台北で、週末ふたり暮らし

台北暮らし、お酒&美食&旅の備忘録(〜2021年11月)。過去の上海暮らし(2013年11月〜2016年4月)の記録も。

【企画】初夏のモダン和食パーティー編その1

2015-06-15 | おうちごはん(和食)
上海で、野菜と食材の生産・卸し&デリバリーをしていらっしゃる
Kate&Kimiのスタッフの方にお声がけいただき、先日新しい企画をスタートさせました。

そして、本ブログを通して、私自身がおいしいと思った食材についてご紹介してきました。

☆Kate&Kimiのウェブサイトはこちら

☆コラボ企画 第一弾(ウィークリー食材紹介)
第一回目第二回目第三回目第四回目←それぞれリンクを貼っております


コラボ企画第二弾は、「楽しみながらつくる、テーマのある食卓」と題しまして
毎月1回、異なるテーマに沿った食事風景をご紹介していきます。
もちろん、Kate&Kimiのおいしい食材をたくさん使わせていただいています♪

料理のレシピはもちろん、盛り付けの仕方、お酒との合わせ方だったり
そのほか簡単なテーブルコーディネートのポイントなどについても
できるだけ参考にしていただけるよう、いつもより詳しく書くつもりです。
(プライベート編の記事は、後日またアップします)

前回(企画第一弾、第四回目)の記事の中でも書いたとおり、
普段の食事はレシピを見ずに、材料を計らずに料理することが多いので
分量や手順についてはあくまでも参考程度にしていただけたらと思います。
もちろん、レシピのとおりに作っていただければそこまで失敗することはないはずです…


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先日、友人夫婦を招いて日本酒パーティーをしました。この日のメンバーは
昼間の明るいうちからお酒と食事を楽しむのが大好きな人ばかり。

友人夫婦が好きな日本のワイナリーがつくるこだわりの日本酒(!)を
一緒に味わおう!という提案から、この会が生まれたのでした。

Sogga pere et fils LE SAKE EROTIQUE シリーズ



こちら、長野県の小布施ワイナリーが期間限定で生産する希少な日本酒です。
(後に、私の父が長野で偶然これを買って上海まで持たせてくれたことに気づきびっくり!
というわけで我が家にはもう一本、この日本酒が眠っております…)

使われている酵母によって、異なる番号が商品名となっています。
今回友人が持ってきてくれたのは、3号酵母『Trois』と6号酵母『Numero Six』でした。
また、ワインラベルのような繊細なエチケットも素敵です♪




さて、こんなに素敵なお酒を主役に迎えるのであれば
食事もテーブルコーディネートも、少しスタイリッシュにしなきゃかしら…
いろいろ考えた末、和と洋の素材やアレンジをミックスしたごはんを作ることにしました。

というわけで、記念すべき第一回のテーマは、
「旬の野菜を取り入れた、初夏のモダン和食パーティー」です。
記事が長くなってしまいそうなので、前半と後半に分けてアップします♪




《メニュー》
・水菜と海老、オレンジのサラダ
・鴨のたたき ルッコラを添えて
・だしトマトの自家製ジュレドレッシング
・おかひじきとマグロの和えもの
・ひとくちおつまみ3種盛り
(ブリーチーズの味噌漬け、パプリカのおかかマリネ、かぼちゃサラダ)
・夏野菜の素揚げ 3種のお塩で
・ししゃものさっぱり南蛮漬け
・れんこんのすり流し
・牛たたきのサイコロ薬味和え


夏野菜や旬のものをメインに、お肉や魚介などのバランスも取りつつ構成してみました。ゲストとともにゆっくりと食事やお酒を楽しめるよう、基本的には作り置きができる料理をベースにしています。



《テーブルコーディネートのポイント》
カラフルな食材を生かすため、白やグレー、ブラウンなどナチュラルな色合いの器をベースに。
初夏の昼間らしく、透けるブルーやグリーン系のアイテムを差し色にしてみました。
また、和食を洋っぽくスタイリッシュに盛り付けたかったので、
器の材質もさまざまなものをミックス。ホーローや木皿なども取り入れて軽快な印象をプラス。
ランチョンマットは、上海の布市場でリネンを調達した手作りのものです。


