この夏初めての蝉!

最近は、連日地元のあいさつ回りに精を出しています。
そして、今日、この夏初めての蝉に遭遇しました。雑木林で、まだ弱々しかったのですが、かすかな蝉の声も聞きました。午前中は晴れ間が見えましたが、午後はどんより曇り、夕方には雨がぱらつく有様で、梅雨明けはまだ先。時折すれ違う子供たちにも心なしか活気が感じられません。我が家の娘たちも、なかなかプールに行けず毎日ぼやいているようです。

また、全国で豪雨のため被災された皆さまに心よりのお見舞いを申し上げます。

さて、靖国問題に今日で一応の区切りをつけたいと思います。
この間さまざまなお立場から率直なご意見をお寄せいただきました皆さんに心から感謝申し上げます。その中から、ごく最近頂戴したコメントの一つが総括的なものだったので、引用させていただきながら、改めて私見を述べたいと思います。

以下、Unknown (Unknown) 2006-07-27 03:11:04 コメントをベースにしました。
1.分祀の対象
(1)A級戦犯全員
(2)A級戦犯全員及びBC級戦犯及び戦犯以外にも存在する国家指導者たち等
(3)A級戦犯、BC級戦犯を問わず、日本人自ら戦争責任者とみなした人のみ
(4)沖縄やシベリヤ抑留などで亡くなった民間人も含めた純然たる意味での戦死者以外(ABC級戦犯含む)

私の意見にもっとも近いのは(3)だと思います。繰り返しますが、極東軍事裁判のことはひとまず頭の中から切り離してお考えいただければと。すなわち、分祀は、本来の合祀対象者(戦死された軍人・軍属)以外の方々のうち、昭和6年以降に閣僚および陸海軍統帥部の要職にあった方々ということになります。(注:「戦死」には、戦場での傷や病が原因となって後日亡くなられた場合も、「軍人・軍属」に加えて軍の要請に基づいて戦闘に参加して死亡された民間人の方々も含まれます。)

したがって、「A級戦犯のみがけしからん」と言っている中国や韓国の議論とはまったく無縁の判断とお考えください。つまり、「A級戦犯分祀をたとえ実行したとしてもその後、BC級戦犯も問題あるといってきた場合、反論できる根拠がないですよ」というご心配は杞憂です。中国・韓国に認めてもらう、という観点ではありません。私たち自身の手でけじめをつけることが重要だと思います。極東軍事裁判という場で外国から押し付けられた結論で国内が右往左往する無ざまな現状に終止符を打つことが目的です。ここまで努力して、なお中韓が文句を言ってきても、それは国際社会での広い支持は得られないと思います。

2.論理構成
 (1)分祀は有効な適切な手段のひとつ
→(2)なぜなら本来あるべき姿にもどすだけ
→(3)しかも自然に外国からの圧力なくなる
→(4)東京裁判の是非を扱えるようになる
→(5)既に日本では名誉回復はされている
→(6)しかし敗戦責任はある

仰るとおり、「少し苦しい」とは思いますが、現時点でこれ以外に良い方策を思いつきません。まさに、「国内で名誉回復され」、「東京裁判の是非論(が)解決している」にもかかわらず、近隣諸国や欧米の専門家から難癖をつけられている現状を打開するには、靖国と同裁判(判決)をまったく関係なきものとして切り離すことが最善の道ではないかと考えます。

最後に、「そもそも東京裁判の判決と敗戦責任は全く別であって、東京裁判がたとえ無効になったとしても敗戦責任があるのは当然」というご理解にまったく異論ありません。私が言わんとする「戦争責任」(「敗戦」の責任だけではありません。念のため!)とは、極東軍事裁判を舞台にした連合国の「政治ショー」で意図的に狙い撃ちされた「被告」に拘わらず、当時の国際法から脱線し祖国を焦土に陥れてしまった満州事変以降のわが国の政治・軍事指導者たちの責任をきちんと見極めていきましょう、というものです。

念のため付け加えますと、私は、彼らの墓を暴けとか、全国各地の護国神社から御霊を引きずり出せ、とか言っているわけではありません。日本国民として、静かに、謙虚に過去の失敗を省みて、後世に生かそうというだけなのです。靖国神社にお祀りする対象から外れることは、彼らに対する罰としてそうすべきだ、と言っているわけではないのです。そもそも、廣田氏や松岡氏のような文民の閣僚などは、靖国神社とは何の関係もない方々であって、おそらくご本人たちも何でお祀りされたのか戸惑っておられるでしょう。

私としては、A級だとか、B級だとかといった、極東軍事裁判に振り回された分祀論から一刻も早く脱却したい、その一心です。それこそが靖国神社の本旨にも適い、天皇陛下や総理大臣はじめすべての国民(あるいは諸外国の指導者たち)がわだかまりなく日本国のために命を投げ打って戦った英霊の皆さまを追悼、慰霊、顕彰、崇敬する唯一の方策と信じます。

8月を迎え、例の「富田メモ」の真贋も含め、さらに議論が巻き起こることが予想されますが、当ブログでは多少早めに私の見解を披瀝させていただき、皆さんの議論に供したいと存じます。
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コメント
 
 
 
Unknown (一国民)
2006-07-27 18:12:52
プロフィールに「衆議院議員」と明記している国会議員のブログで、『靖国神社の本旨にも適い、天皇陛下や総理大臣はじめすべての国民(あるいは諸外国の指導者たち)がわだかまりなく日本国のために命を投げ打って戦った英霊の皆さまを追悼、慰霊、顕彰、崇敬する唯一の方策』と記述するのは行き過ぎではないか?



国会議員が、議員バッジを前面に出して、宗教法人に対して「こうあるべき」と提言までしていいのか?



分祀云々の前に、政教分離の原則には全く抵触しないのか?



前エントリーに対するコメントを呼んでいても納得できないので、お教え頂きたい。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-07-27 18:22:24
政教分離にはまったく抵触しないよ。

一陣笠議員、そんなに買いかぶんなさんなって。

それより、提言の中身が問題だろ。

オイラは評価できると思うな。

けっこうリーズナブルだぜ。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-07-27 18:27:11
>極東軍事裁判という場で外国から押し付けられた結論で国内が右往左往する無ざまな現状…



他人事みたいに書かないでほしい。

悪意を以って、率先して右往左往している主体は民主党だ。

あなたも責任の一端を感じるべきだ。
 
 
 
靖国合祀と極東裁判 (Mr.参謀)
2006-07-27 19:45:15
結論から言わせて戴きますと、



「靖国合祀と極東裁判は切り離して考えることは出来ない」



というのが私の持論です。

なぜなら、

敵の捕虜になって、罪もなく処刑されれば、戦死と同意であり、靖国合祀の対象となるからです。



論点は、死刑になる程の罪があったのかどうか。

それだけです。



首相が東条英機でなかったら、開戦は回避できましたか。

陸軍の暴走を許した大臣として、首相になる前の罪の方が大きいかもしれませんが。



今のサダム・フセインの裁判はどうでしょう。

国際法上では、クウェートを侵略した罪や、侵略した米軍に負けた罪で死刑にするのは難しいはずです。

 
 
 
Unknown (たこ)
2006-07-27 19:46:04
ようするにA級戦犯だから駄目なのでもなく

戦死していないから駄目なのでもなく

「戦争責任があるから駄目」

ということなんですね。



野党らしい理由ですね。



>そもそも、廣田氏や松岡氏のような文民の閣僚などは、

>靖国神社とは何の関係もない方々であって、

>おそらくご本人たちも何でお祀りされたのか

>戸惑っておられるでしょう。



勝手に死者の気持ちを代弁しないほうが

いいんじゃないですか?

戸惑っているかもしれないけど

光栄に思ってるかもしれませんよ。

靖国に関係があるか否かは靖国神社が決めることです。

当の靖国神社が合祀したんだから関係ないことはないでしょう。
 
 
 
思い上がっていませんか? (うみ)
2006-07-27 19:52:53
>仰るとおり、「少し苦しい」とは思いますが、現時点でこれ以外に良い方策を思いつきません。



長島議員が他に思いつかないからと言って、他に選択肢がないかのような視野狭窄に陥るのは如何なものかと思います。

世界で一番この問題について詳しいとでもお思いですか?



>近隣諸国や欧米の専門家から難癖をつけられている現状を打開するには

世界中で中国・韓国以外に文句を言ってこないのに、いちいちマスコミと一部政治勢力が反応するから問題になるだけで、在日米軍高官やエリツィン元ロシア大統領など、数多くの外国要人が靖国神社に参拝している現状について、特に改善すべき問題があるとは思いません。難癖をつけていない専門家が多数居ることに目をつむる長島議員の朝日新聞のような論理構成には遺憾の意を表したいと思います。

中国・韓国が日本のありとあらゆる点に文句をつけているのは承知しています。

マスコミが有ること無いこと言って政府批判をしていることも承知しています。

だからといって、民主党までもが喜んで踊ることはないと思いますよ。小沢代表は日本国を辱めることによって選挙で有利になると何か誤解しているのでしょうか?
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-07-27 20:05:51
>私たち自身の手でけじめをつけることが重要だと思います。極東軍事裁判という場で外国から

>押し付けられた結論で国内が右往左往する無ざまな現状に終止符を打つことが目的です。

けじめをつけるって、どうやってつけるのですか?

もう一度裁判をやり直すのですか?

国民投票でもやりますか?

もし日本人自身の手でけじめをつけた結果、戦犯の方達の靖国合祀に問題なしとなったら長島議

員は納得できますか?



そもそも彼等の罪って何ですか?

>極東軍事裁判を舞台にした連合国の「政治ショー」で意図的に狙い撃ちされた「被告」に拘わら

>ず、当時の国際法から脱線し祖国を焦土に陥れてしまった満州事変以降のわが国の政治・軍事指

>導者たちの責任をきちんと見極めていきましょう、というものです。

長島議員は「敗戦」の責任だけではありません、と仰いますが政策、戦略的ミスを犯した方達を犯

罪者として裁くという事でしょうか、それ以前に彼等はすでに故人ですよ。死者に鞭打つつもりで

すか。長島議員の提案に遺族の方達は喜びの涙を流すでしょう。

責任も何も当時の指導者達がミスを犯したことについては誰も否定していないと思うのですが。

指導者達の行動を全て肯定している人なんて今まで見たことありませんけど。



『失敗を省みて、後世に生かそうとする』のは構わないのですが、本来それは歴史学者や軍事専門

家達の仕事であって分祀とは無関係です。



極東軍事裁判という場で外国から押し付けられた結論で国内が右往左往したり、わだかまりなく日

本国のために命を投げ打って戦った英霊の皆さまを追悼、慰霊、顕彰、崇敬する方法は

毎年、閣僚や政治家が参拝を続けるだけです。

そうすればこの問題は自然消滅するでしょう。



後、靖国に反対している国ってどこなのでしょうか?中国、韓国、北朝鮮以外にありますか?

