20程年前に、夫が作ったもの)



 台所には、
  絶対、食品庫が欲しい。
  買い置きもするし、保存食もあるし、
  使わない食器も入れるかもしれん。


夫は、台所のしっくい壁一面に
作りつけの、食品収納庫棚を、
妻の要望通り、設計し作りました。 



しっくい壁に一面、オープン棚を作った。


妻は、出来上がってみると、
指示した棚の高さが不便なので、
「棚は、半分の高さに作り変えろ」と、
気軽に再注文した。 


妻の横暴なクレーム対処に、可動式の棚を作っている夫 
(ハナの目が光っている。)




「やっぱり、食器は背の低い棚の方が、沢山入るわ
 初めは、食器を入れる予定なかったから。
 可動式の棚って、便利やね。いいアイデアやわぁ~」


お抱え大工の夫の、迅速かつ的確な処置に満足する妻です。


食品庫のカーテンを閉めたところ。



 「階段下は、収納に使うよな? あると、便利やな?」
   という、夫の提案には

「そらぁ~ 低い所も、奥までも、全部使う。
 掃除機とか、入れるもん一杯あるから。」
 断言する妻です。




階段下の収納の奥まで低い所まで、樹模様のコットン壁紙を張る。



今、階段下収納には、
掃除機と炬燵、石油ストーブしか入っていない。



階段下収納の戸を閉めた所。



夫の予測どおり、なぜか、
まだまだ、棚とか、引き出しとか、一杯空いていますが、

「大丈夫、絶対今に、入れるもんができるから」
と、自信満々言い切る妻です。 



 「次は、食器棚と、CDラックと、あつ、それからパソコン机も作ってや」

   妻の夫への注文は、果てしなく続くのであります。






 和ダンス製作当時の記念写真 息子は6歳ぐらいだろうか?
   引越し作業中に、こんな物を見ているので、捗りません。
        






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イワシでイカを獲る

2008年08月20日 | 
暑さのピークは、なんとか過ぎ去ったものの、、
変わらず日照り続きの、大三島です。

あまりの、カラカラ天気に
月夜の晩には、海から陸に上がり、
ランデブーする、カニの姿も
今夏は、ほとんど見かけません。

タコエサであるカニ不足から、
出遅れていた 
タコ獲りですが、

何とか、追い上げつつあります。


中ダコが、獲れたり



赤ちゃんタコが、入っていたり


逃がしてやった赤ちゃんタコは、
目の前で、みるみる岩の色に似せて 変色した 
カモフラージュ  
小さいながらも、擬態をして見せてくれた。 



さて、
エサに入れたイワシの匂いに釣られて
迷い込んだいたのは 




タコではなく 

大中小と、甲イカ しかも 4匹連れ  でありました。

夜の間に入ったらしく、すでに死んでいました。





子供を産んだ後、
疲労困憊して迷い込んだ夫婦二組かもしれません。



ほどけそうな顔をして、大喜びの夫です。




4匹のイカをさばきながら、

「イカの天ぷらかフライやな」と 
口ずさんでおりました。




夫のリクエストの答えて、
イカの天ぷらと刺身 
定番のキウリの漬物 と トマト と 豆腐も
豪華版です




次の日は、”イカ足とトマトでスパゲティー”♪



3日目も、イカとミニトマト味のピラフ ♪





今夏のタコ獲りの様子は、こちらもをどうぞ


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蟻駆除、,蟻共存 あるいは 蟻飼育なのか?

2008年08月17日 | 大三島での生活
夫が建てた木組み家に転居して、2か月余り
 ずぼらな妻であっても、掃除はしている。

そして、できることなら、新居では、
虫や小動物との同棲は避けたいと願っている。

しかし、最近、が、台所の流し台に定住し、
 リビングの床のあちらこちらに、散策をし始めた。

古家に転居当時の5年前には、
蟻が、大挙して進入するのに、びっくりして、
蟻の巣に熱湯をかけたり、床を酢で拭いたり、
トンガラシを撒いたり、巣をつぶしたり、
掃除機で吸い込んだりと、
いろいろ試したが、どれも、全く効果がなかった。



