London徒然草

「ばく」のロンドン日記

猫騒動の顛末

2005-08-02 | にゃんこ
猫ちゃんも、たまには色々やらかしてくれますが、今回は結構楽しんじゃいました。この前の日曜日、31日に今、日本にいる私達ファミリーの長女(15歳)とピップにそっくりの長男(12歳)が、日本からシンガポールのお友達の所へ子供達だけで1週間の予定で行く事になっていました。早めにチェックインした方が良いので、4時には成田に着き、早速チェックインして、その際「子供二人ですが、特にアシストしていただく必要はありません」というフォームにサインをして、出国手続きに送り込みました。

昔、航空会社で働いていたとき、このようなケースが良くありましたが、念のため、保護者の方には「飛行機が飛び立つまで空港にとどまってください」とアドバイスしていた記憶がよみがえり、空港内で昔の同僚とお茶をのんだりして待っていましたが・・・。

出発時刻になってもボードは「出発済み」になりません。7時10分出発なのに8時15分と表示されていて、その8時15分を過ぎたら、今度は表示が「未定」となってしまったではありませんか!

さすがの呑気な母さんも、航空会社の事務所に電話で問い合わせるとすると、なんと「シカゴからの乗り継ぎのお客様の預けた猫が、貨物エリアのケージから逃げてしまってどうしても見つからず、ワイヤーをかじったり他の荷物を壊したりする恐れがあるので、皆で捕り物帳をしています」とのこと。「出発は何時になるか今のところ、わかりません」だって。

結局猫ちゃんは10時ころ捕まりましたが、11時までしかランウエイをつかえない成田は、もう出発できず、子供達は航空会社の用意した浦安の豪華ホテルに一泊してよく月曜日の9時40分に出発してゆきました。

夜中の1時15分ころ電話してきて、浦安のホテルで、ディズニーランドの目の前、なのに遊べない~と文句を垂れていた子供達は、元気というか、たくましいというか・・・。

機内で逃げた猫ちゃん、皆に追い掛け回されて怖かったでしょうね~。うちの猫だったらストレスで気が狂ってしまうかもしれません。

航空会社の皆様、お疲れ様でした。

しかし、たった今、シンガポールの娘から電話がかかってきて、現地滞在が一日へって許せない!、航空会社に抗議して帰りの日を一日延ばしてくれといってきたので「自分で交渉しなさい」と言い渡しておきました。さーて、何処まで自分でできるのでしょうか?

マア、いい社会経験でしたね!

今日はうちの、クールビューティー、シリアルキラーの猫ちゃんの写真をアップしておきまーす。

皆さん、夏をいかがお過ごしですか?