London徒然草

「ばく」のロンドン日記

湖水地方 ウインダミアからヒルトップまで

2008-06-11 | 飼い主ネタ


雨に降られて,追い立てられるように車を走らせ、
やっとこれから3日間の宿、

The Howbeck Hotel に 到着





この国の「当たり前」で、各ホテルにはツインの部屋というのがほとんど存在しなく、
私と母は親子でこのエレガントなベッドを使うはめに。仕方ない...。
でも,バスタブはジャグジー機能付きで,清潔だし,
ベッドも柔らかすぎず、大満足!

翌朝あけて,
徒歩で、ウインダミアからボウネスまで行き
その後フェリーで、湖の対岸にわたります
ちなみに,ウインダミア湖は、イギリス一湖面面積が大きいらしい



フェリーを降りると,ミニバスが待っていて、
ヒルトップまでこのバスを利用することもできます。

私たちは,えっちらおっちらと,ヒルトップを目指して歩くことに。

車道を外れて,こんなサインをたよりに、
「パブリックフットパス」と呼ばれる歩行者が歩くことを、
正式に許されている小道をいきます







道なき道を,えっちらおっちら。
羊の落とし物などを避けながら~



こんなひろ~いフィールドも、突っ切って、



かもさんたち、こんにちは!



到着、ヒルトップ。

ピーターラビットの繰り広げる物語たちの作者、
ビアトリクスポターが、すんだ小さなコテージです。



ゲートを入って,コテージに向かう小径。
楚々とした、花々がお出迎え。



見えてきました。
あの,ヒルトップの入り口が。

20年前、私が弟と来たときは閉まっていてついに入れずだった,この家。

この,入り口に立っている,ビアトリクスポターの写真に、見覚えがあります。





家のドアの周りに植えられていた、こんな可憐なバラ。



家に隣接した場所には羊さんたちも。
今でも,農場として生きているのですね。



彼女の客間から見える,彼女の愛した家の前の、この風景。

家の中は撮影不可だったので,写真はありませんが,
絵本で見覚えのある一角や,家具があちらにも、こちらにも。

ヒルトップの隣には、この建物のパブが。
この時計も見覚えがありますね。



来た道をのんびり,また歩いて~





の~んびり、フェリーを待って



まだ,対岸に戻りました。

さて、

帰り道,こんな方も見かけて、すかさず,写真とるよ~ん。




ところで、

こんな風に,私が過ごしているころ、ロンドンは雨。
我が家のNo2&3は、愚かにも「二人そろいもそろって家の鍵をわすれて」
学校へ行き、自宅に入れないというていたらく。

雨の中,家の前ですわって時間をつぶし、
そのまま荷物も持ったまま、ピアノのレッスンにいったのでした。

楽譜は?と聞いたら、その前の週に先生の家に忘れてきたので
大丈夫だったと,訳の分からないことをいっておりました(怒)

夫は日帰り出張で,すぐに戻れず、私の友人が子供たちをピアノから引き取って、
食事を食べさせてくれて,夫の帰りを待って,家まで送ってくれたのでした。

あわれピップ君、朝7時半から夜まで、最長お留守番記録を更新したのでした。


つづく