そこで、
アリの巣コロリ” なる駆除薬を購入したところ、
その効果に、夫と二人で驚愕した。

アリの巣コロリ というのは、
 蟻が持ち運びし易い大きさの毒顆粒のパック詰めで、
 蟻をおびき寄せる香りがあるらしく、
 蟻が、毒薬をエサと勘違いして、大喜びで、
 せっせっと列をなして、巣に持ち帰ることによって
 蟻の巣ごと、蟻一族を皆殺しするという、
 だまし討ちのような、アリ駆除剤であった。

しかし、やがて一つの巣を皆殺ししても、
蟻の巣は、あちらこちらに無数にあり、
また別の蟻一族が責めてくることが判明した。

蟻は、家の廻りに巣作りをするのが快適らしく、
古家の廻りは、蟻の巣だらけで、あったのである。


古家の犬走りには、ずーっと、アリの巣が一杯ある!


それに、家の中には、食べ物かすをこぼさなくても、
虫の屍骸など、蟻の大好物が一杯あるらしく、
家の中でエサを見つけては、せっせっと、戸外の巣に運んでいた。



死んだ蛾を見つけて運ぶ蟻軍団



死んだバッタを、2匹で頑張って運ぶ蟻




しかし、新居では、初めが肝心!
 なんとか、蟻との同棲を食い止めたい。

新居に散策するアリを、刑事のごとく追い詰めて、
ついに、夫は、蟻の巣の在処をつきとめた。



新居の蟻の巣1号 夫が、アリの巣を掘り起こしたので、へこんでいる。



さて、
新居に一番に侵入してきたアリ一族の抹殺方法であるが、

アリの巣コロリは、きっと一つでは足らなくて、結構高くつきそうだし、

また、毒薬をせっせっと巣に運ぶ、健気なアリの姿を見ていると
ユダヤ人を毒ガス室に収容するヒットラーになったようで、
ちょっぴり、後ろめたくなったりもする。



そこで、ケチで、動物愛護主義の夫は、
“平和的なアリ駆除方法&共存方法”を思い付いたのである。

蟻が、わざわざ新居にエサをあさりに来なくても、
すぐ巣の近くで、簡単にエサにありつけるようにと、
巣のま近に、毎日、パンクズを置き始めたのである。



夫が与えるパンクズに群がる蟻たち

その効果は絶大で、
蟻は、すぐ巣のま近で、簡単にエサにありつけるので、
家の中まで、やってくる必要がなくなった。


しかし、
これって、アリ駆除ではなく、アリ飼育ではないのか

居心地が良く、近辺の蟻が噂を聞きつけて集まり
巨大蟻王国を、新居の廻りに設立するのではないか。

果たして、
夫考案の
蟻との平和的共存?平和的蟻駆除は、
成功するでしょうか。









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リビングの主役は、ダイニングテーブル

2008年08月14日 | 一人で建てる木組みの家のインテリア家具編
 家具職人としてスタートする夫は、
  ダイニングテーブルのデザインや大きさの希望を
  妻に、聞いた。

  数字に弱く、具体的な大きさが掴めない妻は、
  希望が次々と替わり、支離滅裂なことを、
  その場その時の雰囲気で、アレコレと言う。

しかし、お抱え専属家具職人である夫は、
妻の後後の文句が、なによりもうるさいので
  妻が納得するように、丁寧に説明をする。

 夫は、妻の希望が叶うに、作りました。

 食卓テーブルではあるが、作業テーブル兼くつろぎテーブルでもある。
 
 広げている作業を片付けなくても、食事できる位大きなテーブル
 
 椅子は、ゆったり、6人が座れるぐらい。
 
 冬には、多分炬燵を出すので、リビングに炬燵が置けるスペースを残す大きさ

 安定感のある、しっかりした造りにすること。




「ホラ、こんなにしっかりしている。安定して傾かない」と自慢気な夫

 
 見飽きない、デザインにすること




 天板のサイズは、1m×2m
 材は、木目のきれいなタモ



 塗りは、材の色を生かすエゴマオイル
     (舐めても安全で食用にもなる)


エゴマオイルを塗る、


そして、今
 ダイニング兼リビングテーブルは、
 とても、使い易くて、心地よくて、
 リビングの主役です。





ミシン掛けを広げたままでも
ハーブをタップり活けた大きな花瓶を置いても
二人なら、ゆっくり食事できるんです。




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タコ獲り 絶好調 !

