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木めぐり像めぐり

気に入った木、気になる像などを紹介していこうと思います。

旧大社駅本屋(重要文化財)

2013-03-14 13:44:28 | その他

 出雲大社から歩いて30分ぐらいのところにあり、ほとんど観光客は来ないようで、私一人で見学しました。十円玉に描かれている平等院鳳凰堂や国会議事堂のような対称的な建造物で、公共的かつ権威的な感じがよく出ている気がします。説明によると
「国鉄大社線は山陰線の支線として、明治45年(1912)に開通しましたが、そのときの駅舎は今の半分ほどの大きさでした。大正2年(1923)、出雲大社神苑から神門通りが貫通し、出雲大社から駅までを直結するルートができました。一方、国鉄山陰線は大正12年(1923)に京都から益田までが全通し、出雲大社への参拝者も爆発的に増え、駅舎も手狭になりました。そこで出雲大社の表玄関としてふさわしい建物へ改築しようと、同年9月に起工、、12月に上棟式を行い、大正13年(1924)2月13日ひ竣工したのがこの駅舎です。~
 この大社駅開業により、出雲大社への参拝客は増え続け、昭和35年(1960)には、1日2000人を超える人が利用していました。しかし、その後は自動車の発達により乗降客が減少し、平成2年(1990)の大社線廃止により大社駅はその使命を終えることとなりました。」となっています。
 駅舎内もなかなかいい感じですね。

出雲大社駅に展示された古い車両内部

2013-03-13 11:43:55 | その他

 出雲大社駅の横に古い車両が展示されており、その内部に入れるようになっていました。その内部を見学したとき、幸せな感じがしました。床、窓枠、座席、木製のものでおおわれた空間は、とても落ち着いた気持ちのいい感じがしました。現代の金属とプラスチックでおおわれた機能性と合理性を追求した空間との違いがはっきりと感じられる。大家族で一家団欒をすごせた、漫画「サザエさん」のような幸せな時代を感じさせる空間がここにあるように感じます。

国立博物館のユリノキ

2012-11-18 12:43:43 | その他

 数日前に国立博物館に行きました。ユリノキが黄葉していて、なかなかいい姿でした。上野は国立博物館、東京都美術館、芸大美術館、西洋美術館、上野の森美術館、科学博物館、上野動物園、国際こども図書館などあり、何でこの地域にこれだけの文化施設が林立するのか不思議な気がしますが、これだけの施設の敷地は、もともとは徳川家の菩提寺、天海僧正が開いた寛永寺の所領だったところです。現在の寛永寺は、隅っこの方に移転してしまい、普通のお寺のようになってしまいましたが、歴史的な重みを感じさせる痕跡はあります。境内には小さな銀杏がたくさん落ちていました。
 上野は散策するのには、とても面白い場所です。

ある日、電話でファンドの勧誘があり、パンフレットをもらい、営業マンが家にやってきた顛末記

2012-11-15 15:49:55 | その他
○○ファンドに投資する前に、それが信用できるものかどうかを知る参考にでもしてください。
 最近ファンドの勧誘の電話がありました。ファンドとは何かといいますと、お金を集めて、その金を元にして、株、金、債権など、金融商品の専門家が投資して利益をあげてもらい、その利益を受け取る仕組みです。もちろん投資に失敗し、リーマンショックのようなことがあれば、だいたい大損することになります。さて、本題にはいりましょう。
 電話で「一口100万円で、毎月1万2千円の配当金、お申し込み手数料、解約手数料、事務手数料も無料、年間14万4千円の収入になる。今まで元本割れしたことがないという実績を自慢しました。」その他色々と質問して、投資の専門家なら年間20%ぐらいの利益を上げられるかもしれないと思うと、ぎりぎり信用できそうなファンドかなと思いました。しかし、美味すぎるお話です。いちおう、そのファンドのパンフレットを送ってもらいました。
 そのパンフレットは、非常にあっさりとしたもので、会社概要は、本社、名古屋支店、サポートセンターの住所、資本金、会社設立年月日、事業内容、取引銀行の説明だけで、社員数や代表者名がありません。また、ファンドの分配金の説明書があり、そこに「元本を保証している商品ではありません」と注意書きがありました。話では、今まで元本割れしたことがないと電話では言っています。これが本当の話なら、電話などで勧誘しなくてもすぐに募集金額が集まるだろうと思うのです。本当に本当の話なら、すぐにでも投資したい気持ちです。
 パンフレットを受け取った数日後、電話があり、感想を聞かれ、こちらか色々な疑問点を聞くなどして、会うことになりました。ここまでの電話の応対は女性です。やはり、男性よりは女性のほうが信用できそうな気がします。それにどんな女性が来るかも興味がありました。
 男性の上司と電話の女性がやってきました。女性一人で見知らぬ家に訪問するのは危険かもしれないので、ペアでくるのは当然かなと思いました。二人とも黒のスーツ姿で、30歳台だろうか、信用できそうな容姿で、男性が説明して、弁舌もしっかりしていました。女性はその横で見守っていました。でも、話がうますぎるし、信用したいのだけど、できない。そこで、社員数や投資を専門にやっている社員数など聞いたりしました。そして、デーリングルーム(株、金など金融商品を取引する部屋)を見学させてくださいと頼みました。すると「そこは、会社の一番重要な場所なのでみせられない」ということでした。そんなものかなと思ったのですが、今度は、本社が港区の高層ビル、一流企業が入所しているようなビルなので、「本社を見学させてください」と頼みました。するとすぐに、「どうぞどうぞ」ということで、見学に都合のいい日を夕方に連絡してもらうことになりました。
 夕方、その女性から電話があり、「会社に戻ったら、大口の投資家の資金が集まって、募集金額に達してしまったので、今回はもう終了してしまいました。来年にまた募集しますので、そのときにお願いします」とのことになりました。やっぱり怪しいファンドだったなと思ったのですが、一応、そんな気持ちはおくびにもださず、「会社の見学はできませんか」と、頼んだら、断れました。
 もしかした信用できる会社かもしれませんが、この応対は信用できない会社です。やっぱり、そんなうまい話はないということです。でも、そのうまい話が本当だったらと期待していたので、かなり、がっかりしました。