病院食って、手間暇掛かりそう

2019-05-08 12:24:48 | 日記


今回、入院の機会に色々貴重な経験もしてきました。

治療行為のスタンスは患者別で異なり医師・看護師は大変とは想像できますが別の角度から観察もしました。

患者の治癒スピードは患者の数だけ異なります。
約500床の患者の回復度によって点滴から重湯・流動食・易消化食などメニュー作りとそれに伴う調理は
日々医師の食事箋と調理部門(特に栄養士)との連携は欠かせません。

それら膨大な情報を処理し、栄養士は調理部門担当者と綿密な打ち合わせが必要になってきます。

病院での食事は医療の一部であり、個人別栄養目標値を設定しなければなりません。
そして当然ながらコスト管理も重要です。

ベッドの上でこうした一連の流れの中で当事者の方々の苦労を想像し、医師、看護師だけでなく裏で
支えている部門にも感謝の心が芽生えました。

健康で日頃大病院に縁がない時は特別な意識は働きませんが、経験してみて新たな発見もできることを
知りました。


病気の症状により食事内容も当然違ってきますが、小生の場合
初日の易消化食(流動)では 重湯200g・中華スープ・かつお削りみそ・野菜ジュース・オレンジゼリー(以上夕食)
2日目の易消化食(三分)では 三分粥300g・卵とじ・味噌汁(具なし)・アガロリーゼリー(夕食)
3日目の易消化食(五分)では 五分粥300g・かきたま汁・さわら味噌煮・キャベツのさっと煮・フルーチェ ミックスべりー(夕食)
といった感じです。

動物性タンパク質では白身魚・鶏肉がメインで、ときどき豚肉も。牛肉や油料理は当然ながら提供されません。