 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-07-27 20:46:12
本文で引用されているコメントを書いたものです。

まず、拙い文章でありながらわざわざ掲載して頂き、また、ご回答いただいたことに感謝申し上げます。

今回のご回答で意図されていることは分かりました。それを踏まえたうえで意見を述べさせていただきます。



分祀の対象を「A級戦犯、BC級戦犯を問わず、日本人自ら戦争責任者とみなした人のみ」ということですが、私は分祀否定論者ですが、万一分祀するのであればこの案が妥当と思っています。

しかしながら、先にも述べたとおり歴史認識と靖国神社の分祀を関連付けるとなると、非常に世論の大きな圧力がかかるため、実質問題として無理ではないかと思います。

また、分祀したとしても戦犯とみなした結果ではないとの考えもある意味妥当だとは思いますが、これを遺族や国民に納得させることが果たしてできるのか疑問が残るところです。



また、満州事変以降から講和条約までの総括といっても簡単にできるわけではなく、日本国の意見として果たしてひとつにまとめられるか、また、それが可能であっても5年、10年のスパンで考えるほどの作業ですが、それでもなお、茨の道を進もうとしているのであれば敬意を表します。



最後に全体的な意見として述べると、今回の意見を聞いて、おっしゃっている論理はわかりました(前回、厳しい意見をして申し訳ない)。私が導いた結論(今のまま首相が参拝してなんら問題ない)とは異なるが、先生のいわれてる論理構成もひとつの方法だと個人的には思います。

しかし報道でみるかぎり分祀論を唱えている民主党員との意見の乖離がある。そもそもここでの意見に近い人が国会議員の中に一人でもいるのかどうか怪しいものです。



私は先生の発言が党見解であれば民主党を支持するかもしれませんが(自民党が国立追悼施設を作ろうとする場合は特に)、管氏や鳩山氏の意見がそうであれば、とても民主党を支持できません。



先の北朝鮮ミサイル問題でもあったと思いますが、このあたりをどう決着できるかが勝負だと思いますね。

 
 
 
理解力ない連中だな・・・ (東郷平八郎)
2006-07-27 20:47:47
だから、長島議員は、「戦犯だからだめだ」とも、「戦争指導者たちを裁判にかけろ」とも、「これが完全無欠の結論だ」とも、まったく言ってないではないか!ほかに選択肢があるのは当たり前じゃ。



無理解な決め付けは、議論の生産性をいちじるしく損なうものである。うみとかMr.参謀とか、読解力のない批評家は、すでに君たちの結論は丸見えなので、これ以上議論に酸化しないでもらいたい。
 
 
 
なぜ、いま? (しげ)
2006-07-27 21:17:31
今になって開戦前後の国家指導者を裁き直す根拠は何ですか?

当時の彼らが一体どのような国内法に反していたのですか?

戦後に衆参両院で可決された名誉回復の決議は無視ですか?

この名誉回復の決議が彼らに対する国民の評価ではないのですか?



>当時の国際法から脱線し祖国を焦土に陥れてしまった満州事変以降のわが国の政治・軍事指導者たちの責任をきちんと見極めていきましょう、というものです。

敗戦直後、焦土と化した国土の復興に尽力された方々が敗戦責任の追及を行なわれたのであればまだ納得出来ます。

が、敗戦から半世紀以上経ち、世界でも屈指の豊かな国となった現在において、戦後生まれの人間が敗戦責任を追及するというのは、豊かさに胡座をかいているとしか思えません。

当事者が問わなかった(罪としなかった)責任?をなぜ今問うのですか?



戦犯とされた方々が合祀され、一般に明らかになったのは79年。

近隣諸国が問題としたのは85年。

この6年の空白はなぜだと思われます?

私は85年に国内新聞社がぶち上げた糾弾キャンペーンに近隣諸国が便乗したためだと思っています。時系列を考慮するとね。



当時の国家指導者層の再評価を今の状況下で行なう意味を教えてください。
 
 
 
陛下のお心 (スズキ)
2006-07-27 22:55:23
基本的に長島議員の見解に賛同します。



元々、私は比較的右寄りを自負していましたが、こと、いわゆる靖国問題に関しては自身の中で結論が出ていませんでした。

以前の報道と読書等の情報からは

1.基本的に他国から言われる筋合いの問題ではない。

2.極東裁判自体に問題があった。

3.各級戦犯とされた人々の名誉回復は一応なされている。

4.陛下を輔弼する責任を有する人々の責任論は本来日本国民から発せられるべきであった。

5.日本国民独自の敗戦に関する評価は極東裁判によって為される機会を失い行なわれていない。

6.4.が行なわれた場合、当然責任を問われるべき人たちと(特に)A級戦犯と呼ばれる人たちは重なる。

7.そんな人たちの合祀は「あるべき姿なのか」疑問に思う。

8.しかし、他国から言われると不愉快だし、言い成りになった言われるのは本意で無い。

2・極東・・・・

と、堂々巡りをしていました。



 事の真偽はともかく(はじめからきな臭い感じがしていたが)日経スクープの「富田メモ」に接し「陛下のお心」という観点から見直したときにすっきりしました。



 結論は長島議員のエントリーでほぼ網羅していますので書きませんが多少補足します。

「歴史に学ぶ」大切さは各所で言われますが、多くの議論は「局所論」が多く議論がかみ合いません。



明治憲法第55条 国務各大臣ハ天皇ヲ輔弼シ其ノ責メニ任ス凡テ法律勅令其ノ他国務ニ関ル詔勅ハ国務大臣ノ副署ヲ要ス



 当時の陛下の御立場は、国権の最高権力者と法的にはされながらも、上記55条により多少の意見は反映されつつも「国務各大臣」の「輔弼」を受け「詔勅ハ国務大臣ノ副署ヲ要ス」ため思いどうりに国策を決定できる立場に無かった事が重要です。

 開戦および敗戦の責任は「天皇ヲ輔弼シ其ノ責メニ任ス」当時の国務各大臣に多きにあり、終戦の決定は陛下の御聖断によるものとの認識は多く良民の有するところでしょう。



 酒の席の話で申し訳ありませんが、事のきっかけはある人の一言でした。

「A級戦犯のおかげで生き長らえた昭和天皇が今ごろあんな事を言うなんて卑怯だ!今後国旗は蔵に仕舞いこんでやる!」

多少事実誤認の感が否めない一言でしたが・・・考えさせられました。

 

 開戦前、如何に戦争を避けるかが陛下の苦心された最大の事案である事を多くの史書は明にしています。戦後、その陛下が、先の靖国宮司(宮家)は判ってくれていたのに、時の靖国宮司(元帝国陸軍大将)はお心を理解しない行動(A級戦犯合祀)に対しお怒りになり、また、太平洋戦争の直接の原因ともなった三国同盟締結時の在ドイツ大使、在イタリア大使に対して不愉快な御気持であったとしても「人」として自然な感情だったと私は思います。まして「天皇ヲ輔弼シ其ノ責メニ任ス」当時の国務各大臣の長たる東条総理大臣に対する感情は想像に難くありません。



終戦時からのいわゆる「極東裁判にだけ」関して言えば、お孫さんの東条総理に対する昨今の論陣、著書の論調も納得行く部分もあります。が、しかし開戦前後にさかのぼればその責任が免れようはずもありません。



靖国に祭られる「真の英霊」は時の帝国指導者と一緒に祭られる事を喜べるのでしょうか?

「国のために死ね」と命令した責任者と一緒に祭られる事は喜びなのでしょうか?



それもこれも日本人により戦争責任の評価をする機会が失われたが為の悲劇といえるのではないでしょうか。

加えて「合祀の決定」に対して「官僚の独断的」きな臭さを私は感じてしまうのです。

当時の将星の多くが「軍人」でなく「官僚」であったことも多くの史書が明らかにしています。



長くなりましたが最後に。

政教分離を声高に言われる人は与党公明党の結党理念の裏をよく調べ、考えてから発言して欲しく思います。

また、このサイトは立場はともかく「個人」のものですから「組織の統一見解」と発言が異なろうとも、その事を指摘するのは筋違いと私は思います。



 
 
 
訂正 (スズキ)
2006-07-27 23:06:42
誤 :時の靖国宮司(元帝国陸軍大将)(は)お心を理解しない行動(A級戦犯合祀)に対しお怒りになり

正:時の靖国宮司(元帝国陸軍大将)(の、)お心を理解しない行動(A級戦犯合祀)に対しお怒りになり



誤:まして「天皇ヲ輔弼シ其ノ責メニ任ス」当時の国務各大臣の長たる東条総理大臣()に対する感情は想像に難くありません。



正:まして「天皇ヲ輔弼シ其ノ責メニ任ス」当時の国務各大臣の長たる東条総理大臣(以下)に対する感情は想像に難くありません。



 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-07-27 23:39:56
しげと名乗るおっさんも相当イカレテルネ。

戦犯と分祀は関係ないとあれほど皆が説明してやってるのに、粘着もはなはだしいよ!



79年から85年まで静かだったことを問題にするなら、75年で天皇御親拝が途絶えたことも問題にしろよ。教えてやろうか?85年に突然騒ぎ出したのは、中曽根が公式参拝と言ったからだよ。
 
 
 
酔いに任せて (スズキ)
2006-07-27 23:48:10
今晩は連続投稿をあえてさせてもらいます。



>「日本に死者に鞭打つ習慣は無い」と言われる方々へ



姉川合戦の後の織田信長の行動をご存じでしょうか?

浅井、朝倉の当主3人の「しゃれこうべ」に金箔をほどこして杯にして戦勝の宴の興に講じたと多くの史書は記しています。これに限らず「太平記の足利」他、この手は随所に確認されています。

これは死者に鞭打つ事ではないのでしょうか?



