七曜工房みかん島

瀬戸内海の
しまなみ海道の大三島で
自力建設の家に住み
無農薬みかんを作り
木工をして
自給自足を目指して

春が来た もうすぐ ひな祭り

2007年02月24日 | 大三島での生活
スイセンが一斉に咲き始め、ミモザも咲き始めた。 

スイセンは、台風の塩害にも負けず咲く
大好きな香りのする、元気をくれる花 
「越前海岸のようにしたらいい」
と友人が、山ほど球根をくれた。


台風の塩害で枯れた樫の木の下で咲くスイセン 


ようやく大きくなり、花をつけて2年目のミモザ


滋賀のお洒落な花屋さんで、ひな祭りの頃、
ミモザのリースがディスプレイされていた。
「自分で作ってみたい」と、一番に苗木を植え、
去年から花が咲き始めてくれた。


ミモザのリース 
飾りながら、”ドライリース”にもなってくれる、スグレモノ 
時どき、クリクリ回して形を整えながら乾かす。


ずーーと前、夫が作ってくれた、おひな様
わが家で飼っていた動物達もいる。
アヒル、犬、ウサギ、モルモット・・・
みんなで、菱餅を食べている 


牛車に乗るお内裏様
牛の背中にはネズミも 
子丑寅~の干支物語を、もじったつもり 


右近の橘


左近の桜

 右近?桜?左近?向かって?どっちがどっち?
  いろいろ、迷って、ややこしかったけれど、
  おひな様から見て、言うそうだ。
  おひな様は、どっちに飾ってもいいらしい・・・
    
 

みかんの木クラフトシリーズ おひな様


台座へ、おひな様を戻すと、
元のみかんの幹の輪切りになる 


みかんの木クラフトシリーズ メモスタンド&一輪挿し
試験管を抜くと、ペン立てとしても使える。

小松菜が菜の花になり、大根のトウが立ち始めた。
今年は、大根を上手に育てられず、もう残っていない。
でも、自家製切干し大根の、あの甘さを味わいたくて、
ほんの少しの大根で切干でも作ることにする。
大根は、水分95パーセント 
乾かすと、いったい何分の1に減ってしまうのだろう。

切干大根を干していると
「乾いたら、サッと熱湯にかけるんよ。ずっと甘くなるから」
いろんな人が、盛んに教えてくれる。
「せっかく乾いたのに、また濡らすの嫌」 
と言っても
「2回目はすぐ乾くから、騙されたと思って」
としきりに勧める。
まだ、試していない・・・




切ったばかりの大根 と 干して3日目の大根

ヒジキを、もう少し採りたくて 
朝方の潮がいい時、ひじき刈りに行った。
去年の今頃は、陸はまだ冬なのに、
海には、すでに春の兆しが見え、驚いたものだ。
今年は反対、陸のほうが春の訪れが早そうである。
ヒジキは、まだそれ程、伸び過ぎてなかった。
ちょうど良いのが見つかって、よかった。


朝方に潮が引く、ひじき刈りにいい2月の大潮
「さぁ~ひじき刈り、開始!」


ちょうどおいしそうなひじき

コメント

さつま芋&八朔は、ミスマッチ?

2007年02月14日 | 加工品
今年は暖冬のはず
しかし
ふと、気が付くと、さつまいもが、部屋の中で腐りかけている。

プロは、冬の間、室内で大切に保存したさつま芋を、
春に土に埋め、芽を出させ、 ”芋ツル苗” を仕立てる。
私も、今年は、”芋ツル苗” を仕立てみようと、
家の中に入れていたのに・・・

しかたないので、芋苗はあきらめて、
 作りそびれていた、”芋ようかん” を作ることに。
 以前、紫芋を テングサ” で固めた、
 とてもきれいな”紫芋ようかん”をもらったことがある。


さつま芋と小豆で、栗ようかん風に

ええ加減につぶしたさつま芋が栗のような感じで、
さっぱりとした、粒々感のある、素朴なようかん 

 "芋トコロテン" の成功に気をよくし

  「 ”芋&八朔トコロテン” は、どうやろ」
   「グッドアイデアかも」
 「それはミスマッチやろ。僕は食べへんで」
  「なに言うてんの。さつま芋のレモン煮があるやろ。それと似たようなもんや」

 目一杯お洒落にセッティングして、無理矢理,夫にも食べさせる。
 八朔とさつま芋のきれいな黄色
 八朔のシャリとした舌ざわり感がちょっと ”不思議ようかん”



