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スクラップ&スクラップ

2008年10月12日 11時33分29秒 | インポート

すっかり秋の様子が身近な山々の紅葉に現れています。今朝も有珠川上流沿いをウォーキングしている途中で携帯電話のデジカメで撮影しました。(添付写真:左)今週Sn3c0046 は天候も安定している予報ですが、これから更に朝夕の温度差が厳しくなり、あっと言う間に初冬を迎えてしまいます。11月に入ると「インフルエンザ」の予防注射をしなければなりません。「食の旬」でもあり「健康に留意」する季節です。さて、過日の決算委で私は「スクラップ&ビルド」問題を取り上げました。(添付写真:右)いま、岩倉市長は各地で「まちがとミィーテング」を開催していますが、その主題に「市の財政状況」を報告しています。私は、「櫻井前市長が財政健全化プラン」を策定したとき、「少子高齢化対策を進めるに当たって、『スクラップ&ビルド』に取り組む」と言って、「敬老会」の年齢引き上げ、「市営バス無料乗車の廃止」という「スクラップ」を行いました。その結果、「敬老会」参加対象年齢を3ヶ年で引上げ、約2.870万円の財政効果(市として)をつくり、「高齢者無料バス事業」の一部負担(乗車1100円、フリーバス導入)によって3ヶ年で約317百万円と合計約345百万円の高齢者負担を行いました。では、「ビルド」Img_5497 (新たな政策)はあるのか?と調査した結果、特にありませんでした。前市長は「スクラップ」と「ビルド」を市民に約束し、その市政を岩倉市長が継承している以上、「ビルド」がなければ市民への裏切り行為です。ある高齢者が「我々が負担したお金は目に見えるが、そのお金が何に使われているのか判らない」と言います。まさにその声は正しいと思います。市長は「今は財政を立て直す期間」を強調しますが「市民との約束である『ビルド』がなければ」言葉遊びに過ぎません。市の財政も厳しいかも知れませんが、市民の生活(年金、後期高齢者医療制度、原油高など)はもっと厳しいことを判らないのであれば、自・公政治のゆきづまりと同じ、「市政のゆきづまり」です。党市議団が提案している(議会では全会派一致で議決)「介護保険の利用者負担をせめて社会福祉法人と同様に軽減を」(年間約1.700万円)、これを実施したら「ビルド」のひとつとして具体化します。いまのままなら「スクラップ&スクラップ」です。