「人が脇道にそれるにはそれなりの訳が有るものよ」
と、鬼平犯科帳はうそぶく。
103億円をカジノで使った何とか製紙の三代目にも理由が有るそうだ…
逆に
「艱難辛苦、汝を玉にす」
とも言う。
知事を捨てて市長に選ばれた何とか会の代表も
聞けば、幼少期は楽でなかったようだ…
似たような事象も
受け入れる人によって
その先に違いが出る。
良くも悪くも「抜きん出る」人は尋常な人とは違うようだ。
いづれの例も「羨ましい」と嫉むこの身が哀れだ…
「人が脇道にそれるにはそれなりの訳が有るものよ」
と、鬼平犯科帳はうそぶく。
103億円をカジノで使った何とか製紙の三代目にも理由が有るそうだ…
逆に
「艱難辛苦、汝を玉にす」
とも言う。
知事を捨てて市長に選ばれた何とか会の代表も
聞けば、幼少期は楽でなかったようだ…
似たような事象も
受け入れる人によって
その先に違いが出る。
良くも悪くも「抜きん出る」人は尋常な人とは違うようだ。
いづれの例も「羨ましい」と嫉むこの身が哀れだ…
「研ぎすます」
「踊り込む」
などとよく聞く。
「引かない/足さない」とも。
何も芸に限ったことではないが、
極めた先に有るものは
どの分野でも同様なのだろう…
それに「品と風格」が加われば
更に言う事は無い。
辞め時も難しい。
ファンは少しでも長く観たいものだから
「未だ未だ大丈夫と言ってくれるが、その贔屓めを鵜呑みにしてはいけない、
それ以外の厳しく見つめる目を忘れてはいけない」と
自戒していた歌舞伎役者を観た。
未練を断ち切る思いなのか、解放される時を待つ心境なのかは
それぞれの人と時に依るのだろう…
一周忌の高峰秀子
のエピソードで
忘れられないものを一つ。
養女となった斉藤某が
ラジオ深夜便で語っていた。
「180個前後も有った栄えある受賞トロフィーなども全て捨てさせた」と…
すごい思い切りの良さに感動してしまい
しばらくは寝付かれなかった。
ちょうど、死んだ親の家の片付けに行き
泊まった夜だったので。
自分の身の周りの整理も含め、
あれこれ思うと、
受け継ぐ者のいない身でありながら、
なかなか断ち切れない自分が恥ずかしくなって…
それから一年、加速した片付けも未だ終わっていない。
彼我の差を思い知らされる哀れな話しだ…
歌を聴く度に
それぞれに因むシーンを思い出す
そんな唄が
誰にでも幾つか有る。
「恋人よ」が
私にとって、その一つだ。
当時大流行りのその唄を、
アテネフランセの授業で仏訳したら、
女の先生が大笑いした、
20年超も前の
楽しいシーンだ…
先生も、生徒もどうしているかな、
と、ふと人並みの気にさせてくれた
昨日のラジオで流れた「恋人よ」だった…
ちょっと知られたタレントが
御当地番組に招かれ、
小中学校の時の先生や同窓生に囲まれて悦に入る。
普通の子が有名になって故郷に飾る場面だ。
しかし、かなり知られるようになったと
意識して、故郷の同窓会に出たら
「森田、おまえ今、何やっとっと…?」
と聞かれて、ガックリしたと、タモリが苦笑いしていた。
そういう事も有り得るが…
ともあれ、有名人に成るには
マスメディアに乗る事が一番の早道だ…
たとえ、お笑いタレントでも何でも…
昔、そんな積りで言ったのではないが、
「アナウンサーに成りたい」と答えたら、
「NHKのアナウンサーに成るには、言葉の関係から、東京生まれの東京育ちでなければダメだ」
と、当時NHKで活躍中の親戚のオジさんから言われて、
放送部だった田舎の中学生は、諦めた…
当時はNHKぐらいしか無かったので。
それにしても、子供には、軽い気持ちでアドバイスすべきではない
と、NHKを観ながら、時々思い出す…
それだけの事です…