みかんの木クラフトシリーズ 一輪挿し 七曜工房作


さて、お味は・・・

 私は

 トコロテン大好き、さっぱりとして、おいしい。
 まだまだ、研究の余地はありますが。
 しかし残念ながら、もうさつま芋がない。

夫は
 
  粒々の実が一杯はいっている、生ッポイ、新鮮、甘さ控え目の
 伊予柑ママレードが、お気に入り、
 「僕は、こっちの方が、おいしい」と
 パンにたっぷり添えて、頬張る 

袋から出した伊予柑(八朔)の実と
 湯がいて、水に晒し刻んだ 伊予柑(八朔)の皮に、
 砂糖を加えてサッと炊くだけで 
 
 美しい透明感のある、甘酸っぱくて、美味しい
  ”自家製ママレード” の出来上がり 
  
伊予柑(八朔)の皮のほろ苦さ と、柑橘の爽やかな香りが抜群 




 あつ、ママレードを、トコロテンで固めるといいのかも 
 そういえば、本には、伊予柑ゼリーは、その様に書いてあったような。
 
 今晩の和え物は、八朔とありあわせの白菜。
 ポン酢とゴマで、さっぱりと。
 これは、定番お勧めレシビです。
 八朔の爽快な酸味と、ほど良い甘み、
 そして歯ざわりが、和え物にもぴったり
 淡い、鮮やかな黄色が、春らしい彩りです。

 


伊予柑(八朔)ママレード作り” ワンポイントアドバイス

 ・皮の苦味を、好みで抜く。 
  皮を煮る時間や水で晒す回数で調節する。(齧って確かめる)
  水に晒す時、皮の中の苦味を水の中に、押し出すような感じで絞る。
 ・皮の白い部分にペクチンがあり、またとろみが出て美味しくなる。
 ・皮は白い部分から刻むと、すべらず、切り易い。
 ・出来立てはシャパシャパでも大丈夫! 冷めて時間が経つと、
  何故かペクチンが働いてきて、とろみがでてきます。

 ホームメードママレードは、
 皮と実の割合、ほろ苦さ加減、砂糖の分量,み~んな自分好みで 

”ママレード”って、
 ホントは、柑橘の皮だけを炊いたものですものね 
 
  気が付いたんだけれど !
   柑橘の実には、香りがなく、
   柑橘の皮の方が、あんなに、爽やかな香りがするんですね。
 
買ってくださった方からの嬉しい感想のご紹介です

  実がプリリンとしていて、新鮮で元気、
  甘みも酸味も濃厚で、水気たっぷりです。

  しっかり、酸味もあって、水々しく甘い。
  果物本来の味とは、こういうものだった。

 皮もちょっと、油で炒めてみました。
  柔らかく、いい香りがしました。

  ご近所におみかん配っても,「皮は返して」といって
   お玄関に袋に入れて吊っておいてもらっています。
   で、加工してあげるとスゴイ喜ばれます。

 皮をむいたときの香りがすばらしいですね。
   しかし、無精な夫婦なため皮を有効利用できていません。
   香りの素晴らしさから、なんか中の果実より皮の方が値打ちが
   ありそうな気がしてしまいます。

 なおみさんは、ブログ「ナオミの夢」でのこんなふうに
 
 
ありがとうございます。

コメント

一人で建てる木組みの家~⑨建前その2;柱・梁・桁

2007年02月08日 | 『一人で建てる木組みの家』
1 材木の持ち上げ
 材木を組んでいくには、材木を持ち上げなければならない。
柱材は抱え上げて枘穴へ落とし込むことができるが、
横架材は自分の背より高い所へ持ち上げて枘穴へ入れこまねばならない。
 機械力に頼らず、人力のみで一人で建てることを考えていたので、
設計の段階から、構造材1本の重量は、
できるだけ持ち上げられる範囲内に抑えようとした。
一本もので済ましたいところを、継手を使って小さいピースに分けることもした。
 それでも、梁(240×120×4000)だけは、
1本が60~70㎏になってしまうことは避けられなかった。
その他の桁や母屋などは、自分で担ぎ上げられる重さと長さだが、
梁だけは、道具を使わねば上げられないと思っていた。
60~70㎏と言えば、
自分の体重と同じだから、抱えるぐらいは大丈夫と思っていたが、
搬入された時に梁材を試みに持ち上げようとしたら上がらない。
腰を据えて下腹に力を入れて最大の力でようやく持ち上がった。
加工する時には、20mほど抱えて運ばねばならない。
ヨタヨタと持って歩いたが、最初は15m程のところで取り落としてしまった。
足の上は免れた。 
次からは10m程のところに仮置きして一旦一息いれらるように枕木をおいた。
運び終えると、腰がジンジンと鳴った。 
 
