人生第2幕スタートして20数年、畑を掘り・印を刻り・木を彫りの半分・自然に親しむ生活です

篆刻(てんこく)という
漢字の文化、庶民的な
円空佛、こんな世界が
今も存在している!
つれずれ日記です

ユーモアで頭の疲れをほぐして・・・

2019-04-04 15:51:12 | 日記


以下、全て現代中国語教育の第一人者・相原 茂氏の著書から。

中国・孟浩然の「春暁」は超・有名ですが、もじって
「春眠暁を覚えず、目覚めればケータイをいじる」

8問ほどご紹介します。
ストレス解消に友人との会話などで遊んでみてはどうでしょう。

その1
「あなたにだけ話すのですが、私はかって1年半ほど言葉を話せなかったのです。
 その間、わたしがどうしていたかわかりますか。」

その2
「どのような強者の兵士をも倒してしまうものは何だろう。
 もちろん、武器を使わず、命令を下すのでもなく。」

その3
「そこにはあなたを喜ばせる人や動物がいるわけではないのだが、人々がニコニコと
 笑顔になるところは?」

その4
「ある病院の医師は、患者を診察するときに、患者本人に病状を尋ねることをせず、
 つきそいの人に尋ねるという。これはどういうことだろう。」

その5
「鼠を捕まえない猫は?」

その6
「誰を撮ったのか分からない写真って、何だろう?」

その7
「明確な着陸地がなくて飛んでいる飛行機は?」

その8
「買ったひとはよく分かっていて、売ったひともよく理解しているが、それを使った人は全く知らないモノは何?」

どうです?わかりましたか?
頭の体操で、な~んだ!

その1 言語障害などではありません。生まれてから」1年半ぐらいですけどね。泣いてばかりだったそうです。

その2 ベッドです。ほかにもあるかも知れませんが。

その3 写真館。スナップ写真でも思い当たることあり?

その4 認知症ではありません。小児科の看板が掛かっていました。

その5 熊猫(パンダ)です。漢字ではこのように書きます。

その6 分かりましたか?レントゲン写真。

その7 紙飛行機

その8 棺桶。いずれお世話になります!

コードバン(馬革)のショルダーバッグ

2019-04-03 16:30:53 | 日記




新・元号発表に伴い、様々な業界でこのときばかりのチャンス!と商魂逞しく過熱しています。

消費活動の貧弱な老耄の小生たち夫婦には無縁の如きフィーバーです。
昭和20年代、30年代、40年代ならいざ知らず、現在では同年代のご家庭では日常生活で最低限必要なものは
特に問題なく備わっていると思われます。

個人的なことですが拙宅では所謂、ブランド品に興味はなく、持っておられる方を見ても全く関心なく
ブランドショップに入店したこともありません。
(仮に購入しても使用する機会もなく!)
家内も同様、選ぶときは品質重視で長く愛用できるもの、その1点のみの選択基準。

偶々、20年近く愛用してきたショルダーバッグがいささか疲労を訴え始めました。

(もうそろそろかナ、更新時期は?)
まずは、素材を何にするか、です。
布製、合成皮革、天然皮革のどれにしようか?

今回が最後の更新は確定的。
選ぶなら愛着の湧く品を、できれば日本の職人製で。

皮革には主に牛革と馬革(コードバン)があります。
一般的には牛革が良く使用されていますが、調べてみると馬革製品に魅力を感じ、コードバンの
ショルダーバッグを購入できました。

牛革に比べ馬革製品は薄くて軽くて丈夫、強度は牛革の2~3倍。
使えば使うほど美しい光沢が楽しめるとのことです。
馬革は高級なめし革の代名詞だそうですが。
価格よりも満足度優先で新・元号も決まったことですし、記念にも、と考えて購入。

この年齢になりますと耐久消費材の購入条件は満足度優先、価格優先では後悔することを何度も経験しました。
使用するシーンを考慮し、ハンドメイドの日本製を見つけ、(これだ!)
色相もブラックかブラウンではビジネス風のイメージで、カジュアル色を選びました。

折角購入しても外出のチャンスがいつまであるのかと懸念もしながら。

いずれ近いか遠いかの将来、購入品を子か孫に譲渡する時期が来たとしても、譲渡された立場になれば
その品質、デザインなどに喜びが得られなければ拒絶されてしまいます。

つまらぬ個人的な情報で・・・


「令和」甲骨・金文・篆書体では

2019-04-02 12:43:59 | 篆刻


昨日より新・元号で話題沸騰です。

お陰で国語学者(漢字学者も含め)の方はご多忙と思われます。

「和」は「龢」もあることを昨日ブログにアップしましたが篆刻専門家以外の方に、と
ご参考までに古代文字を掲載させていただきます。

「和」と「龢」の違いは故・白川静先生の説によれば
「龢」は同声で同義に用いるが「和」は軍門における講和を示す字である、と。
「龢」は軍門の意でなく、もと農耕に関し、その儀礼に龠(ふえ)を用いるものであろう、と。

「龠」とは三孔のある竹笛の形。
以上、白川静香先生の「字統」から。

図は綿引滔天先生の「篆書大辞典」から。
印を刻してみたい方にご参考程度ということで。
但し、印を刻する場合、甲骨と金文、篆書体などは使用されていた時代が異なるため
違う時代の書体は一緒に使用しません。
例えば甲骨と篆書体を同じ印面では使用しません。

新・元号が決まって

2019-04-01 15:14:55 | 日記


今日は新・元号発表ということでTVの前で固唾を飲んで見ていました。
大方の予想は外れ、今まで使用されなかった「令」が話題です。

万葉集から引用ということでこの歌集も脚光を浴びる予感がします。
また、手元に漢和字典がございましたら開いてみるのも一興です。

新・元号は大方の意見では好意的なようです。
全画数も13画で書きやすいと思います。

「令」のつく熟語って結構、今も生きています。
「令室」または「令夫人」は尊敬してその妻を表現したり
「令嬢」も使いますが「令息」もあります。
「令郎」は「令息」と同じ意味ですがあまり使用されません。

「令日」は物事をするのに縁起の良い日。
「令月」は物事をするのに縁起の良い月。

「巧言令色鮮(すくな)し仁」という言葉は頭の隅に残っています。

有名人では団 令子さんを思い出します。
ノーベル賞の江崎玲於奈さんは「王」偏がつきますね。

「和」の熟語は沢山有り過ぎて、小生が記載するまでもありません。
ただ異体字で龢があり、篆刻ではこちらを一般的には使用します。

「和」の偏は「口」なんですね。
「禾」偏と思ってしまいますが。

団結を表す言葉で「以和為貴」(ワをもってとうとしとなす)頻繁に使用されます。

「令和」に込められた良い時代になって欲しいものです。