2008年08月10日 | 

タコが食べたい」 


けれど、
雨が降らないので、カニを見かけない。

エサのカニがいないので、タコが仕掛けられない。

エサも自給する、夫の弁です。


しかし、妻の “タコ食べたいコール” に

物は試しと、
冷凍庫に眠っている“おきあみ”で
タコを仕掛けたら、


なんと、今夏初のタコは、
一挙に、3匹獲りでした。


タコ、一挙に3匹獲り


タコ獲り仲間のKちゃんにチラッと自慢したら、

 やってきました。
  新品のでっかいタコ網と、イワシ1パック持参で。



Kちゃんは、
タコを食べるより、獲るのが大好きで、
仕掛けを引き上げる時の、ワクワク感がたまらないそうです。


それに、エサへの投資も、ケチりません。
冷蔵庫にある、サバ、イワシ、時にはトリ肉まで持参します。


今日は、冷凍しとった タナゴ持参の大判振る舞いです。 
タコ獲りに、カニは必須アイテム 見せカニも入れて。




我家の前でのタコ獲り風景
タコが通りそうな場所を、あれこれ検証中です。



すぐ近くでは、漁船も網を仕掛けていた




今夏は、タコ獲り 絶好調 

またまた、かかりました。

デッカイ奴が


網のすき間から、足や手を出し、もがき中のタコ


「観念しろ!」 いや 「南無阿弥陀仏」 と タコと格闘中の夫


頭を裏返し、内臓を取り出すと、一件落着。


必死であろう夫の傍では、

Kちゃんと妻が

「おとろしや、南無阿弥陀仏」
「むごいな、嫌なことするな」
と言いつつも、

固唾を飲みつつ、ワクワクしながらの見物です。


ホット一安心の夫 と まだ足をくねくねさせているタコ



まもなく、お盆です。

夫に、なり代わり、
 我が家の妻飾り タコの家紋 に向かって 、
 密かに、合掌し、
 「どうぞ、成仏してください」
 と、タコ供養する 

 タコが大好物 の妻であります。







去年の最終タコは、2007年12月4日 真冬でした。
その様子は、こちらをどうぞ






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3年目 3回目で やっとイギスが 採れた !

2008年08月08日 | 
去年も一昨年も、
イギスは、ほとんど採ることができなかった。

イギスは、大三島で,もう採れなくなったのだろうか」 

「出遅れたので、採り尽くされてしまったのかもしれない」

「イギスの時期には、早過ぎたのかな?遅すぎたのかな?」

  ”雨が降ればイギスが伸びる 梅雨イギス” とか
      ”秋イギスは、溶けにくい” とか、
      いろい教えてもらい、

イギスが採れるであろう時期には、
必ず、磯に行くのであるが、
ホンの僅かの収穫で、落胆続きの2年間であった。

今年こそは、出遅れないようにと、
既に2回イギス採りに行っているが、
ほとんど採れていない。

保存しているイギスも底を尽きそうなので、
ぜひとも、今夏は採らなければと、意気込んでいた。

8月初めの大潮の日 夕方の潮位15センチ
今夏3回目のイギス採り挑戦である。


うわぁ~ ありました。 ありました。
大三島の海に、イギスは、まだ一杯ありました 

今日の海は、少し濁ってはいるが
海中に漂うイギスが、あちらこちらに見えました。


海中に漂うイギス 赤茶けて髪の毛に見えるのが、イギスの見分け方

切れて、磯に流れ着いたイギスも、
まだ、汚れてなく、とてもきれい。


切れて、波で浜辺に打ち上げられたイギス

みかんカゴを肩に掛け、
イギスのキレイそうな上の部分だけを、
くま手で引っ掛けて、すくい採り、
海で、イギスを広げて洗い、
絡み付いている他の海草を取り除き、
みかんカゴに入れる。


イギスを探して、海中を歩く


みかんカゴ 熊手、軍手、みかんキャリー、イギス採り4点グッズ
そして、地下足袋が、海を歩くのに最適! 