時代の流れと共に「歴史認識」「常識」「習慣」は変わります。

「現代の感覚」でのみ「歴史」「常識」「習慣」を語ると本質は見えてこないと思いますよ。

 
 
 
Unknown (okinawa)
2006-07-27 23:51:38
戦争を国民が反省し、不戦の誓いをするのはいいんですが、あの大東亜戦争(太平洋戦争)を戦後生まれの俺たちが総括するのはどうかと思います。今ならまだ、戦争を体験した人達がたくさん生きておられます。あの戦争は戦争を体験した人々を中心に総括したほうがいいんじゃないでしょうか?それって無理ですかね?今ならまだギリギリ間に合うと思うのですが。
 
 
 
Unknown (カラム)
2006-07-28 00:15:10
未だに分祀の意味すら理解できずに講釈たれる人が多いので正直驚いてる。

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ぶん‐し 【分祀・分祠】 - 国語辞書(大辞泉)



[名](スル)本社と同じ祭神を、別に神社を設けてまつること。また、その神社。

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つまり分祀しても御霊は靖国からなくなるわけでも他の神社に移動するわけでもないんですよ。

つまりコピー&ペーストであってカット&ペーストではないと。



俺的には分祀して「民主党のいう『アジア』」が納得するなら分祀すればいいと思うよ。靖国から御霊がデリートされるわけじゃないんだからさ
 
 
 
しつこいけど今晩は・・・ (スズキ)
2006-07-28 00:26:43
時の指導者の多くと、その親族は危険回避の為潜伏しています。そして暗殺、迫害の危険を感じていたことに「罪の意識」が如実に現れています。



陛下は終戦から時を置かず全国に行幸されています。テロ、暗殺の危惧を振り切ってです。

当時の国民は復興の意識に目覚め、今日の基礎を作ったご英断であった事は、現在でも誰も否定できないでしょう。



開戦、終戦、復興に対する責任を果たさなかったのは誰でしょう?

 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-07-28 00:29:51
>時代の流れと共に「歴史認識」「常識」「習慣」は変わります。

>「現代の感覚」でのみ「歴史」「常識」「習慣」を語ると本質は見えてこないと思いますよ。

まったく同感です。

WWW2当時の「歴史」「常識」「習慣」を無視して「現代の感覚」で戦争責任を追求しようとする

人もいますからね。



>これは死者に鞭打つ事ではないのでしょうか?

だから戦犯の人達の責任を今になって追及するのですか、そうですか。



>靖国に祭られる「真の英霊」は時の帝国指導者と一緒に祭られる事を喜べるのでしょうか?

>「国のために死ね」と命令した責任者と一緒に祭られる事は喜びなのでしょうか?

喜ぶか悲しむかなんて生きてる人間がどうやって判断するのですか?

喜ぶ英霊もいれば嫌がる英霊もいるかもしれませんよ、どうやって調べるのですか?

全ての英霊にお伺いでも立てますか?



 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-07-28 00:33:01
長々と書いてるだけでやっぱり墓暴きじゃないですか。

結局結論は中韓の事だし。



要するに神として祭られてるものを今頃あいつは罪人、

あいつの責任だと決めつけて、裁こうとしてるだけじゃないですか。

誰にその権利と能力があるんですか?



その上党の幹部はA級がどうのと繰り言ばかり。

正直、気持ち悪いです。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-07-28 00:40:31
スズキさん

>時の指導者の多くと、その親族は危険回避の為潜伏しています。そして暗殺、迫害の危険を感じ

>ていたことに「罪の意識」が如実に現れています。

つまり、時の指導者やその親族は責任を果たすために死ねばよかったのですね。

違うと言うのなら、他にどのように責任をとればよかったか考えを教えてください。





>開戦、終戦、復興に対する責任を果たさなかったのは誰でしょう?

散々戦争を煽ったくせに強要されたとか言い訳するマスコミ関係者とか文化人とか

全ての責任を当時の政治家、軍人に押し付けた人達ですね(笑)

 
 
 
本当に今晩はしつこいなぁ・・・ (スズキ)
2006-07-28 00:51:33
方法論はいくらでもあるんだらか分祀の意味なんてどうでも良いのですよ。



最終的には戦争責任者を切り離せば良い(コピーしなければ良い)のであって、極論すると戦争責任者以外をすべてを別の施設に移せば(コピー&ペーストすれば)、文句を言っている諸外国(中国、韓国等)の要人も大東亜戦争戦没者慰霊に足を運ばない理由は無くなる。

靖国神社は靖国神社で存在すればよい。



その前提に日本国民の総括が必要だと言って言っている訳で、分祀の意味なんて靖国神社が言っていることを信じるか信じないかの問題であって知ろうが知るまいが議論の対象にならないが、知って議論した方が良いことは確かだ。



不適切な表現と思われる人がおられたらあらかじめお詫びします。



 
 
 
非現実的で自己満足 (短島)
2006-07-28 00:58:34
>日本人自身できちんと総括しなければならない問題だと思っておりました。

>独立回復後も、政治家はこの種の議論から距離を置いてきたというのが偽らざるところだと思います。今回のスクープ記事は、自民党総裁選との関連でいろいろ憶測を呼んでいますが、戦後60年を超えて、私たち自身がそろそろ静かに振り返って総括すべき問題なのではないかと思うのです。



と、長島さんの言葉。



>昭和6年以降に閣僚および陸海軍統帥部の要職にあった方々



これも長島さんのお言葉。これは、総括の結果ですか?検証の結果ですか?

そうじゃない。「結果責任」という言葉でちょこっと線引きしただけだ。



>日本国のために命を投げ打って戦った英霊の皆さまを追悼、慰霊、顕彰、崇敬する唯一の方策と信じます。



とってつけたような言葉のように感じた。今回のエントリー、テクニックは伝わったけど、心は長島さんからは感じられなかった。「心」こそが出発点であり、ゴールなのに。

せいぜい頑張って非現実的な提案で、コンセンサスを得られるように頑張ってもらいたい。

 
 
 
同感です (スズキ)
2006-07-28 01:01:52
>>開戦、終戦、復興に対する責任を果たさなかったのは誰でしょう?

>散々戦争を煽ったくせに強要されたとか言い訳するマスコミ関係者とか文化人とか

全ての責任を当時の政治家、軍人に押し付けた人達ですね(笑)



その人達に(も)ありそうです。

いずれにしても、日本国民の手で総括される機会が失われた事が悲劇であって、また、その事は連合国の、特にアメリカの日本を団結させない為の占領政策の重要な項目であったと私は思っています。

 
 
 
Unknown (おばさん)
2006-07-28 01:10:27
ひとことで言って、クラスのおりこうさんの模範解答ですね。ご自分の所属している民主党の代表を説得できるかな?

いずれにせよ、できる事ではありません。一宗教法人に政治家が口出しすることのほうが、恐ろしい。靖国は靖国、心のない人に行けとは申しません。

私にとっては、毎年訪れて先達と語らうことのできる唯一の場所です、心のない人は来ないでください。
 
 
 
スズキさん横槍すみません。 (短島)
2006-07-28 01:12:11
>最終的には戦争責任者を切り離せば良い(コピーしなければ良い)のであって、極論すると戦争責任者以外をすべてを別の施設に移せば(コピー&ペーストすれば)、文句を言っている諸外国(中国、韓国等)の要人も大東亜戦争戦没者慰霊に足を運ばない理由は無くなる。

靖国神社は靖国神社で存在すればよい。



それは意味がわからないよ。だったら、戦争指導者以外を祀る特定宗教に依拠しない国立追悼施設を作るべきだとなるよ。

そんなに神道が好きなの?

どうせ「戦争指導者をはずす」っていう難しい結論を見出すならなら国立追悼施設に、って思うわけでしょうよ。

長島さんの案の最も重要なところは、靖国にこだわっていることなんだから。



「靖国で会いましょう」と言って死んだ人達が多かっただろうっていうのが根拠なのかな?? なんで靖国に長島さんがこだわるのかよくわからん。結局長島さん自身がなんやかんや言って、A級裁判や東京裁判や中韓にこだわって、がんじがらめじゃんって傍から見れば思う。

 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-07-28 01:24:54
総理や保守系与党幹部が「靖国はかくあるべき」なんて言おうものなら、左系マスコミ(日本のほとんどのマスコミ)が大騒ぎするのは間違いないでしょう。



野党幹部は実現不可能な繰言を放言できて気楽だな、と考えればいいのかな?

それとも、民主が政権を取れば憲法を無視して宗教弾圧が始まる、と恐れればいいのかな?



政権取る気ないのかもしれないけど、せめて与党よりは筋を通すとこ見せてほしい。

与党よりいい加減な野党なんて、存在意義を疑います。

 
 
 
Unknown (僭越ながら)
2006-07-28 02:00:20
分祀は不要。

現在の靖国神社は、国立施設ではなく、単なる一宗教法人です。

自由と民主主義の国家では、カルトでもない宗教法人への政治介入は許されません。

本国は、旧ソ連や中共のような全体主義国家ではありません。

「靖国」の祭祀・祭神は「靖国」自身が決め、それに不満があれば、その崇敬を辞めればよいだけの話です。

下衆な言葉で書けば、神職でも氏子でもない部外者が、「御前の祭神が気に入らないからコイツとコイツは外せ」と言っているのです。

釈迦やキリストにでも成った御積りかもしれませんが、長島先生の論理は非常に身勝手で理解に苦しみます。



私自身は靖国神社や護国神社には参拝しません。

併しながら、私が長島先生の立場であれば、中共・韓国・ジャーナリスト等が何を言おうと、宗教法人・靖国神社及びその崇敬者の権利を固守します。

勿論、私は路傍の石ですから、それだけの力はありませんが、その氏子・崇敬者を絶対に擁護します。



年の為書いておきますが、国立追悼施設も不要。

無宗教が好ければ、平和の塔(旧八紘一宇の塔)にでも行けばいい。
 
 
 
Unknown (ララン)
2006-07-28 06:26:45
 2.論理構成について疑問に思うことがあるのでコメントさせていただきます。



>→(3)しかも自然に外国からの圧力なくなる



 とありますが、「圧力をかければ日本は言いなりになる」として却って圧力が増える可能性は無いでしょか。中韓の反日的な行動は靖国に拠るものだけではありません。要求が通ったと相手側に認識されてしまえば更に要求が拡大する恐れがあります。



 少なくとも、中韓が騒ぎ大きな政治問題となっている今の状況で分祀を行うのは良くないと思います。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-07-28 06:54:14
>> カラム様



同意。

広辞苑でも大体同じ意味です。

例えば数万ほどもある稲荷神社は、全て本社である伏見稲荷神社の分祠です。

ちなみにいくら分祀しても、祭神の神威は下がりません。



まあ、物を知らぬ中韓の連中に対して「分祀したよ」とでも言っておけば、彼らも少しは黙るのでしょうかね。

実際には(長島氏の言う特定の)「いわゆる」戦犯のみを祀った、なにやらすごい神社が新しくできるだけなんですが。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-07-28 08:18:58
誰に戦争責任があるかなんて誰がどうやって決めるんですか?

靖国からはずす奴を決めるための議論である上、東京裁判を真っ向から批判するからには政府主導じゃできないし。

民主と関わりの深いパウネットに人民裁判でもやらせる気ですかね?



それと長島議員が外すべきだと思う人をできる限りあげてみてください
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-07-28 08:48:41
スズキさんへ

>最終的には戦争責任者を切り離せば良い(コピーしなければ良い)のであって、極論すると戦争責任者以外

>をすべてを別の施設に移せば(コピー&ペーストすれば)、文句を言っている諸外国(中国、韓国等)の要

>人も大東亜戦争戦没者慰霊に足を運ばない理由は無くなる。

切り離せば理由はなくなると言いますが、そんな保証がどこにあるというのでしょう?

特定アジア(中国、韓国、北朝鮮)は外交カードとして靖国問題を使っているのですよ。また別の理由で文句

を言ってきたら従うのですか。

それとも分祀後に確実に何も言わなくなるという理由があるのでしたら挙げてください。

長島先生もそうですが分祀をすれば外圧がなくなると信じているのがいまいち理解できません。この辺をもう

少し詳しく説明してください。



>時の指導者の多くと、その親族は危険回避の為潜伏しています。そして暗殺、迫害の危険を感じていたことに

>「罪の意識」が如実に現れています。

これについては結局、指導者や親族はどうすればよかったのですか?



>いずれにしても、日本国民の手で総括される機会が失われた事が悲劇

とか



長島先生も

>私たち自身の手でけじめをつける



と言ってますが、日本国民の手で総括って、具体的な方法は?

仮に行ったとしてそれで日本国民が納得できますか?



少なくともそのように主張するならば方法を何かしら考えているのですよね、それを提示してもらえないと単

なるクレーマーか反日勢力にしか見えませんよ。

 
 
 
ずーっと見てたけど (タケ坊)
2006-07-28 09:30:56
靖国問題になぜ貴重な思考の時間を割かなければならないのか俺にはわからん。

もうすでに数十年も前に国内で一応の決着がついた問題を何故わざわざ掘り返したいのだ。

掘り起こそうとしているのは外国では特定アジア三国だけ。

国内では政教一致カルト政党・リベラルの皮を被った共産主義者・朝鮮帰化人政党・冷や飯を喰ってる権力亡者・目先の利益しか考えない無能な商売人・野次馬根性の売文屋だけではないか。

我々一般庶民に何の関係があるというのだ。

そのような反日勢力の妄言に割く時間など今の日本にはまったくない。

四の五の言わず困難な時代を生きた先人の苦労をしのびつつ粛々と慰霊し、現実の日本を取り巻く様々な問題に立ち向かっていくとなぜ長島議員は考えられないのか。

考える能力がないのか上に挙げた反日勢力の手先なのか。



長島議員にはもっと現実の問題について論じていただきたい。

まずは持論のセルフヘルプ論と防衛費五千億円削減の具体策から論じていただきたい。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-07-28 10:34:34
そもそも今の時点で中国・韓国に靖国参拝を非難する合理的な理由があるのだろうか?

現時点で韓国・中国の批判が国際的な支持を得ているというのは適切な認識だろうか?



長島先生はその提案でそれらを回避できるというが、本当にそうだろうか?

ほかの理由を見つけてきてまた難癖つけてこないとなぜ言えるのか?



まずは韓国・中国の批判が国際的に支持されるものなのか、一度国際社会に問うてみればいい。

私はこれこそが最善の手段だと考える。
 
 
 
Unknown (日野生まれ)
2006-07-28 10:57:40
 分祀論前提の議論になってるけど、可能なんですか?可能だと思ってらっしゃるなら、理由を聞かせてください。(誰でもいいから)。なんか不毛な気がするのよね。



>私の意見にもっとも近いのは(3)だと思います。繰り返しますが、極東軍事裁判のことはひとまず頭の中から切り離してお考えいただければと。



 中曽根さんや板垣さんが昔、必死で説得しようとしても分祀させられなかった訳でしょ。この壁を越える手だてがない限り、誰を分祀するだなんだって議論は不毛ではないか。わたしが間違ってるのなら教えてくれ。
 
 
 
いやー (名無しさんご)
2006-07-28 13:22:42
暑い日が続きますね…

さて、今エントリーの話ですが、残念ながらあのコメント群からこの結論が導き出されるとはまさに驚愕と言う他ありません。全編突っ込めますが一番終わってるところを。



>したがって、「A級戦犯のみがけしからん」と言っている中国や韓国の議論とはまったく無縁の判断とお考えください。



>ここまで努力して、なお中韓が文句を言ってきても、それは国際社会での広い支持は得られないと思います。

>近隣諸国や欧米の専門家から難癖をつけられている現状を打開するには、



何なんですかコレは(笑)。



で難癖なら難癖だと真正面から言い返すのが普通の対応です。言わずに別の行動を取るなら、長島さんは本当は難癖だと思っていないという事ですよ。それでは失礼をば…。
 
 
 
この件について (うみ)
2006-07-28 18:16:15
ところで、この件について野田前国対委員長と議論したことはありますか?

野田前国対委員長の国会質問、結構良いところを着いているように思いましたけど、長島議員は野田前国対委員長の国会質問については特に何も思わなかったですか?

まあ、これで終わりって言う以上、ココで質問しても答えないだろうけど
 
 
 
Unknown (こういち)
2006-07-28 22:16:59
このような話が出ること自体、結局は中韓におもねっっているのではないでしょうか。

日本に負けるのは悔しいという理由のみで日本海の名称変更をしようとしたり、わが国のEEZを我が物顔で潜水艦を航行させるような国の言いがかりに耳を貸す必要はありません。

いちいち聞いていたら日本が日本でなくなりますよ。
 
 
 
エスケープゴート (スズキ)
2006-07-29 01:08:25
基本的にこの場で議論しないつもりでしたが今回は勢いに任せてここまできたので皿まで食います^^;



私の知る限り大東亜戦争の責任について日本人みずからの手で総括がなされたことは無いと思っています。(具体例があれば教えていただきたいです)



ここに集う人々の基本論調として「政治家は結果責任を負うべき」というものがあると私は思っています。その線から考えても大東亜戦争に関しても誰かが責任を取るべきです。生死は問わずです。



しかし、先にも書きましたが極東裁判と言う形で他国から不当な責任論を押し付けられて、日本人みずからの手で責任論を戦わす機会は失われ、いまだに為されていないと私は解釈しています。



ドイツに例をとればナチスの首脳部は自殺したヒトラーを含め、末代まで責任を追及されています。生け贄的感覚は拭えませんが、結果責任の観点からは必要な事です。



今の、いや明治政府成立時から見ても、行政府(軍人も含む)の結果責任の多くは問われず、むしろ評価されています。遠くは203高地の乃木司令部、関東軍司令部、近くは社会保険庁、日銀総裁他、数え上げればキリがありません。立法府もしかりです。



どこかでこの悪弊を断ち切らねば後世に禍根を残すと考えます。戦争責任論と靖国問題は切り離して考えなければ先に進みません。他国がどうこう言う前に必要な事と思っています。否、他国に四の五の言わせないためにも必要な事でしょう。



恐らく今頃「朝生」でこの問題をやっていることでしょう。私は明日仕事なので見る気もありませんが、内容は想像できます。

不毛な議論が戦わされていることでしょう。
 
 
 
Unknown (カラム)
2006-07-29 01:44:52
スズキ氏のコメントを全文読まずにあえて書くが、「戦争責任」を取った政治家、軍人がこの世にいただろうか?

あなたの言うようにドイツはナチスに責任をおっかぶせて回避しているだけでしょう。



それと、責任論を説くのなら負け戦だけではなく勝ち戦も論じる必要がるのではないのか?日清戦争、日露戦争の戦争責任は誰がどのようとる?



戦争とは国家対国家の争いであること。国家の責任は国民すべてが負うもの。当たり前にそう思う。

あえて、一個人に責任を負わせる意味がまったくわからない。





ただし、戦争責任論と靖国問題を切り離すのは同意

 
 
 
唯一の解決策 (Mr.参謀)
2006-07-29 02:50:07
反応があるという事は、効果があると思っていいですかね(笑)。



私は物事を単純化しないと結論を出せない人間なんで、0か1かで論じたいと思いますが。



靖国神社は戦死者(及びそれに準じる形で国のために命を落とした、将兵に準じる身分の、日本国民に準じる民族)を奉る施設であって、一般人の空襲や原爆による犠牲者など一切奉られてはいない事を、まずご理解戴きたい。戦時中であれ、訓練中の事故死も含まれているかどうかは微妙ですが。調べようにも、名簿がウィニーでWebに流出してる・・って事は無いですね。



結論から申し上げますと、この問題の最大の難点は、A級戦犯問題に厳密な決着が付いていない事にあります。



1.

A級戦犯の戦争責任を追求する(死者に鞭を打つ)。



2.

極東裁判での戦争責任に対する個々の判決内容の妥当性を明確にする。

=それを義務教育の社会科の教科書に書き込む。



この2つは全く意味が違うのですが、これが理解できないと議論になりませんね。



1.は間違い。

『一応の決着』というやつで、戦後『A級戦犯の戦争責任を追求しない』という逆の『措置』が成された訳です。



2は、日本政府としては今まで全く踏み込んで来なかった領域です。

これに手を付ける事から、全てが始まるのです。



3.

2の結果を受けて、「死刑が妥当」とした現A級戦犯を合祀対象から除外するかどうかは、靖国神社が決める事。



4.

靖国神社の対応を受けて、靖国参拝をするかどうかは、政治家自身が決める事。



手順を踏まないから(間を飛ばすから)、話が飛躍してややこしくなる。

「分祀」などと言う訳の判らない方策が、さもありなんと言うように議論される。

これではいつまで経っても何も決まらない。



他に、どういうやり方があるのか、意見があったら聞かせてください。

読解力のある諸氏殿。

読解力と思考力は、同意ではない。

それがお判り戴ければ結構です。



A級戦犯と靖国問題に関しては、中国・韓国の批判は、正直言って『どうでもいい』事です。この問題は日本1国で決める事。国際社会のコンセンサスすら必要無い。そう言い切っていいでしょう。

他人の顔色をうかがう前に、自分の立場を明確にすべし。

それが、独立国たる態度です。

これが出来ないとなると、日本はそんなに連合国が怖いんですかね。

 
 
 
スズキさんが熱い (Mr.参謀)
2006-07-29 03:08:03
責任が明確になっていない組織は衰退するものなんですが、「日本の官僚組織だけは例外」とは、そろそろ言えない状況になってきましたね。それも、責任者が直接処罰されるのではなく、敗戦処理のどさくさで十把一絡げに処分される感じですが。



小泉さんは、その任期の長さ故、無策により日本を最も危機におとしめた宰相として後世に評価される事でしょう。その点だけは自信を持って予言します。

彼は、たまたま人気取りがうまく、政策に対して無知無能なだけで、一部の官僚のように私利私欲を貪っている訳ではないので、可哀想な気もしますが。結果責任ですから、仕方有りませんね。

 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-07-29 10:15:05
だから「戦争責任を統括」って何をどうすればいいんですか?

それ以前に戦争責任の定義を教えて下さい。



長島先生達が最初にやることは戦争責任(敗戦責任との違い)を定義し、総括する為の方

法を提示する事です。

この辺の定義がないから話が噛み合わないのでしょう。



少なくとも私は当時の指導者達は既に罪は無いと思ってますし、日本国民が今更統括する

必要性は感じられません。

過去の政策等についても調べたい人が調べればいいだけで日本国民で当時の指導者達の責

任を追求することが

>日本国民として、静かに、謙虚に過去の失敗を省みて、後世に生かそうというだけなの

>です。

になるとは思えませんし、このような事をすれば遺族の方々の古傷を抉る事になり結果と

して死者に鞭打つ事につながるでしょう。





スズキさん

203高地を例に挙げてますが、明治政府にまで遡って統括する気ですか。

そのそも203高地は何故裁かれなけければならないのでしょう?

戦死者の数とか戦略、戦術上ミス?

戦争でOO人以上死んだから責任を取れとでも言うつもりですか。



そもそも戦争責任を国民自らの手で総括した国ってあるのですか?(具体例があれば教え

ていただきたいです)



後、ドイツを結果責任の例として挙げてますが結果責任の観点からですと乃木司令部は問

題ないですね。
 
 
 
Unknown (スズキ)
2006-07-29 11:59:07
私宛のご質問にのみ、留守番の暇な時間を使ってお答えいたします。

>Unknownさん 2006-07-28 00:29:51 

>Unknownさん 2006-07-28 00:40:31 

>Unknownさん 2006-07-28 08:48:41

>非現実的で自己満足 (短島)さん 2006-07-28 00:58:34

>Unknown (カラム) さん 2006-07-29 01:44:52



親族についてどうこう言うつもりはありませんでした。誤解を生む表記についてはお詫びします。判りやすく説明できそうに無いので例を引きます。



1.昨今、一部上場企業からも会社の倒産、合併が相次いでいます。その経営者、責任者は何らかの形で責任を取らされます。方法はさまざまでしょう。会社が消滅してもその社員の死に直接つながることは少ないとおもいますが、大東亜戦争では数百万人も死んでいます。

極東裁判では戦勝国の手で不当にその責任が問われました。

不当に問われた名誉回復は後日なされています。

しかし、そこで止まってしまい以後の責任追及はなされていません。戦争指導者が何らかの形で責任を取らずに済ますことは決して日本国のプラスにはならないでしょう。私は正当に責任追及がなされるべきだったと思います。

 私は、このあいまいさが昨今の行政府、立法府の責任を取らない体質の元になっていると思います。日本を愛するが故の提言と自負しています。

 その改善の為のコンセンサスを得るために提言していますが、クレーマーと言われようとも方法論は私ごときには判りません。私ごとき無能者には基本的な考え方を提言することぐらいしか出来ません、皆さんと一緒に考えて行きたいと思っています。結果としてA級戦犯と呼ばれる人達に責任は無いとされても不本意ながら私は受け入れます。まずは責任追及をするという行為が大事だと思っています。



2.国家神道を強要されて指導部の無能ぶりを知らずに、また、ある人は実感しつつ、家族の為に、国の為にと赤紙一枚で死んでいった英霊たち。

以後の歴史も知っている「私」に置き換えて考えました。「私」なら一緒に祭られることは嫌です。先の会社に例えても、会社を倒産させた責任者と一緒に新たに会社を起こそうという人は取り巻きのごく一部でしょう。個人的に近しい人達はそれでも「あの人はすばらしい人だ」と言うかもしれません、しかし、それもごく一部の人でしょう。皆さんは如何でしょうか?



3.彼の国々からのイチャモンがなくなる保証は・・・ありません。イチャモンを付けるけること自体が目的の相手に対して何を言ってもやっても止まらないでしょう。しかし、少なくともこの件に関しては彼の国々の論旨は根底から崩れます。こちらからネタを与える必要はないことに異論は無いと思います。1.の結論が出れば誰でも自信を持って彼の国々のイチャモンに反論できるでしょう。



>Mr.参謀さん

ご無沙汰しています。私自身の中で、長年結論が出なかった案件でしたから多少の暴走はお許し下さい。

Mr.参謀さんとは方法論の多少の差異だけで、基本的考え方は同じと安堵しました。

終戦後61年間、混乱期は除くとしても、諸先輩にも同じような考え方があったのに出来なかったと思われます。大変難しい問題ですが、日本が真の独立国たるには避けて通れない道なのでしょうね。

 アメリカにしても日本は属国としてしか見ていないように感じます。直近では、牛肉輸入再開の件。「BSEに感染する確立は交通事故より低い」発言など馬鹿にするのもいい加減にしろと声を大にして言いたい。国内では政府も行政も、国民の判断で購入しろなどと言いだす始末。いったいどこの国の人の発言か疑います。

 戦勝各国の思惑と工作も複雑に絡み合い障害は大変大きいですね。



追記

203高地の件ですが、失敗した作戦指導者が英雄に祭られていることが問題と思っています。児島源太郎参謀長が見るに見かねて主導権を無理やり握ってから攻略できたことはご存知ですよね。野木将軍は英雄たる資格は無かったはずです。役人も政治家も責任を取らない悪弊の悪しき前例になっていると持っていますが、ご指摘通り国家の責任の観点からは良い例では無かったですね、お詫びします。

 
 
 
Unknown (朝まで名無しさん)
2006-07-29 12:22:01
長島昭久氏の見解は「衆議院議員」としてはNG。

「日本に住む一個人」の見解としてはアリなのではないか、に1票。

大分議論も進んでいるようですので、混ぜ返す言は慎みます。



長島昭久氏個人に入り、民主党に入らない1票の投票方法があるなら、現時点では麻生太郎氏の次に入れたい候補です。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-07-29 13:22:03
>天皇陛下や総理大臣はじめすべての国民

>(あるいは諸外国の指導者たち)がわだかまりなく

>日本国のために命を投げ打って戦った英霊の皆さまを

>追悼、慰霊、顕彰、崇敬する唯一の方策と信じます。



ブンシブンシ言っている人や国は

仮にA級戦犯がいなくても靖国参拝なんてしませんよ。



>ここまで努力して、なお中韓が文句を言ってきても、

。それは国際社会での広い支持は得られないと思います。



今現在の中韓の文句は国際社会で

広い支持を得ているのですか?

そうは思えませんがね。





 
 
 
Unknown (短島)
2006-07-29 13:49:04
長島さんもスズキさんも総括だ、検証だ、なんて言うけれど、

結局主張は、戦争責任=結果責任なの。



二つを別個のものとして、

「結果責任」を負わすために、戦争指導者は慰霊対象からはずす、っていうなら正直だよ。

でも「戦争責任」があるから戦争指導者は慰霊対象からはずす、なんて言っちゃう詐欺師っぷり。

しかも、「戦争指導者=昭和6年以降に閣僚および陸海軍統帥部の要職にあった方」というとても総括・検証の結果と思えない単純さ、というか手抜き。



総括しろ総括しろ、というわりにはUnknown (Unknown) 2006-07-29 10:15:05 にあるとおり方法論が示されない。スズキさんはいいよ、でも長島さんは政治家なのに言いっ放しで今回のエントリでもう切り上げ宣言。国民全体で総括しろっていいながら、持論を開陳して終了。無責任。



で、先の大戦を具体的にどう検証するんですか?政府主導、国会主導、どっち?国会主導なら具体的に動いているのですか?政治が歴史をどうこうするんですか?



やっぱり答えは参謀さんのおっしゃる教育だと思いますよ。

たとえば東京裁判を高校日本史教科書採択率No.1の山川出版詳説日本史Bに見ると教科書本文記述(p348)は、実質3行あるかないか、内容的には0。



 
 
 
新潮の記事 (Unknown)
2006-07-29 20:03:10
 今週の週刊新潮(文春かも?)に、長島氏を党首選に担ぎ出す声があると紹介されていましたね。報道が本当なら、勝てる見込みは無いかも知れませんが、将来のために顔を売るチャンスなのではないでしょうか?テレビ画面を独占し、自分の言葉で直接自分の思いを多くの方に語るチャンスです。

 
 
 
 
韓国の圧力 (Unknown)
2006-07-29 20:25:25
【YouTube】対馬問題(韓国政府の圧力)



僕ずっと対馬が韓国人だらけだって話をやってますけどもね、あれに対してね、これ何処とは

言えない東京のテレビ局でこれによく似た作りの番組があるんですけれどね、それがやったん

ですよ。

するとね、韓国大使館が因縁つけてきたんですよ。

そしたら、同じテーマで、その後その同じ局の別の昼間の番組でやろうとしたら、せっかく作ったの

をブチブチに切られて、スタジオでは「韓国が侵略的な感じがする」みたいなことは一切言わないでくれと。

どうしてかって言ったら、「これで、もしそうゆうことを言ったら、今度は本国政府から抗議します」と言ったら

しいですよ。それに屈するんですよ。

と同時に、「勝谷みたいな野郎は使うな」とゆう風に、その局のお偉いさんが偉い人の会議で言ってるのも

俺はぜーんぶ知ってるからね。

http://www.youtube.com/watch?v=jOXIyoxlJO8&search=%E5%AF%BE%E9%A6%AC



だそうです。本当なら大変ですね。



 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-07-29 22:45:00
>>しかし、そこで止まってしまい以後の責任追及はなされていません。戦争指導者が何らかの形で責任を取らずに済ますことは決して日本国のプラスにはならないでしょう。私は正当に責任追及がなされるべきだったと思います。



長島さんもこんな感じなんでしょうかね?

もう60年もたったのに、死んだ人間にあの戦争はお前の責任だと、墓に唾をはけば日本のプラスになるんですか?



お前の責任だといもしない死者を責め、霊魂を移せだの、消去しろだのいうんですか?



異常だと思わないんですか?

それこそ神でもないとそんな裁きできるわけ無いじゃないですか。ばかばかしい。
 
 
 
死者に鞭討つ (Unknown)
2006-07-30 02:49:19
の「故事」を誤解して捉えてる方が射るみたいですが…

(織田信長が浅井親子に対して行った行為は、身内に裏切り者が出ないようにする為の見せシメ行為(晒し首、打ち首などの刑罰行為と同じ)で、一度埋葬された死者に対する冒涜行為とは違いますよ。



それと「理論構成」の

『(6)しかし敗戦責任はある』とありますが



分祀の必要用件は、「敗戦責任」者に限ると言う事なのでしょうか?



そもそも「敗戦責任」とは、新しく作られた、歴史用語なのですか?(それとも法律用語?)





 
 
 
僭越ながら勝手に補足を (筑波藤麿)
2006-07-30 09:02:28
これまで静かに拝見してまいりましたが、なかなか読み応えのある議論に感銘を受けましたので、私なりに皆さんの議論を少し補足させていただきます。



長島代議士の仰る戦争責任の総括は、とても大切なことだと思います。長島氏は、満州事変を一つの区切りとして、それ以降の閣僚・陸海軍統帥部の将軍・提督を対象に責任総括をすべきと提言されました。妥当な着眼だと思います。



この中には、東条英機のように関東軍参謀長として日中戦争を拡大し、日米衝突を回避しようとした近衛内閣を崩壊させ、首相として大東亜戦争を開始し、その後陸軍大臣も参謀総長を兼任した明々白々な責任者もいますが、廣田弘毅や東郷茂徳らのように閣僚でありながら対米英戦争回避に奔走した面々もおりますし、東京裁判では「東条と対立した」という一点で、満州事変の首謀者でありながら訴追を免れた石原莞爾のような人物もいます。



これらの仕分け作業を、東京裁判という外圧に頼るのではなく、日本人自身が行うべしとの立論は大変立派であり、これは墓暴きということとは意味が異なるのではなかろうかと思料します。



靖国神社が戦没軍人・軍属を祀るお社であることもこの際改めて確認を要します。そのお社に、東京裁判の結果でっち上げられた犯罪者たちが祀られてしまったことは不幸なことです。当時の厚生省引揚援護局が主導で行われた政教分離違反行為だったことは昨日の朝日新聞がトップで報じていた通りです。



したがいまして、これをこの際清算して、靖国神社を本来の役割に戻し、天皇陛下をはじめ内閣総理大臣、閣僚、各国の元首にもわだかまりなく参拝していただくというのは時宜に適った提案だと思料します。これで、外国からの干渉を排除できれば、まさしく戦争の総括というべきものであると思います。



ところが、最後に申し上げにくいことを申し上げねばなりません。それは、靖国神社が一宗教法人である事実です。信教の自由の憲法原理に立つ限りにおいて、靖国神社が誰をお祀りするかについて、外部のものは誰一人干渉することはできません。もちろん国民的な議論でもって靖国神社を大衆説得することは考えられましょうが、おそらくやればやるほど靖国神社側は頑なになるでしょう。残念なことですが、ここで行き詰まってしまうのです。



私としては、マッカーサー元帥の神道指令で国家管理を外されてしまった靖国神社を元の国家管理に戻すほかないのではないかと思料します。そもそも厚生省主導で合祀作業が進められ、その過程で東京裁判結果に大きな影響を受けてしまった経緯がありますので、靖国神社に関しては厳密に政教分離が守られてきたわけではないという事実を明らかにすれば、国民の理解を得られるのではないかとも思料します。あとは、政治家の皆さんに実行していただくまでです。戦後数次にわたって靖国国家管理法案が提出され、一度は衆議院も通過したことを考えあわせれば、決して不可能とも思えません。
 
 
 
最初に戻って (うみ)
2006-07-30 11:27:40
>2.論理構成

> (1)分祀は有効な適切な手段のひとつ



そもそも最初から階段を踏み外してますよね。

当事者ができないと言っていることを強制しようとしているわけですから

「長島議員は分祀を選択可能な手段とするために、靖国神社を再国有化すべきである」と考えていると受け取りますがそれでよろしいのでしょうか?

それとも靖国神社に何らかの圧力を掛けて分祀を強制するのですか?

小沢代表の、「分祀させる。方法は政権を取ったら教える。」と同じような考え方のようですね。



できないことをできるかのように装って論理を組み立てても頭の体操にさえならないのではないでしょうか?(菅直人民主党代表代行風に言えば「分祀詐欺」)
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-07-30 15:37:24
>>これらの仕分け作業を、東京裁判という外圧に頼るのではなく、日本人自身が行うべしとの立論は大変立派であり、これは墓暴きということとは意味が異なるのではなかろうかと思料します。



日本人自身が国会決議で全会一致で名誉回復した上で、それ以上何をする必要があるのですか?



お前達は罪人だと後生の人間が死者を裁く行為は、いくら言葉を重ねてごまかそうと、ただの墓暴きです。



まして一部の人間に罪を押しつけ、それが日本のためになるなんて吹聴するのは、欺瞞以外の何者でもない。



中韓に阿る方がまだ理解できます。
 
 
 
靖国と戦争責任は関係ない、と主張しながらも分祀を主張するのは何故なのでしょうか長島先生 (Unknown)
2006-07-30 19:26:56
結局、戦争責任=結果責任(敗戦責任)って事でOKなのですか?

戦争責任とは敗戦責任だけではない、との事ですが敗戦責任以外に何があるのか全然理解

出来ません。

とりあえず敗戦責任以外の戦争責任とやらを説明してください。



スズキさん

>方法論は私ごときには判りません。

参考例として戦争責任(敗戦責任以外)を国民が統括した国を挙げて下さい。

その国を参考として考えればいいと思います。

後、ドイツは「人道の罪」に対して謝罪したのであって敗戦責任(結果責任)についての

例としては余り参考にならないと思います。





>戦争責任論と靖国問題は切り離して考えなければ先に進みません。



といいつつ



>「私」なら一緒に祭られることは嫌です。(中略)しかし、それもご

>く一部の人でしょう。皆さんは如何でしょうか?



こんなこと言ってると説得力無いですよ。

結局は分祀をする為の責任追及に思われてしまうのでは無いですか?(同じ事は長島先生

にも言えますけど)

ついでに言えば一緒に祭られてる人の意見をどのように聞いて集計するのでしょうか?

嫌だ、と言えば別にしてくれるのですか?それとも責任者を移してくれるのですか?

あ、そうか分祀は感情論でしかない、という主張をしたかったのですね。それなら納得

出来ます。



>誰でも自信を持って彼の国々のイチャモンに反論できるでしょう。

内政問題ですから現状でも自身をもって突っ撥ねれば問題ありません。





私も(敗戦)責任問題を追及する事に異論はありません。

日本の国が個々の責任について曖昧になってるのも理解できます。

ただそれを「日本国民自身が総括」というのが意味不明です。

研究者とか専門家が調べて、戦略上○○にミスがあった、あの時の責任者は○○だ、とか

軍部が暴走した原因等を当時の状況を基にして調査した結果を参考にし、それを(政府や

政治家が)日本の為に活かすのなら構わないと思います。

しかし提案者自身にもわかってない「総括」なんて行為は死者に鞭打つ&墓暴きになるの

ではないでしょうか(特に日本人は流されやすいですから)

そして結局のところ分祀をするための工作活動のような印象を受けました。



あ、そういえば某メール問題でお茶を濁すような調査結果を出したり、闇の組織と戦って

る(笑)人とか(根拠の無い)防衛費5000億削減提案の人など無責任な発言が多い政党が

ありますが、このような無責任政党が存在するのも日本国民が結果責任を総括をしなかっ

た結果なのかもしれませんね。

 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-07-30 22:00:37
異論>>2006-07-30 15:37:24



東京裁判に対する名誉回復したときに、改めて当時の日本国民の手で戦争総括―どこで日本が道を誤ってしまったか?―をやっていれば、今頃になってこんなに悩むこともなかったのにと悔やまれます。



また、靖国国家護持法案もその当時成立させておけば今日の混乱も回避できたのに。国内の冷戦構造が激しすぎたんですね、きっと。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-07-30 23:37:26
>>東京裁判に対する名誉回復したときに、改めて当時の日本国民の手で戦争総括―どこで日本が道を誤ってしまったか?―をやっていれば、今頃になってこんなに悩むこともなかったのにと悔やまれます。



それはただの夢みたいな話です。

どこで誤ったか何て誰にも分からないか、誰にも分かる簡単なレベルでしか理解できません。

まさか『今まで誰もそれを考えもしなかった』なんて思ってるんでしょうか?数多の人が研究し、議論し尽くした後です。

結論なんて出るわけ無いんです。



ましてそれは一宗教法人とは関係ない話ですよ。



法整備も別の話ですね。護持法案があってもマスコミが騒ぐ以上どうしようもありません。

本来混乱も問題も無い話なのです、ただの神社です。政治も関係ないし無宗教の人間からすればオカルトの話です。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-07-31 02:03:32
コメントする場所間違えた・・・orz



---------------

したがって、「A級戦犯のみがけしからん」と言っている中国や韓国の議論とはまったく無縁の判断とお考えください。つまり、「A級戦犯分祀をたとえ実行したとしてもその後、BC級戦犯も問題あるといってきた場合、反論できる根拠がないですよ」というご心配は杞憂です。中国・韓国に認めてもらう、という観点ではありません。私たち自身の手でけじめをつけることが重要だと思います。

------------------



中韓が文句言ってきたから問題になってるわけで、中韓を相手にしないっていうならばあまり意味がないと思うのですが・・・

すでに赦免という形でけじめがついてるので、祀られている方々には戦犯もくそもないわけで。

極東裁判と分けて考えるっていうならば、ますます戦犯もくそもないわけで。

 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-07-31 02:07:41
>私は、彼らの墓を暴けとか、全国各地の護国神社から御霊を引きずり出せ、とか言っているわけではありません



思いっきり言ってます。

どうして日本国民の一人として、国の礎となって報復の対象として死んで言った方々の御霊の道打つようなことを言うのでしょうか??

正直人間性を疑います。

日本国民の一人として、戦犯としてなくなられた方にも弔意を示されることを願います。



念のため言っておきますが、講和条約が成立して無い状況で刑死したA級戦犯は戦死者に準じる扱いを受けます

まさか国会議員やっていて知らないことは無いですよね?

A級戦犯の霊を貶めるために言ってるとしか思えません。



 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-07-31 02:11:29
>仰るとおり、「少し苦しい」とは思いますが、現時点でこれ以外に良い方策を思いつきません。

もっといい方法を教えて差し上げます

内政干渉は毅然として拒絶して

何事も無かったかのように靖国に参拝すれば済むことです

靖国の件で中国喚いていて、日本国に不利益がありましたか?

ないでしょう?

