蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

餅は餅屋

2016年03月22日 23時16分16秒 | 日記
「餅は餅屋」とは良く言ったものだ。

◆意味
何事においても、それぞれの専門家にまかせるのが一番良いということのたとえ。
また、上手とは言え素人では専門家にかなわないということのたとえ。

これまで、オープンエアの公演当日にお客様に配布する
公演パンフレットだけは、制作会社に依頼して来たが
劇団本公演は、どんなに大変でも自分たちで
それこそ死に物狂いで製作して来た。

理由は予算が少ないから―

ただ昨年のオープンエアのパンフレットは
やはり経費節減ということで
合間をぬって、ケンジと私で製作。

本番前の大切な時間をパンフレット製作に取られ
非常に苦労したことを記憶している。

それを踏まえ、合同公演の長野公演分は
絶対に業者に依頼しようと決めていた。

上山田公演と長野公演は、主催者が異なり
公演自体も独立採算制。

なので、上山田公演の公演パンフレットに関しては
上山田の制作サイドに委ねていたのだが
今月始め頃、上山田のご担当者からご相談があった。

公演パンフレット製作をお願いできないかと―

え…本番まで一ヶ月しかないのに?
どうしよう…

3月は年度末のため印刷業界は超多忙なはず。
引き受けてくれる業者があるだろうか―
予算の問題もあるし…

 じゃ、私が作る?

と自問自答するも

 役づくりの時間が削られる…
 それじゃ、本末転倒だ…

ということで、いつもお願いしている製作会社へ依頼。

製作期間と予算面で折り合いのつくところを探し
若干手間取ったが、何とか交渉成立!

 良かった…

これで私が作らねばならない状況だけは避けられた。

即刻、データ収集開始。

ってか、データ収集出来ていなかったなんて…
これは、うちの制作サイドの落ち度〈汗〉

ま、グチグチ言っても始まらない。
やるっきゃない!

K氏にパンフレットに掲載する内容を伝え
パンフレットのレイアウト図をいただき
夢幻はデータを集めて行く。

数日でデータ収集完了。

早いわ~
こんなに早くデータ収集が出来たのは初めてかも―

オープンエアは人数が多いので
こうはいかないだろうけど
本気でこちらが催促すれば
データを短時間で集めることは可能なんだね。

逆に時間があり過ぎるといけないのかも…

今後の参考にしよう。

各頁ごとにフォルダーにまとめて
レイアウト図と一緒に制作会社のご担当者に渡し
それから僅か1週間強程で
校正用のパンフレットデータが届いた。

流石だ、早いっ!

もし私がパンフレットを製作していたら
役作りも滞り、他の公演準備も滞って
とんでもない状況になっていたかもしれない。

そして、当たり前だけど出来上がりがきれいだ。

相手はプロですから、当然なのだけどね。

自分の仕事の枠を明確にしないと
出来る~と言って、何でもかんでもやってしまうと
結果自分の首を絞め、周囲に迷惑をかけることになる。

餅は餅屋!

とは言え、業者に依頼すればそれだけ予算が必要だ。

良い環境を作り、良い舞台を創るための予算を
何としても捻出しなければ…

それも私の役割の一つだ。