長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

ストレステスト

2011-09-18 07:56:18 | Weblog
ストレステストは、原発を再開するための手がかりを作るために行われているものだと思い、私はまったく信用していない。
しかし、三菱重工神戸造船所ないに「安全高度化対策推進室」を儲けて、実施されているという。
そこでは、パソコンを使ってシミュレーションを行っているらしい。
いくらシミュレーションを行っても、限定的な数値を使用して行っていれば、それは何の意味もない。
例えば、前回の大震災でも、津波が10メートルか30メートルで、まったく被害が違うということである。
原発の再開を前提にシミュレーションが行われていたら、そのような千年に1度というような数値は入れられないだろう。
また、机上の空論のようなもので、いざとなったときに実行できなければ意味がない。
今朝の新聞にも、福島第1の2号機で、注水が4時間早ければ、炉心溶融を防げた可能性がある、と書かれている。
しかし、たぶん注水を命令する人が命令しなかったら、何時間でも遅れてしまうことになるのである。
たぶん、シミュレーションの結果についても、詳細は報告されず、問題なかったから、再稼動しますで終わってしまうのではないだろうか。