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思いつくままに…

受験

2013年01月31日 | どう思いますか?

この頃になるといつも思う

受験生でなくて良かった

学校を終えて社会に出て「試験」が無くなってほっとした事を覚えている

あれはイヤだ

今考えても大変なストレスだった

「入試」対策で毎週のように模擬試験が有って、結果が成績順に張り出された

中三も高三も辛い一年だった

あんな辛い嫌な事に耐えて高成績を得た生徒だから世の中に出ても
役に立つ人間になれるのだ

と評価する人もいる

出来れば、希望者全員を入学させ、卒業時までにその資格の有り無しをチェックすれば良い

という見解も有るが、それは一旦収容して授業を受けさせる物理的な空間が学校側に有れば、の話しである

希望者が偏る事から、全ての学校にそのような余裕が有るとは言えない

そうすると、何らかの選抜方法が必要になる

初級学校では「くじびき」で決めるところも有るそうだ

中高大学もそれで良いのかも知れない…
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2013年01月28日 | そう感じました…

空港に着くと、プライベートジェット機が待っていた

モハメッド王子と数人の警護人もいた

エミ王女に話し掛け、軽く抱擁してから

「健一、済まない! 迷惑を掛けて申し訳ない」

「気にするな、母親も卒業を捨てて行って来いと言って、ちよも付けてくれた」

との会話が交わされた


離陸許可が出て、滑走路に向かって機が動き出すと

「この先、どうなるのだろう…」との不安が感じながら、健一がふと窓の外を見ると
一人の男が格納庫の開いた扉に身を隠すようにしているのが見えた

何だろうと思いながら、機が曲がり出すままに見ていると

「ああ、あれは吉雄だ」と判別出来た

何故だろうとぼやっと考えながら、機の移動に身を任せていたが

ふと気になり、パーサーを呼んで

機長への緊急停止要請



モハメッドへの至急連絡

を大声で言った

「健一、どうした?」
と連絡が入ったモハメッドに

「格納庫ナンバー13の扉の蔭に、知った男がこちらを見ているのが気になる…」と言って
吉雄の事と、弁天池での思いがけない再会の話しを手短かにした


止めた機を精査していた結果を機長が報告して

「トイレの物入れの中で見つけた不審物が気になるので、一旦引き返す」との事になった


健一は「ヤクザの影」を感じた…


(続く)
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賽銭

2013年01月20日 | そう思いませんか?

初詣が一息ついた頃になると

「賽銭箱開き」

と題するニュース映像が流れる

あまり見たくない風景だ

寺社にとっては必要不可欠なイベントだろうが

ニュースで流さなくても良いと思う

人は祈る度に、お礼参りする度に某かの金銭品物を献ずる、それが寺社にとって生活の糧になる

悪いことではない

しかし、所帯が大きくなれば、莫大な費用が必要になる

その為にあれこれと献金を募る…  それが露骨になると、良い気持ちはしない

また、小規模の世襲の寺社でもなかなか物入りだ…  殊に近ごろは自派の大学まで子供を卒業させる

裏山に何百という数の墓を造った寺のように裕福なところも有るだろうが、一般的にはそうはいかない…

もっとも元々その種の自営業ではない

いつの時代からか、家族を持つようになってからか世間並みの幸せを求めるようになった…

そう言う欲を超越してこそ、本来の僧侶神官だったのに…?
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田舎暮し(5)

2013年01月13日 | 驚きました

「神隠し」の意味が判る程に日本語を理解するエミではなかったが、悪いことを聞いたようだと悲しい気持ちになった

それでも、その一方で、そんな原風景を聞いたような見たような遠い記憶も有った…

あれは一体何だったのだろうか、と回想し出した時に

「健一坊ちゃま、一雨来そうですが…」とちよが言って、

「そうだな、そろそろ引き返そうか」となった


高橋本家に戻ると、警護人のシンも治療を終えて戻っていて、

モハメッド王子から電話が有って、健一にコールバックして欲しいとの事だった


「ああ、健一、申し訳ないが頼みが有る…」との事で、

父の国王の調子が良くないので、エミを返したい、ついては健一に付き添って送り届けて貰えないか、身内の警護人と言えども百パーセント信じて良いのか分からない状況なので…」と事

話しを聞いていた母の真佐は「そうしろ」との身ぶりをした

東京に戻って、残りの単位を取って来春には卒業しようとしていた健一だが

「わかった! そうする」とモハメッドに言った


急いで風呂と食事が準備され、旅立ちの支度が調えられた

「お前も行ってお上げ」との母の一言で、一人で住み込んでいる下女のちよも同行する事になった

五人の乗ったベンツが高橋本家を出たのは夕日が山の端に沈むころだった…


(続く)
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「刀」

2013年01月07日 | そう思います

時代劇を見るとつくづく思う

戦国時代/江戸時代に生まれてなくて良かった

士族だったので、刀を持って戦わなくてはならなかったり、責任を取って切腹しなければならなかったら、どうだっただろう

痛いだろうな…

人を殺せるかな…

と思いながら、映像を視る

よっぽど気力を高揚させていなければ出来ないだろうな…

剣道を習った事も有ったが、あれは真剣とは違う、やたら振り回すが、真剣ならちょっと触っても切れる、痛い

現代で本当に良かった!

また、生まれてからこれまで戦争を知らない

60年に一度ぐらいで大戦が有ったと聞くが、今のところ平和が保たれている

有難い事だ!

願わくば、このまま死ぬまで戦争を見ないで済ませたい…
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