蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

睡眠不足でも・・・

2014年04月26日 22時54分44秒 | 日記
昨日も座内発表会の稽古や何やかやで帰宅が11:00過ぎ。
寝たのは、またもや明け方…
そして、今日は観劇のため松本へ。

朝9:00出発。
運転手は、もっちゃん。
うちの車は公演資材がいっぱいで
人が乗れる状態になく
もっちゃんにお願いして車を出してもらった。
同行者は、ケンジ君・サリアさん・フウカちゃんの全部で5人。

下道で行こうかと思ったけど
ゴールデンウィークだし…ということで
往路は高速道路を使うことに。

10:10頃、会場であるピカデリーホールに到着。
コンビニでコーヒーを飲み一服して
10:30過ぎにホールへ入場。

観劇作品は、劇団シアタートライブさんの
 『あ・GAIN』~もう一度、夏を作る。

2011年に旗揚げして以来、一貫して
核廃棄物と人類の葛藤を取り上げ
直球勝負に挑んでいる劇団(と私は思っている)

核廃棄物による放射能汚染の問題は、他人事ではない。
私も3本ほど、このテーマで創作した作品がある。
中でも一番直接的な提出の仕方をしたのが「火狩るタマゴ」
この作品は、チェルノブイリ原発事故を下敷きにして生み出した。

今はテーマを大きく掲げて提出するというよりも
舞台上で生きる人間たちの葛藤をメインに
創作するように心がけているが…

シアタートライブさんの今回の作品も
放射能で汚染され、人間が住めなくなった地球(?)を
舞台にした作品だった。

いつもながら、舞台の造り込みが凄い。
海の家ですね~
しかも高速道路の上にある海の家!
……
ここでは多くを語りませんが
社会に対して果敢に挑む心意気に拍手を送ります。

終演後、北松本のメーヤウ桐店の“カリーバイキング”でランチ。
たくさんのエスニックカレーが並んでいて食べ放題☆
ビーフカレーはスパイスが効いていて
お肉もとっても柔らかくて美味しかった~

けどね…
そんなに食べられるわけもなく…

食欲旺盛の人には良いかも(汗)

復路は下道。
一度帰宅して、休む間もなく稽古場へ。

今日の青年クラスは、発表会前の最後の稽古。

昨日の段階で、まだ全てが確定されておらず
音響入りの稽古も出来ていない。

ケンジ君はここのところ、ずっと睡眠不足の模様。
音響製作や演出プラン、準備の遅れを取り戻そうとしているものの
思うように時間が取れない様子。

本番は待ってくれない。
どんなに睡眠不足でも、やらねばならない時がある。

ただ…
次回は、前倒しで進行出来るように
明確な計画を立てて取り組んで欲しい。

生み出す苦労は知っている。

 もっと良い方法があるんじゃないか?
 もっと面白い演出があるんじゃないか?

と思うのは、みな同じ。

けど、タイムリミットというのがある。
ギリギリ過ぎると、どんなに面白い手法でも
みんなが対応しきれず、中途半端で終わってしまう。

夢幻のメンバーは底力があるので
何とかついてきてくれるけど
完成度を上げるためには、時間が必要だよね。

そんなわけで、今日の最後の稽古は…

みんな頑張ってました。

私ともっちゃんも、みんなを支えるために出来ることを考えて…
明日は、劇団員音楽部のMakiさんに受付をお願いすることに。
ケンタロウ君は劇団の仕事で不在。
なので、3人の劇団員で発表会のサポートをする予定。

エチュードで創作した台詞のない身体表現主体の芝居…

さて、お客様の反応はいかに!?