金ちゃん(金魚)を放して十数年
暫く振りにその親水小公園に入った
水槽には不似合いに大きくなったので
可哀想に思って放した
生きていれば
この位になったか…
と、泳いでいる大きめの鯉を見て思った
うちにいたよりは良かっただろう…
と、流れの行方を眺め回すと
わずかの距離なのに
数カ所の段が造られていた
一度降りると元の段には戻れない
親子も兄弟姉妹も夫婦も居ただろう
悲しい事だ…
更に端まで見ると
そこで流れが下水に落ちている
鉄格子の蓋が有るが
それを通り越してしまうと
後は奈落だ
元の段に戻れないどころか
先が無い
厳しい…