出版広告に「人間はラクな方に流れる そして戻れない」
という記事をみて「ナットク!」いたします。
例えばスーパーの総菜売り場では軽食、弁当類、サラダなどの
売り場はどんどん拡張しています。
最近はお昼時や夕方になれば時間のたっぷりあるご高齢の方も
品定めに夢中です。
自分で料理しなくてもお金さえ払えば直ぐに食べられます。
野菜でもカット野菜が並び
冷凍食品売り場では様々な料理の食品が並んでおり
その冷凍食品メーカーのH.P.を見てもレストランなど業務用
食材も驚くほどの充実振り、家庭用だけではありません。
麺類でも乾麺は売り場の片隅に、生めんやカップ麺オンパレード。
調味料でもどんな料理にでもすぐに使える商品が拡大。
車の運転でも本の地図は昔の話、ナビなしには運転不可能に。
電化製品、スマホ、などなど至れり尽くせり商品ばかり。
買い物もネットの時代、自宅で買い物もできて。
でも、人の手を必要とするケースもあります。
一軒家に住む場合は庭掃除や手入れは昔と変わらずの手作業です。
植木があれば剪定作業も必要です。
この手作業が気分転換にピッタリ。
建具などの雑巾がけもメンドクサイですが完了すれば気分スッキリ。
この「メンドクサイ」の中に気分転換の秘密もあるようです。
その証拠に週末には手洗いで車の洗車を楽しむ人もいます。
どこまで「人間はラクな方に流れるか」
興味ある社会現象です。