道内でも昨日の初雪で道路に積雪したところが報道されています。苫小牧は積雪が少ないものの、ドライバーも含め怖いのは“ブラックアイスバーン”でのスリップや転倒です。
さて、以前に紹介した山手公営住宅の3階に入居している独居高齢者から、「また、転んで足を怪我した・・・」と伺いました。
この方は、1階に住んでいますが「(市営住宅の)共同玄関から外に出る時に段差による不便さを解消してほしい」と言う切実な要望が出ていました。
私は、過日の決算委員会で高齢者が増えている公営住宅内には各階の戸口までの階段には“手すり”が設置されていますが、共同玄関などのスペースには“手すり”がないので通院や買い物などで不便さを感じていました。
そこで、仮に共同玄関に“手すり”を設置する場合は、家主である住宅会計なのか?介護保険会計なのか?と質問させて頂きました。回答は、介護保険会計での“手すり”等の改善はあくまでも住宅内の段差や歩行等の解消であり、外の段差も予算(最大20万円:自己負担はかかった経費の1割)の範囲。特に、公営住宅での段差解消策は公営住宅会計で対応する、との答弁でした。
この質問がきっかけとなり、山手公営住宅の3階建の“手すり”問題は解決の方向性が出た矢先でした。人口股関節の手術を受け、杖がなければ自由に歩くことが不便だけに、早期に設置してもらう運びとなっていました。が、設置前に再び転んで怪我をされたことで申し訳ない気持ちでいっぱいです。
担当課にもその旨報告させて頂きましたが、「既に業者には発注し、今月中には設置されます」との回答でした。
もうひとつ、山手公営住宅の高層住宅の南側共同スペースには、 車いす対応のスロ ープがあります。ところが、(スロープの)傾斜は基準値を満たしているものの(車いすを)使用する障がい者には大変なスロープです。この団地内だけでも7人はいると伺っています。そこで、この改善策を担当部局に相談中ですが、緩やかにするためには敷地の確保など検討が必要です。ぜひ、早急な改善策を図り、安全・安心なまちづくりをすすめる一助になるように期待しています。