goo blog サービス終了のお知らせ 

物欲王

思い付くまま、気の向くまま、物欲を満そう

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

ほぼ日手帳2006

2005-09-20 03:00:32 | 文房具

ぼぉ~っとしていたらすでに9月も後半にさしかかっています。そうです、ほぼ日手帳2006の販売終了まであと8日になってしまっているではないですか。ほぼ日ストアから直接オンラインで購入できるのですが、まだ1度もほぼ日手帳を使ったことのない僕は、ロフトに実物を見に行ってみることにしました。

池袋に用事があったのでその足で池袋ロフトに行ってみました。11Fへ通じる上りエスカレータ脇にナイロンカバーのほぼ日手帳2006が陳列されていて、何人かの男女が手にとって熱心にその出来を確認していました。僕も早速その輪に加わります。

第一印象としては思った通りの手帳でした。文庫本サイズのコンパクトな本体は1日1ページ形式のダイアリで、ほぼ全ページに4mm方眼の罫線が入っています。罫線を除けば(当たり前ですが)日付や祝祭日など必要最低限の情報が嫌みにならない程度に印刷されていて、毎日いろいろとメモしたい人や、書く分量はさほどでもないけれどあちこちにメモをとらずに1箇所にまとめておきたいと考えている人にはたまらない構成になっています。僕はときどき「方眼紙に日付と曜日だけが書かれたリフィルが欲しい」と思うことがあるのですが、まさにそれに近いものがあってこの時点で「買い」ですね。

またスケジュール管理の観点から、AM5:00~翌AM5:00まで24時間のスケジュールが記入できるようページの左端に時間軸がひかれているので、不規則な勤務形態の人や「文字通り死ぬほど忙しい」人にはかなり便利だと思います。見開きページの右下には月間カレンダが小さく印刷されているので1日1ページというスケジュールの見通しが悪くなりがちな構成にも拘わらず不便はなさそうです。個人的に意外だったのは、1日1ページ形式のダイアリしかないのかと思いきや、ちゃんと月間予定表や年間予定表もついています。1週間以上継続的に作業が続くとなると1日1ページ形式は使いづらいだろうなと心配していたのですが、月間や年間のビューもあるなら単なる杞憂ですね。

付加的な要素としては、日々の各ページに月の満ち欠けや「その日の言葉」のような遊びもあり毎日眺めているだけでも飽きなそうです。巻末付録はフリーメモのページがほとんどなかった気がしますが、手帳にありがちな地下鉄路線図のような巻末付録も一風変わった独特のコンテンツになっていて、1年間楽しく使えそうな雰囲気です。

ちょっと予想外だったのは専用のカバーです。ナイロン製のカバーはわりと「てろてろ」とした質感で、カバーのポケットにものをたくさん詰め込むには柔らかめの素材なので良いのかも知れませんが、「持つ喜び」を感じるにはもう少し堅めの質感が欲しいところです。もっとも色はどのナイロンカバーも鮮やかなのでカジュアルな感じで楽しんだり、カバーオンカバーを使って面白い写真や絵をはさむのなら、このナイロンカバーの方が似合うことでしょう。一方、革カバーは価格の割には上質な印象を受けました。特にマリンブルー、マスタード、ネイビーあたりは色味も鮮やかで良い意味で手帳らしからぬ雰囲気があり好感を持ちました。キャメルも無難な線ながら明るい色調で悪くないですね。

今使っているバイブルサイズのシステム手帳はとても気に入っているし、しかも普段わりと多めのメモ帳スペースを必要とする僕にとって、このほぼ日手帳2006が本当に「使える」手帳なのかどうかはわからないのですが、上述の通りほぼ日手帳2006はかなり意欲的で遊び心のある作りですし、1日1ページ形式のバイブルサイズの良いリフィルも見当たらないこともあって、思い切って来年試しにほぼ日手帳2006に乗り換えてみることにしました。

そうと決まれば想定される弱点の補強作業です。いつもシステム手帳のメモ用紙リフィルを束で買っているくらいなので、ほぼ日手帳2006のメモスペースはいかにも少なそうです。ついでにオプションの「ほぼ日のメモパッド」もあわせてオーダーしました。またシステム手帳ではない綴じ手帳を使うのは下手をすると中学時代の生徒手帳以来なので、同じくオプションの「ほぼ日の付箋」も同時購入です。日常的に付箋を使う方ではないのですが、PDAやシステム手帳と違って綴じ手帳は自由にページの順番を入れ替えることが出来ないので、終わるまで時間がかかりそうなタスクや、優先度が低かったり特に締め切りの決まっていないTo Doアイテムなどを付箋で管理しようという目論見です。これならぺたぺた貼り替えることでリフィルの入れ替えと同じような効果が期待できそうですよね。

手許にほぼ日手帳2006が届くのは11月以降なのですが、今からどんな風に使えるものか楽しみですよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする