福田総理、その調子で中国とも!

支持率低迷にあえぐ福田総理だが、イラン大統領との会談で気を吐いた。
まったく正論だ。同様の気迫で対中外交にも臨んでもらいたい。
たとえば、チベット問題で相手が「国家主権の問題」と主張した場合には、深刻な人権問題であり、主権の問題というなら7世紀以来確立していたチベット(吐蕃)の主権問題について踏み込んで質すべきだし、あわせて東シナ海のガス油田についての主権的権利についても畳み掛けて堂々と主張すべきだ。時に「相手の嫌がることを言う」のが外交交渉なのだから。

以下、asahi.comからの引用。

福田首相とイラン大統領、核開発めぐり応酬
2008年06月04日07時36分

 福田首相「日本とイランは石油以外の関係が進まない。障害は、核開発、ミサイルなど安全保障の問題だ」。

 アフマディネジャド・イラン大統領「国家主権の問題だ」。

 ローマ市内で3日午後(日本時間同日夜)会談した両首脳は、イランのウラン濃縮活動など核開発をめぐって1時間10分にわたり応酬した。

 大統領は福田首相に反論しながらも「核兵器は旧式で効率が悪く、保有しても実際には使えないことは、よくわかっている」とも述べた。

 これに首相が「いい話をうかがった」と食いついた。「大統領が核兵器を中心に安全保障を考えていないことは重視したい」と持ち上げながら「濃縮を停止する英断を求めたい」と踏み込んだ。だが大統領も「できない。現在の核兵器保有国の軍縮を進めるべきだ」と反撃。結局、大統領が「テヘランか東京で議論を続けたい」と引き取った。

 一方で首相は、イランでの日本人学生の誘拐事件について「早期の無事解決を望む」と要請。これには大統領も「健康に家族のもとに戻れるよう最善の努力を払う」と応じた。(ローマ=内田晃)

引用終わり
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