七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

住まいは夏を旨とすべし~妻から家作り実況版5

2008年02月18日 | 妻から「家作り実況版」
 大三島は寒いところです。
 
 今朝方
 大三島の気象観測所(アメダス)では、
 マイナス以下が長時間続き、
 なんと、マイナス4,4度を観測してました。
 
 このところの、大三島は、
 雪こそ降りませんが、冷え込みが凄いです。
 
 築40年以上経つ我家は。
 土壁から、そして隙間だらけのガラス戸から、
 寒風が家の中をひゅう~ひゅう~と通っていきます。
 
 太陽のもと農作業をしている時より、
 家の中で過ごしている時の方が、とても寒いです。
 
 大三島は、
 ”常夏の島” ”日本の地中海” 
と 誤解をしていました。 

  それで
 「一人で建てる木組みの家」
 
  吉田兼好法師さんの教えに従い
  「家の作りやうは、
   夏をむねとすべし。冬は、いかなるところにも住まる」
   を基本に設計しました。

 壁はスギ板、床はヒノキとムク材を使い
 自然素材にこだわったのか、
 断熱材などは、一切使っていません。
 
 吹き抜け天井で、間仕切りなし
 
 
断熱材の入っていいない、2重杉板貼りの吹き抜け天井

 
 窓も扉もぜ~んぶ、アルミサッシではなく
 手作り木製建具です。
 


吹き抜け天井につけた明かり窓
 
 夏、海からの気持ちの良い風が
 家の中をスーと通り抜けるように 
 窓を、四方に一杯つけました。
  
 ということは
 もしかしたら、冬には、
 木製建具の隙間から
 寒風もぴゅ-ーぴゅー吹くんでしょうかね。

 常夏の大三島での、暖房対策として 
 
 真冬でも、窓を開けて過ごせるぐらい熱い
 暖房効果抜群の“薪ストーブ”を、
 
  夫は、計画しているらしいです。




只今、薪ストーブの炉台製作中です。
 水を使うセメント仕事は、とても辛いそうです。





 








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本日は節分なり

2008年02月03日 | 大三島での生活
大三島での自給自足生活、
結構、快適に、不便なく過ごせてます。

島で買えないものは、ネットショッピングで 
焼きたてパン屋さんはないけれど、自動パン焼器で、
本屋さんやレコード屋さんはないけれど、図書館で、

が、年末に、
カレンダーが、いっぱい、もらえない。
自営のみかん宅配農家ですからね。

とりあえず、毎年
農協さんのカレンダーが、組経由で1枚配布されます。
組長さんが、各戸に配ってくれます。
なにしろ島民全員、農協組合員のようです。



農協のカレンダー

このカレンダー、ちょとダサそうですが、
旧暦とか、月の満ち欠けとか、その他いろいろ書いてあって、
書き込みもできて、農作業や魚釣りに、かなり重宝します。

でも、やっぱり、お洒落なカレンダーも、欲しいなあ~

ブログ「ひらりん気まま日記」のひらりんさんは、
 ご自分で撮影された季節の花の写真で、
 カレンダーを手作りされていました

「なるほど、自給自足なら、カレンダーも手作りか」
 と、奮起と納得だけはしましたが、
 とてもとても無理とあきらめていたら。

 ひらりんさんは、気前が良くて、親切な人のようです。
 お洒落な、卓上”カレンダー”が、
 島にいながらに、手にはいりました。

これです。

 私も親切ですよ。     自分の幸せは、他人とも分かちあう。
  あるいは、これって、
 「人のふんどしで、相撲をとる」って、言うのかも  

 
カレンダー 2月 素芯蝋梅  ひらりんさん作
ハガキスタンド  ナラ材 オイルフィニッシュ  七曜工房作



 本日は、2月3日、節分と カレンダーで確認しました。

 
 で、鬼のブローチをつけました。
 
 


左から ナマハゲ 瓦鬼 バイヴァラ  夜叉鬼
 材 ウエンジュ 塗り ロウ仕上げ  七曜工房作

 
 夕食は、手抜きのヒジキ豆の大根サラダでした。
 常備食の酢ヒジキ豆をマヨネーズで大根と和える。


みかんの木クラフトシリーズ  干支(ネズミ)の箸置き&パズル 
みかんの木 えごまオイル塗り 七曜工房作





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