昔はほとんどの小学校に「二宮尊徳」像が有った
薪を背中に背負って寸暇を惜しんで歩きながら読書する姿だ
銅製が多かった戦前の像は先の対戦中に金属供出によって多くが無くなったようだ
また、交通安全上の問題から児童が真似しないようにと徐々に撤去されてきたそうだ
それでも地域によっては多く残しているところもあるらしい
それかあらぬか近年はリックを背負って寸暇を惜しんで歩きながら携帯で勉強している若者が多い
見上げたものだ
ただでさえ足元不如意の地下鉄の階段をスマホを見ながら急ぎ足でさっさと私を追い抜いて降りて行った
また、片手に持ったスマホを見ながら片手で自転車を運転している
大した曲芸だ
とんだ追随に尊徳も片腹痛かろう…