長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

「まさに死のまち」は失言か?

2011-09-10 08:05:09 | Weblog
鉢呂経産相が、記者会見で、「人っ子一人いない、まさに死のまち」といったのが失言だといわれている。
しかし、「人っ子一人いない」といえば、当然次には「まさに死のまち」という言葉が自然に出てくるものである。
鉢呂経産相は、たぶん「こんな町にしてしまったのは政治の責任である。一日も早く福島の県民が住める町に政治がしなくてはならない」といいたかったに違いない。
記者たちは、失言ばかり捜していないで、会見の席で、「そこであなたはどうしたいですか」といえば、鉢呂経産相も、自分の意見を言って、話はうまくつながったに違いない。
もし、これを自民党が国会で取り上げて、国会が混乱するようなことがあれば、自民党の再生はないだろう。
なお、ここで、住民の気持ちを逆なでする言葉だという言い方がよく言われるけれど、私はそうは思わない。
もし、私が福島県民であったとしても、現実は、死のまちであり、ただ一日も早く住めるようにしてもらいたいと思うだけである。