干潮最大の ひぞこの1時間余りに、
磯で会った人は、4人だけ。

島の主婦2人は、浜辺で、喋りながら、
イギスの掃除していた。



そういえば、海草は、
海で掃除してから持って帰るのが、楽チンと伝授してもらった



成程  野菜ネットで、海草採りをするのか。みかんカゴより軽そう。

イギスは、みかんキャリー1杯も採れた。

すぐにサッと掃除して、潮のまま乾かしておく。


採りたてのイギスは少し白っぽい

翌日、天日干ししたら、こんなに減ってしまった。
それに、なぜか、赤くなる。





 潮のまま保存すると、どれ位持つのだろうか。

 去年、磯で会った人は、
 「2年間は美味しい。でも3年経つと、少し味が落ちる」
 と言っていた。





2006年夏の
イギス採りと
イギス豆腐作りの様子はこちらです。






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水涸れ 夏枯れ 

2008年08月06日 | 無農薬みかん栽培
木も草も、人間もみかんも
みーんな カラカラ

大三島では、7月初旬の梅雨明け以来
1か月以上、一粒の雨も降ってくれません。 

 瀬戸内海沿岸は、干害が多く、
   灌漑用水のため池や井戸が見られ、塩田地帯でもある。

昔、中学の社会でと習ったことを
今頃納得し、実感しています。

我家のクローバー道もまっ茶色になり、 
水不足で弱った、苗木やハーブも
次々と、枯れてきています。



まん中に見える茶色い木は、枯れてしまった四季咲きミモザの木

夫が育て、今春移植した100本のみかん苗
何本が、この酷暑を乗り切ってくれるか。



 さて、7月は、みかんの摘果時期でした。

温州みかんは、今年は、裏年です。
残念なことに、摘果する必要もないほど、
実をつけてくれてません。

それにひきかえ 
ハルミや伊予柑の実の沢山できていること。



7月中旬のハルミの実の様子


  
 「摘果の目安は、葉っぱ120枚に、実がひとつです。
  この木から順番に海に向かって、一本ずつ始めましょう」
 
  と、キッチリ屋の夫は、講義をするのですが、
 
   
 「『実が付き過ぎて、取ってくれ~』と叫んでいるみかんの木からする」

  自由気儘な妻は、
  あっちこっちの木に飛び移って、気の向くまま、実をちぎります。


夏の農作業は、“ハリマオスタイル”が最高らしい。
夫考案の、タオルの被り方です。



大きな晩生伊予柑の木に上り、摘果する夫



これ位小さい実は全部採ること! 夫指導です。



摘果したハルミの実

 
 あちらこちらで、そしてすぐ傍の木で
 逃げようともせず、鳴き続けるセミの声を聞きながらの、
 豊かな自然に囲まれての、摘果作業です。



近づいても逃げないので、すぐ捕まえれれるセミ


 が、みかんの木の根元は、
 
 イノシシが、ブルドーザーのように、
  セミの幼虫を食べようとして
  土を、掘り起こしたため
  みかんの根があらわになり、荒らされています。



イノシシが、掘り起こし、白根が切られたみかんの木



みかんの葉っぱにぶら下がったセミの抜け殻とイノシシの荒らしたみかんの根元

  葉っぱにぶら下がったセミの抜け殻を見つけ
 
  「鳴いているセミは、イノシシに食べられなくて、幸せやろか」

  「セミって、何年間も土の中にいて、やっと羽化できたら、すぐ死ぬんやろ」
  
  「地上に出れないで、イノシシに食べられてしまうセミは、可哀想な一生やな」


 どういう訳か、
  セミの一生と、みかんの木の被害を重ね合わせ、

「無念死するセミに比べれば、みかんの木のイノシシ被害なんぞ」

と、妙に奮起しようとする 妻であります。



しかし 2,3日前は、
近くのSさんのさつま芋を、イノシシがぜん~ぶ!食べてしまいました。


イノシシが、黒のマルチを引き裂き、芋ツルを掘り起こした 


 
 憎き、イノシシめ!
  人間が一生懸命作った物ばかり食べずに、
  もっと山奥で、自力で、食べるもん見つけられんのか





ハリマオ とは、 
    1960年代の人気テレビ番組「怪傑ハリマオ」という映画の主人公です。
    覚えている人、解かる人は、○○才以上限定です。
   



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一人で建てる木組の家~20 木製建具 その1

2008年08月03日 | 『一人で建てる木組みの家』
 
1 アルミサッシか木製建具か
 
 建具は最近ではアルミサッシが全盛だ。
 
 木製建具は、枠が反ったりあばれたりして開け閉めが重たくなり、
 すき間ができて冷たい風が入り込んだり
 黒ずんで汚くなったりと、今では古い家でも見かけなくなった。
 
