London徒然草

「ばく」のロンドン日記

ダーリンは外国人

2005-12-02 | ロンドン暮らし
”二人は、ごく普通に知り合い、ごく普通に結婚しました。ただ一つダンナ様はイギリス人だったのです。”

と言う訳で、よく、国際結婚は大変でしょ~とか、聞かれますが、日本人と結婚した事のない私。こればかりは何とも答えようがありません。

でもうちの夫君、日本に12年も住んでいて、日本語はぺらぺら。読む事も出来ます。
結婚してから、数年後。私の実家で「巨人対阪神」の試合を、わが父と夫がビールをのみのみ見ていて、いきなり私の父が言いました。「ところで、君は本当に英語を話すのか?」だって。オトーちゃん。当たり前です。何人だと思っているんですかあ?
子供の日本語の宿題を見てもらう事も可。ほほほ。前世は日本人だったでしょ、と聞くと、「そうかも」と日本語で答えます。

言葉が出来る、日本をよく知っている、と言うこの2点は、私にとって、とっても大きいです。
性格も日本人に通じる事があって、あまり意識した事はないなあ。

とっても温厚、冷静で、慌てたり、怒ったりする事も滅多にないため、誰かさんとは違い、割れ鍋にとじ蓋とはよくいったものです。

初めて見に行った映画で、見ながら食べていた、ポテトチップスの、最後の一枚を大事そうに、ぱりっと割って、半分くれた、その性格は、全てに対しての彼の気質を物語っていて、結婚して長い年月が経ちましたが、何ら変わっていません。

ただ一つだけ、未だに「この人って日本人じゃないなあ」と実感するのは、鼻の穴。

鼻の穴って、○だと信じていた私。彼の鼻の穴は、そうそう、まず、両手を逮捕されたと思って前に出してくっ付けて、そのまま、両手の親指と人差し指を何かをつまむ様にくっつけて下さい。その指の輪の部分の形が、彼の鼻の穴の形なんです。とてもとんがった三角形とでもいいましょうか?

まん丸い自分の鼻を見るにつけ、実感するんですよね~。日本人じゃないって.....。

くだらない話に、最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。

ブランケットの上で、水泳しているピップ君でもみて、なごんでくださいまし