名古屋北部青年ユニオン  2012/8/13~

職場のお困りごと、相談しませんか?
私たちは、共に学び行動する労働組合です。
ひとりじゃない、一緒に生きよう!

山奥の寺で行われたブラック企業の「最悪な新人研修」

2018-05-14 | 労働ニュース
新卒で入った会社の新人研修が、「寺修行」でした。

 入社式の次の日、新入社員全員で、1泊2日。電波も入らない、人の気配もほとんどない山奥で。今時そんな研修、まだあったんですね。なんとなく嫌な予感がしていた研修合宿だったのですが、案の定、その予感は大当たりしました。
1時間の自己紹介で幕開け
 都心から2時間ほど移動して到着した寺は、「寺」というよりも「民家」と言うほうがふさわしい外観でした。ただの民家に、「●●寺」という簡易な看板がかかっているだけ、という印象。「本当に大丈夫なのか?」と思いながらも、ここまで来て「帰ります」ということもできず……。研修の内容は「寺で修行をする」以外に事前に知らされておらず、その場その場で指示に従うような形でした。

 修行僧だという少年に案内されて通された広間には、値段が貼ってあるたくさんの仏像が置いてありました。少年は丸刈り頭に真面目そうな顔立ちをしていて、年の頃は中学生くらいでした。その顔に笑顔はまったくなく、どこか大人びていて、淡々と物事を進めている様子が印象的でした。進行役にも慣れているようで、おそらく長くこのお寺で修行しているであろうことがわかりました。

 広間で座って待つこと5分ほど。私たちの前に現れた住職は、笑みを浮かべながら、これまた慣れた調子で話し始めました。この寺がどれだけ有名であるか、どれだけ有名な会社の研修で使われているか、修行を受けた新入社員がどれだけ素晴らしい人材になるか。そんな話を、10分ほど聞かされるのです。住職は続いて、「一人ずつ、大きな声で自己紹介をするように」という指示を私たちにしました。

 一人目に指名された同僚の男性が立ち上がり、「株式会社●●の●●と申します、よろしくお願いします!」と自己紹介を始めると、突然住職が「声が小さい!!」と怒鳴り声をあげました。

 この時点で「あ~~、こういうタイプの研修か~~~」とあからさまにテンションが下がったのを覚えています。住職はそれから5分ほどその男性社員に説教をして、何度も自己紹介をやり直しさせました。新入社員は13名しかいなかったにもかかわらず、全員が自己紹介を終えるまでに1時間もかかりました。⇒続きはコチラ・・・・

アンモニア浴び2人死傷 王子製紙を送検 保護具着用させず 名古屋北労基署

2018-05-14 | 労働ニュース
 愛知・名古屋北労働基準監督署はボールバルブの破断によりアンモニア水が噴出し、労働者2人が死傷した労働災害で、王子製紙㈱(東京都中央区、青山秀彦代表取締役社長)と同社の春日井工場の操業長を労働安全衛生法第22条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで名古屋地検に書類送検した。
 労働災害は平成29年7月28日、同社の春日井工場で起きた。アンモニア水のタンクに取り付けていた液面計の調子が悪く、検査のために労働者2人がボールバルブを閉め、液面計への流入を止めようとしたところ、バルブの継ぎ手部分が破断・脱落、アンモニア水が噴出した。労働者2人は⇒続きはコチラ・・・・

熱中症による労災防止を

2018-05-14 | 労働ニュース
仕事中に熱中症になり労働災害に認定される人が毎年20人を超えることから、青森労働局は、今月から県内の事業所に対し熱中症対策を指導しています。

青森労働局が仕事中に熱中症になり労働災害と認定された人の数を調べたところ、平成27年が24人、おととしが23人、去年は29人に上り、毎年20人を超えている実態が明らかになりました。
このうち、平成27年8月、青森市で草刈りをしていた60代男性と去年7月、おいらせ町で畑作業をしていた70代女性の2人は、熱中症⇒続きはコチラ・・・・

<裁量労働制>一般労働者の時間、数百件の異常値 厚労省

2018-05-14 | 労働ニュース
 裁量労働制に関する厚生労働省の調査データに異常値が多数含まれていた問題で、同省の精査の結果、裁量労働制の労働時間と比較した一般労働者の労働時間について、数百件の異常値が確認された。政府関係者が取材に明らかにした。精査結果は15日の衆院厚労委員会理事会に報告される。

 問題となったのは、厚労省が2013年4~6月に実施した「13年度労働時間等総合実態調査」。労働基準監督官が⇒続きはコチラ・・・・

大正製薬、40歳以上の早期退職者募集 「持続的成長」が狙い

2018-05-14 | 労働ニュース
大正製薬ホールディングス(HD)は5月14日、一部を除くグループ企業から早期退職者を募集すると発表した。対象は勤続10年以上かつ40歳以上の従業員約3000人で、部長級以上の役職者は対象外。7月1日~8月10日にかけて退職希望者を募集し、9月末~12月末にかけて順次退職となる予定。

【画像】早期退職者の募集要項

 退職希望者には、通常の退職金に役職・勤続年数に応じた金額を上乗せして支給する。外部のキャリアコンサルタントを雇用し、退職希望者の再就職支援も行う。応募者数と退職金総額の予想値は非公開。

 同日発表した2018年3月期の連結決算は、売上高が2801億円(0.1%増)、営業利益が370億円(15.7%増)、最終利益が317億円(10.1%増)と増収増益だったhttps://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180514-00000050-zdn_mkt-bus_all