コンビニ経営相談室「あかり」

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バイト病欠で罰金、氷山の一角では?

2017年01月31日 08時15分24秒 | 日記

 コンビニエンスストア最大手、セブン-イレブンの東京都武蔵野市内の加盟店が、風邪で欠勤したアルバイトの女子高校生(16)から9350円の「罰金」を取っていたことが分かった。セブン-イレブン・ジャパンは「労働基準法違反に当たる」として、加盟店に返金を指導した。

 

【西原理恵子さんの漫画】「娘がバイトはじめてた」

 

 親会社セブン&アイ・ホールディングスの広報センターなどによると、女子生徒は1月後半に風邪のため2日間(計10時間)欠勤した。26日にアルバイト代を受け取った際、給与明細には25時間分の2万3375円が記載されていたが、15時間分の現金しか入っていなかった。手書きで「ペナルティ」「9350円」と書かれた付箋が、明細に貼られていた。

 

 店側は「休む代わりに働く人を探さなかったペナルティー」として、休んだ10時間分の9350円を差し引いたと保護者に説明したという。

 

 広報センターの担当者は毎日新聞の取材に「加盟店の法令に対する認識不足で申し訳ない」と話した。「労働者に対して減給の制裁を定める場合、減給は1回の額が平均賃金の1日分の半額を超え、総額が賃金総額の10分の1を超えてはならない」と定めた労基法91条(制裁規定の制限)に違反すると判断したという。

 

 厚生労働省労働基準局の担当者は「代わりの人間を見つけるのは加盟店オーナーの仕事」と話す。母親は「高校生にとっては大金。立場の弱いアルバイトが差し引かれ、せつない」と語った。【早川健人】

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この記事に関する投稿が多いのでアップしました。

久々に、セブンイレブンに関するヤフーニュースです。

高校生の病欠を理由にペナルティーとして欠勤した時間分を給料から差し引く

呆れた行為です。

 一般常識では考えられない。

高校生はまだ未成年、体も十分に成長していない。

学校側もアルバイト禁止をしているところが大半。

その弱みを握っての行動だろうか?

従業員が多く集まるところでは、あまり高校生は採用しない。

学校行事、試験等々で欠勤が多い、以前私がやってた時は高校生は採用しなかった。

そういう中で事情がわかりながら、厳しいペナルティーで出勤を強要するのは

度を越している。この店舗は今回だけでのことではないだろう。

従業員を従業員として見ず、ただ単なる「労働力」としてしか見ていない。

共に成長する「仲間」としての意識がないのだろう。

本部と加盟店の関係と同じだ。

本部もこの件だけにして、指導をしたとのことで幕引きを測るのだろうが、

他の店舗も含め実態の把握をし、改善策を発表するべきだろう。

厚生労働省ももっと指導を強めるべきだろう。

この件について突っ込まないマスコミもマスコミだろう。

業界として健全な発展を図るべきだろうと思います。