「やはり、避難させましょう!」
「いや、待ってくれ、この間は爆発が起きなくて困った」
「でも…」
「あの村は観光で生きていたのだ、悪評は命取りだった、この村も同じだ」
「人的被害が優先されるべきでしょう!」
「判っている! 俺が所長だ、俺の命令に従ってくれ!」
しかし、遅かった、間もなく大噴火が起き、慌てて逃げ惑う全村避難の中でこの地震研究所のトップも責任を取るかのように死ぬ…
そんなエピソードの入った映画を見た
権限を持つ人の判断が運命を決める
優し過ぎてもアダになる
守りたい小事よりも優先されなければならない大事が有る
野党もそれを忘れてはならない
国民もそれを忘れてはならない
そのバランス感覚こそが国運と人命を左右する