 木製建具に比べて、アルミサッシは気密性も高く、
 単価も安く施工性も楽でスピーディーだ。
 
 しかし、家具作りを目指す木工屋としては、
 木製建具を作らないわけにはいかない。

 水廻りの風呂場だけはアルミサッシを使うことにして、
 その他はすべて木製建具を作ることにした。
 戸の形式は、スペースの有効利用から、
 許す限り、開き戸ではなく引戸にした。
 
 外壁や床張りが済んだので、
 今回は入口を除く外回りの建具を先に作ることにした。
 設計は夜にした。昼間は、戸外で肉体労働に慣れてしまったためか、
 明るい時に机の前に座って、図面を描くことに気が引けた。
 
 外回りは、ガラス引戸とした。
 引戸は、鴨居と敷居に容易にはめることができて、
 はめればガタつきなくはずれずにスムーズに動かねばならない。
 そのためには、寸法が非常に微妙で、かなりの精度が必要だ。
 また、材が細いため、強度を必要とする部分の組手が難しくなってくる。
 小さい引戸や軽い障子等には、戸車がついてないものだが、
 開け閉めをスムーズにするためにすべての引戸に戸車をつけることにした。
 
 錠は、いろいろ調べたが、昔ながらのねじ締り錠が良いようだ。
 というより、
 木製建具の錠と言えば、ねじ締り錠ぐらいしかなく、これが最上なのだろう。
 高さは90㎝以上の戸は、重くなるのでステンレスレールを取り付けて、 
 戸車もステンレス製とした。


南側窓はめ込み完成  2007年3月


東側妻窓はめ込み完成 2007年3月


真ちゅう製ねじ締り錠  北側窓 押え縁は黒で玄冬

2 引戸の加工

 a:木取り
 
 建具材と言えば、反りや狂いのない無節の柾目や糸柾を使う。 
 国産の針葉樹で揃えようとすれば、とても高価なものになる。
 
 今回使用する材木は、ヒノキの1等材。
 節はあるし、柾目の部分は少ない。
 ぜいたくな木取りをしていては、使える部分がなくなってしまう。
 いくらかの反りは覚悟して、一枚一枚考えながら、木取っていく。
 目の通った柾目がでてきたら、長尺の縦框へ利用するようにする。
 背の低い戸なら反りは少ないので、板目材も使うが、
 背の高い戸は、反りが大きくて、
 戸が開かなくなることもあるので、目の通ったものを使う。
 柾目の面を見付け(見え掛かり側)に持ってくれば、
 左右の反りは横框で止められる。


木取り 30㎜厚のヒノキ板


ルーターでの溝彫り


ノミの溝さらえ


 b:取手 
 取手は最初から縦框への切り欠きを考えていた。
 機械彫りをした穴へプラスティックや金物でできた取手材をはめ込むのが
 近頃の方法のようだが、
 切り欠く方が、触感がいい。
 
 ただ切り欠きの方法が分からなかった。
 丸ノコ盤、溝切りカンナ、ルーター、角ノミ等の機械を考えていたが、
 どれもうまくいきそうにないので、手加工で試してみた。
 畦引きノコとノミでやってみたら、案ずるより産むが易し。
 とてもうまくいった。
 時間もかからない。
 機械よりも手作業が早くて、キレイに仕上ることもある。


組立て中 取手の切り欠きが見えている


東側腰高窓の取っ手の切り欠き 押え縁は、緑で青春

 c:2枚枘の威力
 
 縦框と横框は枘組とするのだが、
 一枚枘でするのか2枚枘とするのか大いに迷った。
 建具は材の幅が狭いため、
 堅固な組み方として2枚枘とするのが本来の方法だが、
 建具の枘や枘穴作り専用の工具なしでは、とてもうまく作る自信がない。
 そこで、強度が少し落ちるものの、
 慣れた一枚枘でスピーディにつくることにして、
 1組を試作。まあまあの出来で、心配した一枚枘の組み手強度は充分だった。
 
 しかし、2枚枘に未練があった。
 やはり一度は挑戦しておきたかった。
 2組目は、2枚枘で作ることに。
 枘穴は小型角ノミ盤で少しずつ開ければ、時間はかかるがなんとかなる。
 枘の方は、丸ノコ盤に手製のフェンスを立てて、
 微調整を繰り返しながら作ってみた。
 それなりのものは出来たが、
 果たして2つの枘穴に2枚枘がうまく入ってくれるのか。
 
