2015年、フランス、アルノー・デプレシャン監督、
マチュー・アマルリック主演。ほろ苦い青春時代の恋の思い出を描いた、いかにもフランス的な映画。
3部構成だが、それぞれの関係性は濃密ではなく、それとなく匂わせているだけ。
しかし、伏線になっているような気にさせるところが粋だ。
だらだらと遠距離恋愛が続き、眠気と戦うことになる。
自己中心的な2人なので、浮気も仕放題。
共感できないが、可愛げがあり、別れの予感をしつつ、見守ることに。
人類学者にして外交官という、華やかな職業を持つ主人公は、レヴィ・ストロースの著作やユリシーズなどに言及し、知的な会話が魅力である。
加えて青年時代の彼を演じる俳優はかなりのイケメン、将来が楽しみな演技派だ。
エピローグでブチ切れし、哀感漂うラストとなる。
なーんだ、ただのロクデナシだったのか?
笑えるシーンが多く、初映画に相応しい爽快な1本。
★★★★(★5つで満点)
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マチュー・アマルリック主演。ほろ苦い青春時代の恋の思い出を描いた、いかにもフランス的な映画。
3部構成だが、それぞれの関係性は濃密ではなく、それとなく匂わせているだけ。
しかし、伏線になっているような気にさせるところが粋だ。
だらだらと遠距離恋愛が続き、眠気と戦うことになる。
自己中心的な2人なので、浮気も仕放題。
共感できないが、可愛げがあり、別れの予感をしつつ、見守ることに。
人類学者にして外交官という、華やかな職業を持つ主人公は、レヴィ・ストロースの著作やユリシーズなどに言及し、知的な会話が魅力である。
加えて青年時代の彼を演じる俳優はかなりのイケメン、将来が楽しみな演技派だ。
エピローグでブチ切れし、哀感漂うラストとなる。
なーんだ、ただのロクデナシだったのか?
笑えるシーンが多く、初映画に相応しい爽快な1本。
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