コンビニ経営相談室「あかり」

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なぜ佐川急便が、コンビニと契約できなかったか?三つの噂。

2015年04月08日 23時56分47秒 | 日記

ブックオフオンライン宅配買取サービスの運送会社が佐川急便からヤマト運輸に
佐川急便がコンビニからの発送や受け取りを出来ない3つの噂


セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど荷物を送ったり受け取ったり出来るコンビニは沢山ありますが、残念ながら佐川急便を扱っているコンビニはありません。
なぜ佐川急便はコンビニと提携していないのか。その理由を考察してみました。

噂その1:佐川急便は企業や商店など大口契約を主体としており、コンビ二など個人の発送には興味がない。
佐川急便の場合、主要なコンビニでの取り扱いはありませんが、全国的に有名ではないコンビニ、米屋、酒屋、商店などでは取り扱っています。
中には呉服店というものまであります。

噂その2:クロネコ宅急便のヤマト運輸やゆうパックの日本郵便に比べると、佐川急便は商品到着の遅延など、信頼度が低く、コンビニ側が契約したがらない。セブンイレブンはクロネコはヤマト運輸、ローソンは日本郵便といったように、各コンビニごとに取り扱っている運送会社は異なります。ヤマト運輸のクロネコ宅急便も扱って、日本郵便のゆうパックも扱っているコンビニはありません。
中には根も葉もない噂ももちろんありますが、よく聞く声として、ヤマト運輸や日本郵便に比べると、佐川急便は荷物の遅延があったり、荷物がボコボコになってしまっていた、というのがあります。
そういう声がコンビニ側の不安要素となり、契約を避けてしまっているのかもしれません。

噂その3:仕事量に対応出来ない
これまたよく聞く声ですが、佐川急便は仕事量が多すぎると!荷物の遅延を問題視したブックオフオンラインと佐川急便の両者での話し合いが行われたのですが、佐川急便側からこのようなことが言われていました。
①ドライバー1名が担当する荷物が多く、その日のうちに配達しきれない
②ブックオフオンラインの荷物は日時指定がないので、後回しになりやすい
③夜ギリギリまで配達をしているので、遅延の電話連絡をする時間がない

 ブックオフオンライン宅配買取サービスの運送会社が佐川急便からヤマト運輸に変更になりました。

つまり、今の佐川急便の体制のままでコンビニからの発送や受け取りを行った場合、破綻する可能性が高いというわけです。コンビニの数は全国に4万店あるとも言われていますから。
しかし、上記のように仕事量に対応出来ないなど問題点が露呈している佐川急便ですが、その反面本やグッズなどは大人気で、佐川男子の人気は世間のOLさんや奥様方を騒がすものとなりました。
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佐川急便は、平常時は問題はないが、荷物が増えると遅配がふえる。
コスト優先で、増車したりしての対応をしない。
積み残しが常態化している。
前の会社もそうだったが、結構、佐川急便をヤマト運輸に変えている会社が多い。
ローソン、佐川急便似た者通しの提携かとおもいます。

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6 コメント

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Unknown (Unknown)
2015-04-09 07:31:19
興味深いですね。
セブンミールの配達は、原則はセブン各加盟店の店員さんですが、人的余裕がない場合で配達を引き受ける場合の委託先はヤマトであって、佐川ではない。宅急便ビジネスとの関係もあることは明白だ。

それをストレートにローソンに当てはめるなら、日本郵便とのコラボになるところだが、佐川になった。新たなコラボ先を加えたと言えば、聞こえはよいが・・・。

スレッドに述べられているように、佐川のコールセンターで勤務経験ある人の話を以前に聞いたことがあるが、その方は顧客からかかってくるクレーム電話にノイローゼとなり退職した。荷物の破損クレームが一番多かったと聞いた。クレーム率を歩留まりで計算して、総取扱量の○%以内に収まっているなら問題なし。丁寧に扱いすぎることで、配送スピードが落ち、一日の取り扱い量が減ることの方が問題だ。だから、荷受けセンターでは、荷物をポンポン投げて処理、割れもの、壊れ物の表示はさほど気にしない。これが実態だったときいた。もちろん、その後、改善されているのかもしれない。

ローソン店舗側の宅配商品への準備をどうする、一般加盟店を巻き込むなら、来るか来ないか分からない宅配注文のための日配食品を用意するリスクを本部が負担するのか、など未発表なのか、まだ何も検討すらてされていないのか、など不安要因は山ほどあるだろう。
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Unknown (Unknown)
2015-04-10 03:02:02
ローソン、玉塚元一社長「消費行動の変化見極め質向上」
http://www.nikkei.com/markets/kigyo/management.aspx?g=DGXMZO8547609009042015000000
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Unknown (Unknown)
2015-04-10 11:20:24
不採算店舗の閉店で純利益は14%減にも関わらず、配当は相変わらずの20円増でついに240円。
いつもながらの三菱商事への上納金だけのために、加盟店を疲弊させまくるローソン。

加盟店は、もう勤務ローテーションもガタガタになるほど、人手不足にあえぎ、毎月毎月の売上前年割れが止まらず、上げ止まることを知らない電気代の高騰、ミステリーショッパーを悪用しての廃棄だらけの経費増に、つぶれかかった店が続出してきている。

株主への上納金の元は、加盟店だが、FC運営できるのもそんなに長くはない。このままでは、数年後にはFCオーナーは相当数いなくなっている予想がたつ。直営では利益を出せないビジネス構造で、この後、どうやって株主との折り合いをつけていくのだろうか?

ドラッグ大手チェーンや介護会社とのコラボに活路を切り替えて、一般加盟店の将来の大減少を見据えているようだが、どこまでこのような特殊コンビニが広がりを見せるのだろうか?
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Unknown (Unknown)
2015-04-10 17:08:38
◆ 営業利益 704億円(前期比103.5%)◆ 経常利益 717億円(前期比104.1%) ◆ 当期純利益 326億円(前期比86.1%)
同意です。ここまで営業利益があったのかと思う。純利益が前年割れでも、配当は出す意味がわからない。店は前年割れで苦しんでいるのに、その配当金を改装・置換えや競合対策には注ぎ込まない。元凶は、2便化等の物流削減、弁当等の主力商品劣化等という事がわかってないのではないか?
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Unknown (Unknown)
2015-04-10 17:12:02
よくわからない決算報告だ。また定款、コンプライアンス等変更もよくわからない。でも一番わからないのが、社長のメッセージ。美辞麗句でまとめられた文章に、説得力が、まるでない。まだ対セブン、夕夜間の品揃え等が具体性があった。もうそろそろ、辞め時なんじゃない?
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ローソン、足元固めず、致命傷なり (Unknown)
2015-04-10 23:00:37
玉は完全に三菱のお飾りだな。
最近は特に、自ら考えて行動しているようにはとても見えない。発言にも何ら自信が感じられないし、常に三菱の顔色をうかがいながらとしか映らない。

自社商品の開発という最も肝心な業務を会社全体でサボりまくっているため、コンビニらしさを表すカテゴリーは、すべて前年割れが極まっている。
ドラッグや介護とのコラボをどうするか、や宅配をどうするかのビジネスモデルの構築を行う前に、先ず、商品開発という足元を固めていないのは、致命傷だ。
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