若きころは仲間連中と仕事上がりで、居酒屋での一杯が最高でした。
当時は駅近くに「加賀屋」という居酒屋がありました。(今はありません)
のれんをくぐり席を探します。その席探しは若い人の役割でした。
そもそも居酒屋と言うところは、ストレス発散の場でした。
時にはうわさ話もポロポロと出てきます。もちろん上司の悪口もです。
*そんな私もいつしか上司になってしまいました。
へぇ~そうだったの?と、初耳の情報?が楽しかったですね。
私説(しせつ)人事も飛び出すなど、まさにサラリーマン社会の縮図でした。
当時の値段です。安かったですね。
注文するものは大体決まっていますが、壁に「本日のおすすめ」と書かれたものには弱かったですね。
何故か、おすすめとか大人気という言葉に惑わされます。
煮込みは、このお店の名物でもあり春夏秋冬を問わずに注文します。
サラリーマンがちょいと立ち寄るところですから、大体が安いモノばかりで、いわゆる高級な肴などはありません。
呑むほどに、酔うほどに話は盛り上がります。
こうして空き瓶が並びます。
しかし、こんな社会からも離れて(卒業して)、今では話す相手もいなく、いつも一人酒では愚痴も出ません。
仲間と飲む時も、早い時間からになりました。先日は午後2時からです。
どこかで、飲みたいなぁ~が今の心境です。
道志にも家の近所で(歩ける範囲で)居酒屋があれば行きたいのですが、残念ながら最近できた店はラーメン屋さんくらいでした。(美味しいと評判ですね)
道志は車社会ですので、酒が飲める店はありません。
薪ストーブを前にして、一人一杯やるのが楽しみくらいです。
Hiro