中国経済は鵜飼の鵜でしかありません

日本と本格的に悪化した瞬間に中国はおしまいです。

だから中国共産党は喚くか、子供じみたダダをこねるしかないのです
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-07-31 03:06:25
追加



60年前の人間の罪を問うほど潔癖なんでしたら、永田メールを否定しなかった党員を全員処分してください。



少なくともあなたたちに死者を、しかも事後に裁く権利はありません。



むしろ政治家に見せて欲しいのは未来です。

これからどう日本を良くするのか、です。



過去の責任探しじゃありません。

死んだ人間に罪をなすりつけて、『罪人のいる神社に参拝するな!』と首相を批判するのが、まともな人間のやることなんですか?もっと、今すぐにやるべき事があるのではないですか?



歴史の研鑽がしたいなら今すぐバッジを捨てて、歴史家になってください。
 
 
 
どうやっても、「分祀」は絶対に出来ません! (尊野ジョーイ(Jun♪))
2006-07-31 03:53:43
 初めて投稿しますが、私は在野の研究者です(専門は社会学)。



 長島議員は、民主党「次の内閣」防衛庁長官ということで、もちろん優秀な政治家だとは思いますが、靖国問題に関して、完全に誤解していることがあります。



 それは、戦犯の「分祀」についてです。



 どうも誤解している人間が多いようですが、基本的に分祀は「不可能」なのです。



 なぜか?



 それは、一度、祭ってしまった魂は、1つの塊になって混じってしまうので、その中から戦犯の魂だけ取り出して分けるということは出来ないからです。



 これが靖国神社の「信仰」なのです。



 だから、仮にですが、戦犯の魂を「分祀」して別の場所に移したとしても、魂がもう一つ増えるだけで、靖国神社にはそのまま戦犯の魂は残ったままになるのです。



 これが靖国神社における「分祀」の概念であり、それが他の地方にある護国神社への「分祀」であって、魂を分けてあげるのです。



 でも、すでに1つの塊に混じっている魂の中から、戦犯の魂だけを完全に取り分けることは不可能なのです、判るでしょうか?



 バケツの中にある水に、ペットボトルの水を混ぜたらどうなるでしょうか?



 もう、ペットボトルの水だけを取り出すことは出来ないですよね、混じってしまっているので。



 バケツの水が靖国神社に祭られている御霊であり(これは大きな塊)、ペットボトルの水が個人の魂です。



 1人1人の魂を、別個に祭っているのではなく、すべて1つに混ぜて大きな魂の塊にして祭る、これが靖国神社の信仰です。



 政教分離よりも、原理的に「分祀」、魂を取り分けるのは不可能なのです。



 もし、仮に、書類の手続き上、戦犯の御霊を「分祀」したとしても、戦犯の魂は靖国神社に残ったままです、取り分けることは出来ません。



 これは非常に誤解されていることですが、「分祀」をどうするかよりも、「分祀」が不可能であるということをちゃんと知っておく必要があると思います。



 「分祀」が不可能なら、参拝するかしないかで議論をするしかないでしょう。



 「分祀」を主張している政治家は、一部の人間から密かに笑われている現実をご存じでしょうか。



 長島議員も、民主党が与党になったら政府の要職に就く人ですから、このような基本的な認識の間違いは改めておいた方が宜しいかと思います。



 「『分祀』は不可能!1つになった魂の塊から戦犯の魂を取り分けることは出来ない」



 これは、国会議員全員が周知徹底しておいて欲しいと思います。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-07-31 09:19:22
↑そんなこと誰でも知ってると思うよ。偉そうに講釈垂れなくてもね。だから、長島議員も分祀じゃなく「遷座」って言ってるのよ。
 
 
 
ブログ「柔剛記」より (細野豪志)
2006-07-31 09:23:21
靖国問題





国会活動 / 2006-07-29 22:27:02





昨晩は、「朝まで生テレビ」に出演してきました。実際は、生ではなく、20:30から23:30まで録画取りをして、それをノーカットで放送するとのことでした。看板に偽りと言われても仕方がありませんが、出演する立場からすると有り難いです。



テーマは靖国問題でした。自民党からは山本一太参議院議員、武見敬三参議院議員。お二人とも、私にとっては旧知の間柄です。その他にも、右サイドから岡崎久彦氏、左サイドから姜尚中氏など、多彩なメンバーとの討論となりました。



これまでいくつかの討論番組に出演した経験がありますが、朝生の特徴は、3時間というまとまった時間があること、そしてカットされる心配がないということです。もちろん、発言をさえぎられて言いたいことを言えない場面もありましたが、そのへんのディベート技術を含めて、政治家としての力が試される番組だと感じました。





さて、靖国問題についての私の主張を要約すると以下の通りです。



靖国神社はもともと、軍人軍属を祀る施設としてつくられており、1978年に松平宮司がA級戦犯を合祀した時点で、神社の性格は変質している。合祀は、当時の厚生省の出したリストに基づいたもので、国と神社の共同作業で行われたもの。



日経がスクープした富田メモの検証は必要だが、昭和天皇はA級戦犯の合祀をきっかけとして、靖国参拝を中止された可能性が高い。また、戦中・戦前の戦争指導者が日本国民に対して大きな責任があるのは事実である(私は、中国・韓国など、海外からの批判に基づいて靖国問題を議論するべきではないと考えています)。



鎮魂の場所としての靖国神社を守るためにも、政治的な判断が必要である。天皇陛下も総理も、そして国民も、わだかまりなく参拝できる靖国神社に戻すために、靖国神社と国が知恵を絞るべきである。分祀については、神社本庁の中でも、遺族会でも見解が分かれており、元来、神社神道の持つ「おおらかさ」を考えれば、何らかの方法が見つかるはずである。





番組の中では、東京裁判を認めるべきかどうか、A級戦犯の法的扱いについても議論になりました。私は、戦争責任の問題と鎮魂の場としての靖国問題を分けて考えるべきと考えていますが、この問題についての私の見解は以下の通りです。



東京裁判の中身を調べれば、日本人なら誰でも「勝者の裁き」に憤りを感じます。ただ、戦争で負けた以上、また天皇制の存続を国民が望んだ以上、誰かが責任を取らなければなりませんでした。また、サンフランシスコ講和条約の11条では、判決(judgmentとは主文から事実認定、判決理由までのすべてを指します)を受諾すると書かれています。わが国は、東京裁判を受け入れるという苦渋の選択をすることで、国際社会への復帰を認められたのです。



この夏も、メディアを通じて、この問題が議論を呼ぶことは間違いありません。永田町でも、地元でもこの問題を話す機会を出来る限り設けていきたいと考えています。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-07-31 11:51:09
民主党の議員って事実確認を怠る人(長島議員を含め)が多いですね。



>東京裁判の中身を調べれば、日本人なら誰でも「勝者の裁き」に憤りを感じます。

>ただ、戦争で負けた以上、また天皇制の存続を国民が望んだ以上、誰かが責任を取

>らなければなりませんでした。また、サンフランシスコ講和条約の11条では、判

>決(judgmentとは主文から事実認定、判決理由までのすべてを指します)を受諾す

>ると書かれています。わが国は、東京裁判を受け入れるという苦渋の選択をするこ

>とで、国際社会への復帰を認められたのです。



judgmentとは主文から事実認定、判決理由まで全てを指すのではなく判決だけです。

これらは青山学院大学の佐藤和男教授という方が国際法学会で国際法学者達と議論し

ましたが議論をした学者全てが佐藤教授の見解に賛同されたそうです。



>議論し得た限りのすべての外国人学者が、「日本政府は、東京裁判については、

>連合国に代わり刑を執行する責任を負っただけで、講和成立後も、東京裁判の判決

>理由によって拘束されるなどということはない」と語りました。これが、世界の国

>際法学界の常識なのです。



参考資料:『世界がさばく東京裁判』(明成社)

     『憲法九条・侵略戦争・東京裁判』(原書房、再訂版)
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-07-31 20:43:49
>細野先生



「私は、戦争責任の問題と鎮魂の場としての靖国問題を分けて考えるべきと考えていますが」

とあり、長島先生の意見である、「戦争責任者を分祀すべし」との意見と異なりますが、そう捉えていいのですか?。割合近い思想だと思っていたのですが・・・。



また、「この問題についての私の見解は以下の通りです」とありながら、サ講和条約の解釈しかなされていないため、そう考えるにいたった経緯が一切分かりません。

 
 
 
TVタックル見ました (スズキ)
2006-07-31 23:58:37
問題が問題ですが、珍しくタケシがキレイにまとめてくれましたね。要旨は「幼稚園の遠足で靖国神社に行って、子供達が兵器、軍事と戦争とを身近に感じて、戦争はいけないことだと感じられるになって欲しい。そんな靖国神社であって欲しい」と言ったところでしょうか。まったくその通りだと思いました。



父親と一緒に見ながら、この問題をもう一度考え直しました。



先に発言した私の論旨は概ね変わる所はありません。

墓荒らしと言われることは不本意ですが、そのように感じる方がいることは理解できます。

将棋ではありませんが、基本的に日本国内の戦争、紛争は、負けた駒も味方になりますから。チェスとは決定的なルールの差は日本人の感情を理解するのに良い例ではないでしょうか。宗教問題も複雑にからみますが。



責任の定義ですが、私は初めから対外的な責任論は発していません。あくまで国内的のものです。要は勝てばよかったのですが、負けた以上、否、負けると判っていて止め時も方策も考えず一億総玉砕を訴えていた政府、軍指導部の責任が問われる事には、どなたも異論は無いでしょう。



諸外国における政策失敗による責任追求の例は探すまでも無いでしょう。言うまでもなくごろごろあります。



戦争はあくまで最終的な外交政策です。勝ち負けは結果です。要は勝てば良かったんです。

最終的に勝てる見込みも無い戦争をはじめ、指導部の面子のためにいたずらに終戦を引き延ばして、死ななくて良かった人々の多くを犠牲にした責任の所在は、はっきりするべきではないでしょうか。



感情論はここでは控え、多少の具体論を記します。



Mr.参謀さんの仰るとおり、歴史教育の中身を替える。具体的には現代から遡るように古代に向うよう教える順番を変え、特に明治維新までに時間を多く割き、時間は掛かりますが、多くの国民がこの問題を語り合える素地を作る事が先決かもしれません。



最終的には、靖国神社は国営にするべきだと思うようになりました。元々GHQに言われるまでは国営でしたし、国の礎になってくださった英霊を一宗教法人が祭っている事も普通ではないでしょう。

現在靖国神社に祭られている英霊にはキリスト教徒だった方も少なからずいると聞きます。分祀、合祀の他に英霊の宗教観の問題もあるようです。

分祀の定義を書かれている方がたくさんいますが、あの時代の靖国神社は「国家神道」だったのです。国の政策でした。自ら信仰されていた方々も多くいたでしょうが、無理やり宗旨替えさせられた人々も多くいます。だからこそ今は「政教分離」なのです。

それでも「靖国で逢おう」と言って死んでいかれた多くの英霊を考えればそうとばかりも言ってられません。やはりあの「場所」には意義があると思います

一足飛びには出来ないでしょうが、いずれあの場所のまま国営の慰霊施設にするのが良いのではないでしょうか。名称は神社を外し「靖国」などいかがでしょうか。はやりのひらがな表記は私は好きではありません。



方向性として提言します。

お答えできる範囲でお答えするのはやぶさかではありません。



尚、光に変更するため本日23:59:59までに現在のYAHOOのモデムは取り外す必要があり、恐らく10日頃には新たな回線で復活できると思いますが、それまではnetにアクセスできませんので悪しからず。
 
 
 
Unknown (同世代)
2006-08-01 01:32:11
1.中韓に阿るつもりは無い



2.歴史観、人物評価を参拝という行為に反映させたい



のであれば、個人的に分祀、いや「分拝」すればいいのです。

評論家の三宅さんも「別に東条を参拝しているつもりはない」

というようなことを言っていたはず。



なんでそんなに靖国をいじりたがるかな?