 おそるおそる仮組みをしてみる。
 この時の緊張感がたまらない。
 少し堅めだが、ピッタリと入った。
 1枚枘に比べて、断然しっかりと組めている。
 手間はかかるが、慎重に丁寧に作ればうまく作れることが分かったので、
 3枚目以降はすべて2枚枘で作ることにした。


カンナの仕上げ削り 2枚枘が見えている


 d:仕上カンナでツルツル

 建具も塗料を塗らないので、材の表面仕上げを手ガンナですることにした。
 ヒノキ材は、仕上げカンナをかけるととてもいいツヤが出る。
 今持っているカンナ盤ではここまでは無理だ。
 久々のカンナ削りなので、カンナをチェックすると、刃が不合格。
 丸刃を直し、裏押しをする。裏刃も耳を直して砥ぎ直す。
 台の方は、OK。カンナはいつでも取り扱いが難しい。
 カンナが思うように扱えたら、木工屋も一人前だろう。


カンナの仕上げ削り

 e:組み立て

 木組み方法は、縦框と横框を枘組してクランプで締めつけるだけなので、
 わずかだがどうしても直角に狂いが出る。
 本来なら建具組立て用の大きな直角決めの出来る締め具があるだろう。
 この狂いは、建具を敷鴨居に収めた時に柱とのすき間として現れる。
 柱そのものも完全に垂直には立っていないので、
 大きい時には7~8㎜ものすき間ができることもある。
 小さなすき間ならば、縦框をカンナで削る。
 大きなすき間は、戸車の片一方の高さを少しだけ低くする。
 こうして微調整を加えた戸も、框材が乾燥してくれば、
 またすき間ができてくる。
 1年程経ってから最後の調整をすれば、もうほぼ安定している。


組立て


 f:押え縁に色を付ける

 ガラスを取り付けるには、いくつかの方法があるようだが、
 素人向きでありながら、しっかりと固定できるのが
 押え縁を木ネジで止める方法だ。
 近所の元船乗りのAさんが、この戸を見て、
 「この押え縁の戸は、船のガラス戸と同じで、この方法だと、水が入らないのだ」
 と誉めてくれた。 
 ただ、ネジ止めの押え縁は、
 他の方法に比べて押え縁が目立ってあまりスッキリとはしないのが、欠点だ。
 
 そこで思い付いた。
 どうせ目立つなら、色を付けて、もっと目立たせてアクセントにすれば良い。
 また、色は方角ごとに変えればおもしろい。
 
  陰陽五行や風水では、方角に色や季節を当てはめている。
   東は、青と春、南は朱と夏、西は白と秋、北は玄(黒)と冬。
   青春、朱夏、白秋、玄冬は馴染みのある言葉。
 
 そこで、東側の引戸の押え縁は、緑(青)色に、
 南側は、赤(朱)色に、西側は白に、北側は黒に。
 出来上がった引戸は、押え縁に色が着くと、とても豪華で引き締まって見える。
 自分でも、惚れ惚れする出来だ。
 
 だが、木製建具を自作したことに感心する人はあっても、
 この押え縁に気付いてくれる人は、まだ誰も居ない。
 主は、「東は青春、南は朱夏、、、」と、
 得意気に説明したくてウズウズしているのだが。


押え縁の胡粉塗料を溶いている


押え縁の塗装乾燥中 食物性油脂塗料

 
 g:ガラスは薄い方が良い?

 ガラスはインターネットで購入することにした。
 種類もあり、指定した寸法に切ってもらえるし、値段も手頃だった。
 トイレと洗面所は型板ガラスにして、その他は透明ガラスにした。
 厚みは強度を考えて、5㎜とした。
 3㎜と値段はそれ程違わないので、より丈夫な5㎜だと判断した。
 送られてきた5㎜ガラスは、ずっしりと重く、とても丈夫そうで、
 割れ易いガラスという印象はなかった。
 実際、厚みが5㎜あれば、
 普通の透明ガラスでも、陳列棚ぐらいにも使える程丈夫らしい。
 
 しかし、ガラスをはめ込んだ引戸は、とても重かった。
 計算すると15㎏ほどはある。
 これを持ち運んで、敷鴨居に収めるには、相当の力がいる。
 しっかり腰を据えて持たないと、倒れてしまう。
 一旦レールに収まると、重厚にスムーズに戸車が回ってくれるのだが、
 調整のために何度も出し入れをすると、重さが こたえる。
 必要な強度を考えれば、3㎜厚のガラスでも良かったのかどうか?


