昨夜は 若き日の夢を見ていたようで、はっとして目が覚めてしまいました。
薄っすらと覚えている夢の内容は、大学卒業するのに必要な単位が取れないんです。理工学部でしたが出題された試験問題が全く分からず、留年を余儀なくするものでした。
(実際も一年ちょっと渡米していましたので、留年していました)
仲間は卒業して就職し、それなりの生活を送っているものでした・・・。
何故、こんな夢を見たのか分かりません。
*いつもご紹介している、道志の夜明けです。
古代中国の五行思想で、「春」は「青春(せいしゅん)」、夏は「朱夏(しゅか)」、秋は「白秋(はくしゅう)」、冬を「玄冬(げんとう)」といったものがありました。これを人生に当てはめたものです。
幼少期はまだ人として芽吹く前の冬であり「玄冬」。
若々しく、これからの未来に希望を膨らませ、成長しつづける時期は「青春」。
世の中で中心的な役割を果たし、バイタリティあふれる活躍を見せる現役世代が「朱夏」の時期。
最後の「白秋」は老年期で、人として穏やかな空気やたたずまいを見せ、人生の実りを楽しむ期間。とあります。
*若き日に乗っていたバイクです。
ふと考えた時、いったい私はどの時期なんだろう?と・・・。
「青春」「朱夏」に別れを告げ、現実的には「白秋」に入っているのは間違いありません。
でも、気持ちのどこかに、俺はまだバイタリティーある未だ「朱夏」だ!と言い聞かせているのかも知れません。
*50歳ごろから、こんなバイクを乗り回していました。
私は今 道志にいますが、女房は地元の同級生と、やっと2泊3日で旅することが出来ました。
これまで、嫁として親(私の)のことや自分のお店のこともあり、家を空けることが出来なかったのでしょう。
昨日、ラインで「6時35分甲府発(あずさ)で帰ります。ありがとうございました。(にこっとしている絵文字)」とありました。
最後の「ありがとうございました」が気になる言葉でした。
*ダンスの好きな女房です。私は今は入り込む気持ちになっていません。
きっと、同級生と楽しい旅(ひと時)だったのでしょう。これまで私のことも含めて、いろいろと苦労かけさせてきたことに申し訳なく思っています。
これから夫婦共々「白秋」に入り老年期で、人として穏やかな空気やたたずまいを見せ、人生の実りを楽しむ期間に移行することを、認識することが必要だと思いました。
重たい板を何回も担いでは、上段に運び入れました。
それは畑などに通じる階段上部のたたきを改修するためと、ウッドデッキを補修すための厚板です。
このたたきの部分は考えていたようにはできませんでした。
硬いケヤキの厚板をカットするにも、丸ノコがうなりを上げています。
この板を使うのは断念しました。
杉の厚板をカットしては防腐剤を塗り、なんとか仕上げました。
手前と奥とでは厚さが異なります。まぁ~いいか!です。
こんなことだけですが、一日かがりです。
これも一例ですが、住んで10年も過ぎるとあちこち改修(補修)が必要になってきます。
ウッドデッキも一部朽ち果てて来ました。シャワーも取りかえます。池の水漏れも気になります。
工具の部品も交換するため、毎日のようにアマゾンに注文しています。
私も同様で、あちこち補修が必要になってきました。
何ごとも潮時がありますが、それがいつだか分かりません・・・。
夕食は鶏のももを焼き、野菜具沢山のワンタンにしました。
シャワーを浴びて、汚れまみれの作業着などを洗濯機に放り込みました。
「白秋」として穏やかな空気やたたずまいを見せ、人生の実りを楽しむ期間を「いぶし銀の時期」と思えば良いのですね。
まさにエイジングです。(年を増すにつれて良くなる)
若木には無い、老木の桜は枝いっぱいに広げて、たくさんの花を咲かせ見る人を楽しませています。
人生はこれかも?
Hiro