バイ・ジャパニーズ

名の通った町でも
訪れると、心が痛む

殊にボランテイァガイドさんから

かっては「⚪️⚪️で日本一だったのです」
とか「△△で世界一だったのです」

と、力を込めて説明されると尚更だ

その工場がその産業が他所に行ってしまい
それに伴う関連業者も消えてしまう

雇用が無くなれば、人口が減り
商店街が疲弊し
飲食店も廃業となる

かっての一大享楽繁華街も
まばらにしかネオンが見えず
実に寂しい

安物を追い掛けず
日本製を買おう！

そこから再生が始まる…

もう一つの見方

身の回りの片付けも
「紙」関係が進んで
今は年賀状の
整理中

何年間分が溜まりに溜まって
一箱になっている

一々そうだったか、と
読み返して捨てていると
時間が幾ら有っても足りない

気づいた事には
スムーズに捨てられるのは
定型文

貰った時は
印刷済みの定型文だけではなく
何か一言でも追記してあれば良いのにと思う

でも、こうやって捨てる時になれば
何も書き添えて無いのが
有難い

さっと見て
ぱっと捨てられる

自分が出す時は
何らかを書き添えるようにしているが…

果たしてどうだろう？

そうしない方が
良いのかなぁ…？

もっと自分らしく…

先日見た映画で

「これまでしたくても出来なかった事に残りを使いたい」

と言うのを聞いて、心が動いた


貧乏な暮らしをして来た浪人が、命を賭してやる仕事の代償に貰う大金の使い道を聞かれて答えた最後の台詞だ


そう言えば、自分も若い時に「したくても金が無くて出来なかった事」が沢山有ったような気がした

今はその時に比べれば、少しは小銭を持っているが、そのような発想に思い至った事が無い

「そうだ、あの頃に出来なかった事をやろう！」

と勇躍した


それじゃ、何をしよう？

取り敢えず「飲み食い」だ…


それでは、命を賭けて発せられたセリフに匹敵しない

いったい「出来なかった事」とは何なんだ？


一歩進めて、仮に生まれ変わったら、どうしたいのか…？

あまり再び生まれて来たくないかも？


結論、

要するに希望も覇気も無い余生を送っているのか？


そうだ！


（恥ずかしいかも…）