自宅と道志の日々

タイトルを「自宅と道志の日々」にしました。日記のようにつぶやいています

道志で作ったベンチを

2020年02月21日 | なかま道志

繰り返しの話になりますが、昨年の暮れだったでしょうか?

ある団体とボランティア活動する団体が、駅前で募金活動を行っていました。

あまり具体的に言いたくなかったのですが、私はその団体の役員を仰せつかっていました。

担当の職員との立ち話で、役員(私)が作ってくれた、バス停前のベンチが傷んで危険になりそうなので片付けたそうです。

そのベンチを利用していた、お年寄りより ”ベンチは無くなっちゃたの?あると便利だったのにね” と言われたそうです。

そこで、募金活動中にそんな話を聞いて、作って差し上げる約束をしました。

それなら直ぐに作って差し上げようかと道志に向かいましたが、雨や雪で中々作業が着手できませんでした。

ウッドデッキや他の場所に保存している(製材した)、使えそうな木材を選びます。

厚板ですので重たいことから、ある程度の大きさにチェンソーで切ります。

私の大事な工具置き場の一つです。

薪割用の斧(アックス)などを置いてある場所です。

その時の道志の朝は寒く零下6度になっています。

今日は道志に入っていますが、ポカポカ陽気です。

日差しが出てから作業開始です。

軒下の薪ストーブは暖を取るために火を入れています。

この板(栗?)を2枚選びました。

硬くて丈夫ですが、加工は大変ですね。

丸ノコやジグソウー、電動サンダーなどを使って、板を加工しました。

こんなイメージになりそうです。

座る部分は少し円形に引っ込めて、腿が痛くないようにしました。

もちろん角を無くすため、サンダーで丸みを付けています。

家に有ったベンチの足を活用します。

事前に緑色のペンキを塗って置きました。

仮の形に組み立ててみました。

これからが板と足などの調整を行いますが、結構部調整に手間取ります。

硬い板ですので、ビス止めなどは最初に穴を空けて置かなければなりません。

穴を空けるドリルの刃も1本折れてしまいました。

防腐材を塗って、ほぼ完成しました。

こんなモノでも1日仕事です。

ビスも何種類か長さの異なるものを用意しています。

座り具合を調整してビスを絞めるのですが、強く絞め過ぎて折れたモノもあります。

庭の片隅にシイタケが出来ていました。

食べごろですね。

そう、先日の午前中に仙台出張より帰宅して、午後にその団体事務所届けに伺いました。

バス停の前に(事務所の前)にベンチが置かれました。

お年寄りが希望されていたベンチです。

小さな社会貢献?が出来て良かったですね。

団体の職員喜んでいました。

元役員でしたので、みんなの顔を見ると苦労した当時を思い出します。

この社屋に移転した時に東日本大震災が起きたのです。

ここは五日市街道の吉祥寺駅近くでバスは頻繁に来ますが、やはりお年寄りにはちょっと座る場所が欲しかったのでしょう。

私自身もお役に立ってて幸いでした。

Hiro