どういう経緯があろうと一宗教法人なんだけど。

それをどうこうしようなんて...軍靴の音が聞こえてきそうだ^^
 
 
 
それと (同世代)
2006-08-01 01:38:00
小沢民主代表さま



意見を変えるなとは言わないが、どういう思考のプロセスを経て

現在の考えを持つに至ったかは説明する必要があると思います。



○国務大臣(小沢一郎君) 基本的に、お国のために一生懸命、その是非は別といたしまして戦ってそれで亡くなった方でありますから、そういう戦没者に、参拝することによって誠の気持ちをあらわす、また自分なりにそれを考えるということであろうと思います。したがいまして、A級であろうがB級であろうがC級であろうがそういう問題ではないだろうと思っております。たまたま敗戦ということによって戦勝国によって戦犯という形でなされた人もいる。あるいは責任の度合いによってABいろいろなランクをつけられたんでありましょうけれども、その責任論と私どもの素直な気持ちというのはこれは別個に分けて考えていいんではないだろうかというふうに思っております。



http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/104/1050/10404021050005c.html
 
 
 
記憶違いだったら申し訳ありません。 (Unknown)
2006-08-01 13:31:26
えぇと、A級戦犯がどうのと言っておられる方が多々いらっしゃいますが(テレビやマスコミでも問題となっておりますね)、私は今の日本にはもうA級戦犯は存在しないと記憶していたのですが……



以下、あるサイトのページを引用しつつ、書かせていただきます。



確かにサンフランシスコ講和条約には『極東国際軍事裁判所並びに日本国内及び国外の他の連合国戦争犯罪法廷の判決を受諾し、且つ、日本国で拘禁されている日本国民にこれらの法廷が課した刑を執行するものとする』とあります。

しかし次に『これらの拘禁されている者を赦免し、減刑し、及び仮出獄させる権限は、各事件について刑を課した一又は二以上の政府の決定及び日本国の勧告に基く場合の外、行使することができない。極東国際軍事裁判所が刑を宣告した者については、この権限は、裁判所に代表者を出した政府の過半数の決定及び日本国の勧告に基く場合の外、行使することができない』とあります。

そこで日本国は条約締結後、後者に従って『戦争犯罪による受刑者の釈放に関する決議』を国会で行い、圧倒的多数の賛成を得て可決。これ元に各国と交渉を行い、中国を含む関係11ヶ国より了解を取り付けた上で『戦犯の赦免』を済ませているはずです。

つまりA級云々の前に、戦犯自体がもう存在しないということですね。



(以下のサイトのページから引用させていただきました↓

http://touarenmeilv.ld.infoseek.co.jp/sanfran11.htm





つまりA級戦犯だけを分祀して云々といった議論がそもそも的外れで意味の無い話だと私は思うわけですが……私と同じ考えの人はいないのでしょうかね。



あと、確かバチカンに靖国参拝を許可されているという話を聞いたことがある気がするのですが、申し訳ありません。ソースを忘れてしまいました。

これが本当なら、キリスト教徒の多い韓国は靖国参拝に反対してはならないということになりますよね。



というより、そもそも中国や韓国などが参拝を中止しろなどと言うのは明らかな内政干渉であり、違法行為なのでこれに屈するのことは絶対にしてはいけないことだと思うわけです。



あ、あと勘違いしておられる方が多いようですが、A級、B級等といった分け方は種別であって、そのランクの高低を表したものではなかったと記憶しております。



以上です。お目汚し失礼いたしました。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-08-02 23:14:10
>諸外国における政策失敗による責任追求の例は探すまでも無いでしょう。

>言うまでもなくごろごろあります。



すいません、そんなにごろごろ例があるのでしたら紹介してもらえないでしょうか?



○○国が△△戦争の◇◇という方法で敗戦責任を追及(国民が総括)しました。



みたいな感じで具体的な国名を教えてください。

出来れば統括した結果、その国が現在ではどうなったのか。

といった所まで教えてもらえれば無知で浅学な私にはありがたいです。

 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-08-02 23:15:56
訂正します

誤:○○国が△△戦争の◇◇という方法

正:○○国が△△戦争を◇◇という方法
 
 
 
やっとつながりました (スズキ)
2006-08-09 23:20:10
Unknown (Unknown)さん 2006-08-02 23:14:10



私に限らず、他の人の意見の文脈をちゃんと読んでいるとは思えない質問にお答えするつもりはありません。

議論の為の議論にもお答えするつもりはありません。

ご自身で考えて下さい。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-08-10 00:45:14
スズキさん

単純に具体例があるなら教えてくれ、と言っているだけなのですが?

なぜそれが「議論の為の議論」になるのでしょうか?



敗戦に対しての原因の追究(研究)は色々な立場の方が(日本人自身で)行ってます。

それではスズキさんは不満なのですか?という事です。



>諸外国における政策失敗による責任追求の例は探すまでも無いでしょう。言うま

>でもなくごろごろあります



ごろごろ例があるのなら国名だけでも書けばいいじゃないですか。

まぁ、そんな国が本当にあれば、の話ですけどね。

 
 
 
お判りいただけないようなので (スズキ)
2006-08-11 00:01:18
Unknown (Unknown)さん 2006-08-10 00:45:14





>敗戦に対しての原因の追究(研究)は色々な立場の方が(日本人自身で)行ってます。



行なっていますね。渡しが読んだ中では「失敗の本質」が難解でしたが秀逸な本だと思います。



>それではスズキさんは不満なのですか?という事です。



不満ではありません、悲しいのです。

貴方は政治家の結果責任を問う方でしょうか。

文面からはそう言う考え方の人だと推察しています。まぁ、この掲示板に書き込む方々は多かれ少なかれその傾向があるとは思いますが。



>諸外国における政策失敗による責任追求の例は探すまでも無いでしょう。言うま

>でもなくごろごろあります



私は敗戦の原因についてとやかく言っていないことはご理解いただけますでしょうか。

結果として敗戦した、また、勝ち切れないと知りつつ一億総玉砕を叫んでいた指導部の「結果責任」の話をしているのです。



今現在の状況からから遡って考えれば、エスケープゴートが必要だった、と言ってるに等しいかもしれません。

現状は結果として国内的にも、外交的にも日本人にとって不幸だったと思っています。



断っておきますが、長島議員の「戦争責任論」に私は加担した覚えはありません。あくまで「政治的結果責任論」の話をしているつもりです。

先日ご本人と少しだけ話す機会がありましたが、「戦争責任論」は論点がずれていると私は告げました。どう思われようと私の考えをお伝えしただけですが。



>ごろごろ例があるのなら国名だけでも書けばいいじゃないですか。

>まぁ、そんな国が本当にあれば、の話ですけどね。



そんなに知りたければ書きましょう。

第二次大戦開戦時(1939年)当時のイギリス首相チェンバレンは退陣し、結果勝ったチャーチルは歴史に名を残した。

そう言うことです。



追記

議論の過程で論調が変わったことについて四の五の言う方がいますが、それはその方の論に考えが傾いたことの現れで、私は自身が間違っていたと思えば素直に認めたいと思っています。

議論に勝った負けたが目的ではなく、御互いの理解を深める為の行為だと思っています。

「今の政治」に結果責任を求めるのであれば、「当時の政治」にも結果責任を求めるべきであり、さらに、「当時の政治」の結果責任は国内にとどまらず外国にも及んでいます。その観点からの発言とご理解下さい。



しかし、悪い面だけではありません。

東南アジア諸国独立のきっかけを作ったことは事実ですし、現場の将兵達の中には独立戦争の指導的立場にあった方々もいます。

「ムルデカ」というインドネシア独立戦争の一面をテーマにした映画をご覧になった事があるでしょうか?

私は涙無くしては観られませんでした。

もしご覧になっていなければ、レンタルででも一度ご覧になる事をお勧めします。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-08-13 11:01:36
スズキさん

>第二次大戦開戦時(1939年)当時のイギリス首相チェンバレンは退陣し、結果勝ったチャーチル

>は歴史に名を残した。

すいません、私は責任追及=国民の総括と考えてました。

結局、国民の手で責任を総括という行為が具体的にならないと何とも言えないと思います。



ただ

>「今の政治」に結果責任を求めるのであれば、「当時の政治」にも結果責任を求めるべきであり、

>さらに、「当時の政治」の結果責任は国内にとどまらず外国にも及んでいます。その観点からの

>発言とご理解下さい。

今の政治と過去の政治の結果責任は何の因果関係も無いので同列に扱う必要性は感じられません。

少なくとも今の政治家は政策や行動では「落選」という「結果責任」を果たしているのではないで

しょうか。



ちなみにムルデカは私も劇場で見ました。また観たいのですがレンタル店に置いてませんでした。

後、セブンイヤーズ イン チベットとかも無いなぁ(ビデオならあったかも・・・)





 
 
 
遅くなって申し訳ない (スズキ)
2006-08-17 01:51:35
貴方とは真剣にお話が出来ると思いました。

個人的な時間的都合でまともなお答えが出来ないことをお許しください。

時間を作って真意をUPしたいと思いましたが、読売新聞の8/15の特集がほぼ網羅しているのでそちらをご覧下さい。昭和戦争等の細かい表現に私の本意でないものもありますが大筋で捉えていただければ幸いです。



ムルデカですが・・・手元にDVDがあるのでお貸しできれば良いのですが・・・・現状では難しいですね(T.T)

セブンイヤーズ イン チベットは知りませんでした、探してみます。



P.S

簡単な・HNを・お使い頂く事を・希望します。(天皇陛下バンザイ)
 
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