これ程の重さのものを柱の上に載せるには、相当の吊り上げ力が必要だ。

クレーン車は使わないことにしていた。
一日何万円もの賃料を支払う気もないし、
何よりも、建前にどれぐらいの日数がかかるのか分からないのだから。

本によれば、ジンポールクレーンと言って定置式のクレーンを自作して、
ログハウスの組み立てに使うとあったが、少し大がかりだ。
ログハウスの丸太は、大きいものなら200~300kgはありそうだから、
当初からこれぐらいのことは考えておかねば組み上げられないのだろう。
 
当初の考えでは、三又にチェーンブロックを据えようとしていた。
造園工が庭木や庭石を吊っているあれだ。
鎖をジャラジャラと引っ張ると、何トンもの大きな岩が持ち上がる。

その話を近所の人にすると、
自分の家に滑車があるから貸してくれると。
渡りに舟だ。

チェーンブロック(プロはチンブロと略して呼ぶらしい)では、
吊り上げ高さに限界があるようなので、滑車なら自由が効きそうだ。

60kg位のものを上げるなら、
チェーンブロックより滑車を使う方がうまくいきそうだ。
また軽いので、簡便で機動性もありそうだ。


柱建て始め


三又と滑車


2 三又
 三又はミツマタではなく、サンサでもなく、サンマタと呼ぶ。
1回目の練習で三又を立てようとして立てられなかった。
これは先端を3本まとめて縛ったからだった。
6mの足場丸太は3本まとめては持ち上げられないので、
先に2本縛りつけてどこかへ立てかけておき、
それへ3本目を縛りつけてから、足を開けばうまく3脚に立った。

考えていてもわからないので、何度も試行しながらようやく解決した。
3脚に立てば、後は1本づつ動かせていけば3脚を歩かせることができる。
脚を広げれば低く、狭めれば高くなる。
 丸太が3本あるのだから三又で使うことしか頭になかったが、
場所と場合によっては、二又や1本で使うこともできる。

これは滑車を貸してくれた近所の人に教えてもらった。
この人は元船乗りさんで、船を作っていたこともあるそうで、
色々と教わることが多い。

二又の時は、もう1本はロープで引っ張る。
1本の時は、何かに添え立てて使い、1本吊りと言う。

どっちも試してみた。
特に1本吊りの方は軽いものを上げるのにとても簡単で便利だった。


短い梁の1本吊り



梁1本吊り 手前のカタマリは助手(妻)

3 滑車
 元船乗りさんに借りた滑車は、錆びないようにモーターオイルに漬けてあった。
さすがに道具を大事にしている人だ。
2重輪滑車 と 単輪滑車 と一つずつ借りた。
その時にロープのかけ方も教わった。
重量は3分の1になると聞いた。

家に持ち帰り、滑車のにわか勉強。
中学校で習った筈だが、今の私の頭の中にある知識は、
せいぜい定滑車と動滑車が一つずつの図があるだけ。
”動滑車が1つ増えるごとに、重量は半分ずつに減っていくのだ”
ということぐらいを、一つ覚えしているだけだから、
重量が "2分の1", "4分の1" になるのは理解できるが、
"3分の1になる" 
おまけに2重輪の滑車があるとは 
 
色々調べてみて、なんとか納得。
2重輪滑車を定滑車、単輪滑車を動滑車とすれば
重量はやはり3分の1になる。
60kgの梁を20㎏で持ち上げることができる。

ただし3mの高さに上げるのにロープはその3倍の9mが必要となる。
買っておいた綿ロープは10m巻きだからなんとかいけそうだ。

ただ困ったことに 
教わったロープのかけ方を次の日にはすっかり忘れてしまい、
何度かやり直してようやくうまくいった。
試みに軽い桁を上げるとスルスルと軽快に上がってくれた。


滑車と三又


長い梁の据え付け


滑車へのロープかけ


三又での梁の吊り上げ


4 組み立て順序
 土台組み立ての時の失敗を繰り返さないように、
組み立ての順序を事前に検討した。
梁の継ぎ手の台持ち継ぎの上木と下木の関係や
桁の追掛大栓継ぎの上木と下木の関係から
建方順序が制限され、
北西角の "いの9" の柱から建てねばならないことがわかった。
 
