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思いつくままに…

青函トンネル

2013年07月01日 | 感動しました

ロビーカーの最後尾から青函トンネルをつぶさに見た

これまでは、部屋の小さな窓から見ていたので、一方側だけで、覗ける範囲も限られていたので、一瞬一瞬の様子だけだった

それが180度の視界で連続して見えた

思っていたよりもずっと大きくて広い

基本的には円筒で、地下鉄がチューブとも呼ばれるのと同様だ

ところどころに測道も有り、万が一に備えているのかと思った

新幹線用のレールも出来ていると聞いていたので、どれかなと思って見ていたが分からなかった

最深部に来るとライトの色が変わった

意外だったのは、大半が真っ暗で、要所要所に明かりがついているといった状態だった

それでも、飽きずに、機関車を取り替えた青森駅から、トンネルに入る前から、2時間ほど見続けた

トンネルを出ると、雪国ではなく、明るく白んできた林の中だった

これまで数往復はしたが、いつも不安だった

トンネルに水が入って来たら、電車が動けなくなったら、どうしょう?

今回つぶさに見た事によって、そのような心配が払拭された感じがした

思えば、青函連絡船も荒天には弱かった

ソ連に攻められたら、逃げ切れない

そんな悪条件に備える為にもトンネルを掘ったのだった

映画「海峡」を再び思い出した

多くの犠牲者に思いを馳せて

堅牢なトンネルに感謝した
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「トロフィー」

2011年11月22日 | 感動しました

一周忌の高峰秀子

のエピソードで

忘れられないものを一つ。

養女となった斉藤某が

ラジオ深夜便で語っていた。

「180個前後も有った栄えある受賞トロフィーなども全て捨てさせた」と…

すごい思い切りの良さに感動してしまい

しばらくは寝付かれなかった。

ちょうど、死んだ親の家の片付けに行き

泊まった夜だったので。

自分の身の周りの整理も含め、

あれこれ思うと、

受け継ぐ者のいない身でありながら、

なかなか断ち切れない自分が恥ずかしくなって…

それから一年、加速した片付けも未だ終わっていない。

彼我の差を思い知らされる哀れな話しだ…

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