それでは、順番にレシピを公開していきますね。


・水菜と海老、オレンジのサラダ



材料を切って盛りつけるだけのかんたんサラダ。
水菜は魚介から肉、フルーツまで意外と何にでも合わせられます。
今回は、海老のほかにオレンジの甘み&酸味も加えて、爽やかに仕上げました。

《材料(2~3分)》
水菜 1~2束
ゆで海老 3~4匹
オレンジ 1/2個
オリーブオイル 適量
塩こしょう 適量

《作り方》
1.水菜は3cmの長さに切り、冷水にしばらく浸してから水気をきる。
2.ゆで海老は縦半分にスライス、オレンジは房ごとに皮をむく。
3.すべての材料をバランスよくお皿に盛りつける。
4.オリーブオイルをまわしかけて、塩こしょうを軽くふる。


・鴨のたたき ルッコラを添えて



作り置きができるうえ、お酒のおつまみとしても主役級の一品。
付け合わせにした苦味のあるルッコラとも、抜群の相性です。
わさびやマスタード、ゆず胡椒など、さまざまな薬味で味わってみるのもおすすめ!

《材料(2~3分)》
鴨胸肉(常温に戻す) 1枚
醤油 大さじ2
みりん 大さじ3
お酒 大さじ3
はちみつ 少々
だし汁 少々
ルッコラ 好きなだけ
塩こしょう 少々

《作り方》
1.鴨胸肉は、皮の表面に軽く切れ目を入れておく。
2.フライパンを中~強火で熱し、油はひかずに皮目から鴨胸肉を焼く。
3.焦げ目がついたら裏返し、反対側も同様に焦げ目がつくまで焼く。
4.アルミホイル→新聞紙→タオルの順にきっちりとくるみ、余熱で火を通す。
5.醤油、みりん、お酒、はちみつ、だし汁をすべて加えて沸騰させ、漬けだれを作る。 
6.焼いた鴨胸肉を漬けだれに入れて、そのままひと晩寝かせる。
7.食べる直前に鴨肉をスライスしてお皿に盛りつけ、塩こしょうをふる。ルッコラを添えてできあがり。


・だしトマトの自家製ジュレドレッシング



暑い夏にこそ食べたい、トマトのアレンジメニューです。
見た目も涼しげな自家製ジュレドレッシングは、さっぱりとした後味。
ミニトマトはもちろん、どんな種類や大きさのものを使ってもOKです。

《材料(2人分)》
トマト 2個
だし汁 トマト用 400cc
    ドレッシング用 200cc 
塩 適量
醤油 大さじ1弱
ゼラチン 5g
大葉(せん切り) 少々

《作り方》
1.トマトの上部分に十字の切れ目を入れて、皮を湯むきする。
2.塩を加えただし汁にひと晩つけておく。
3.器に自家製ジュレドレッシングをしきつめてトマトをのせ、大葉をトッピング。

☆自家製ジュレドレッシングの作り方
1.温めただし汁に醤油とゼラチンを加えて混ぜ、冷蔵庫で冷やす。
2.固まったら、フォークなどで細かくくずしておく。
※自家製ジュレドレッシングは、作りやすい分量にしています。
余ったら、サラダや魚料理などのトッピングにも使ってみてください。


・おかひじきとマグロの和えもの




シャキシャキとした食感が楽しいおかひじきを、和えものにしてみました。
今回はマグロを使いましたが、そのほかの魚介を合わせても大丈夫。
わさびや辛子を加えて、ピリ辛に仕上げてもまたおいしいです。

《材料(2~3人分)》
おかひじき 80g
マグロ(刺身) 1さく
スプラウト(なんでもOK)少々
醤油 適量
マヨネーズ 適量
炒りごま 少々
ごま油 少々

《作り方》
1.おかひじきは熱湯でさっと茹で、固い部分を取り除き、水気を切る。
2.マグロはサイコロ状にカットしておく。
3.すべての材料をボウルに入れて、さっと混ぜ合わせる。
※器に盛りつけたら、スプラウトを少しのせてあげても◎


長くなってしまったので、後半の記事へと続きます。


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