柱を土台の枘穴へ建て込む。
貫板があるので柱と同時に組み立てる。これが難しい。
貫板は最多で4段だが区間により段数が違う。
コーナー柱は片鎌、長柄の楔止めとしているので真上から落し込むのではなく、
手前で落し込んでスライドさせる必要がある。
このため貫板があるととてもやりづらい。
それぞれの枘の遊びを利用して少しずつ少しずつはめ込んでいく。
貫板を差し込んでから、下へ落し込むと柱が安定する。
柱の下枘が長枘でもあるので、この状態でもしっかりしている。
梁を載せる前に直角方向の柱も建てて貫をつなぐと
仮筋違いを打たなくてもいい程に安定するが、
仮筋違いを打って、強固にしておく。
1列目の梁方向の柱が建つと、
梁を滑車を使って吊り上げて柱の上枘へ落し込む。

すべての梁が据わると
次に梁と直角方向の桁と梁つなぎを据えて
1階部分の建前が完了する。


仮筋違いで止めているところ


梁の設置が完了


付記 妻より

「建前の時は、手伝うで」 
「グレン (クレーン車) 貸しちゃるで」
近所の人も知人も友人も、しきりに声をかけてくれた。

それに対して
 「一人でやってみたいんです」「手助けのいる時はお願いします」
夫は、いつもいつも、そう答えていた。
 「クレーン車貸したげるって。借りたらいいやん」
と、勧める私を無視し、

夫は、いつのまにか
中学の社会の教科書で「昔の道具」として紹介されていたような
“代物”組み立てていた。
 
 「それって、井戸のつるべ?」
 「そうや、でも、ちょっと違う」
 と、嬉嬉としていた。

その代物 つまり、三又と滑車で、
試しに、材木を持ち上げて
 「ホントや、Aさんの言うとおりや。Aさん、よう知っとるわ」
としきりに、滑車を借りた元船乗りさんのことを感心していた。

建前開始は、2006年4月19日

私は、夏野菜の植え付け準備やハーブ苗の植え付けで
 菜園やハーブ園をウロウロしていた。

夫は、時どき、呼びにきては
「ちょっと、ロープを持っていてくれ」
と頼んだ。

やはり、自分一人ではできないらしい。
「妻と建てる木組の家やな」
と、恩に着せては、ロープを持っていた。

なのに、夫から、
 ”カタマリ” (助手)扱いをされるとは




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寒波到来!晩生伊予柑、もう少し摘み採ろう!!

2007年02月01日 | 無農薬みかん栽培
全国的な暖冬といえ、やはり節分の頃は、寒くなった。
明日は、愛媛でも0度以下になるかもしれないという予想が出た。
夫の情報によると、
マイナス3度が7時間以上続くと、伊予柑や八朔が凍害を受ける。
大三島では、めったにマイナス3度が7時間以上続くことはないけれど、
0度以下になると、伊予柑は実が落ちたり、
果皮がしもやけのようになっってしまうことがある。

大急ぎで、まだたくさん木に残している晩生伊予柑の、
温度の低くなりそうな所や風の当たりそうな実を収穫することにした。




木やはしごに登って、高いところの実を採っていると、
ゆすった枝の実が落ちたり 
手を伸ばして、採ろうとした大きな実がころころと落ちていったり
「あっ~、せっかくの立派なおいしそうな実が~」と 
夫も私も、叫びながらの収穫である。

熟した八朔や伊予柑は、はさみを入れようとすると、
時どき、ほろりと、自らガクをはずして落果することがある。
そのため ”ヘタ落ち防止剤” という薬があるらしい。
みかんには、実にいろいろな種類の薬があるものだ。


傾斜のある伊予柑畑での、はしごは、へっぴリ腰になる


木に登って、高い枝の実を採る

とりあえず、熟していて落ちそうな実は、収穫完了。
今回の寒波は、それ程ひどくなさそうなので、これ位でいいだろう。

今日は、木に登って、無理な姿勢をしたので、
肩が凝り、変な筋肉を使ってしまった。

八朔&伊予柑風呂にゆっくり浸かって、身体を伸ばそう。

皮の精油成分が血行を広げて、血液の循環をよくしてくれるようだ。
確かに、以前、伊予柑の皮を、生のまま20個分も入れた時、
夫も私も、身体中がピリピリ、カッカッしてびっくりした。
それ以来、皮は、乾かしてという手間はかけないが、5,6個にしている。

八朔&伊予柑風呂は、お風呂中、爽やかな香りに包まれて、いい気分
湯船で皮を触っていると、指ガヌルヌルして、スベスベになり、
いかにも、お肌にも、良さそうである。











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