ガラスのはめ込み 押え縁ネジ止め


 h:完全なる戸

 30枚程の外廻りの大小のガラス引戸をはめ込むと、ずい分と家らしくなった。
 これで、やっと風雨や埃からしっかりとガードできる。
 
 が、
 1か月程掛って作り、ようやくはめ終わった木製建具を見ての
 妻からの感想は、相変わらず手厳しい。
 「この戸で、大丈夫やろかねぇ~?」
 
 ガク然とする夫ではあるが、
 アルミサッシを見慣れた妻の目には、
 木製建具は、いくばくかの不安を与えるようだ。
 「木製建具って、反ったり、汚れたりするよね。
  やっぱり、アルミサッシがいいよね」
 虫やすき間風の入らない完全なる戸を求める妻には
 不完全な木製戸は、やはり不満が残るようだ。
 
 この外廻りの建具は、1年半経った今でも、大きな狂いは生じていない。
 居間の東窓の引戸の1枚だけが、反って動きにくくなったので、
 カンナで削ったら、 スムーズに動くようになった。
 木製戸というのは使っていく中で、色々ちょっとした不具合が生じるが、
 その対処方法さえわかってくれば、そんなに毛嫌いするほどの物でも
 ないのだが。。。



妻窓のはめ込み


 2007年1月末~3月初旬 作業延べ日数 27日間



付記:妻:ひろより

 夫が、外回りのガラス戸などの建具を、総て木で作ると言い出した時、
「ひぃゃあ~! そんなんしてたら、何時まで経っても家はできひん」
 と、何とか、木製建具案を阻止しようと努力した。

 築50年近い古家の縁側にはまっている木製ガラス戸は、
 テレビのCM撮影現場に使用の申し出があった程
 珍しく、古くても、とても趣のあるものであるが、

 
 撮影中 
 
 現実には、すき間だらけで、
 冬は、寒風が吹きぬけて、カーテンがはためき
 夏は、カニ、フナムシ、ムカデなど出入り自由
 強風が吹くと、ぎぃーぎぃーと、
 不気味な音を立てて不安このうえなかった。

 特に、台風時には、高波や強風が当る、海辺の我家である。
 なんとしても、家を守ってくれる、ガラス戸はサッシにして欲しかった。

 アルミサッシは、
 気密性など機能性も優れていて、工期も早く、その上安価である。

 しかし、夫は、
 さっさと、手際よく、次々とガラス戸を作り始めていた。
 気密性は、アルミサッシよりも劣るが、
 家本体に比べれば、建具などお手のもの、すぐ出来るし、
 手間賃がない分、材料費だけなら、安い 
 と言うのである。

 確かに、お抱え大工の夫は、
 製作途中にも関わらず、3㎜から5㎜厚へのガラス変更にも対応し、
 押え縁にも、色を付けて、お洒落にデザインし、
 妻に、夢と期待を与えてくれた。
 「北欧の輸入住宅のような、豪華なガラス戸になるかもしれない」と。

 今、「一人で建てる木組みの家」に、転居して1か月。
 
 ムカデは3匹来訪したが、カニ、フナムシは、現れていない。
 蟻1匹通さない防犯体制は、不可能なようで、
 アリ、羽虫の類は、多く出没するが、
 夫が、コマメに、戸枠などをカンナ掛けしたり、手直していて、
 防虫対策は、かなり良さそうである。

 台風と冬の寒風から、どれ位守ってくれるかは、これからである。
 

 それにしても
 近くのホームセンターで購入した真ちゅうの、ねじ締り錠は、
 「なんか ちゃっちぃーの」
 クルクル回しての開け閉めが、昭和時代初期である。
 北欧の輸入住宅の窓には、程遠い。

 
南側窓  ねじ締り錠を締めた所 押え縁は赤で朱夏



 せっかくの木製建具なんだから、錠も
 お洒落なデザインの、“洋風アンティーク風”にしてほしかったなぁ~。
 
 

「一人で建てる木組みの家」の 家作りの様子の これまでは、こちらをごらんください。
 

 


 


コメント (5)
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