マダム・クニコの映画解体新書

コピーライターが、現代思想とフェミニズムの視点で分析する、ひと味違う映画評。ネタバレ注意!

水になった村/コオロギのように 

2007-11-12 | 映画短評
今年度の邦画マイベスト=ナンバー1。 水になった村  観ている間中、幸せいっぱいで、心が温かくなった。  自然と共に生きる、たくましい村人たち。  先祖の知恵を現代に継承し、最大限に活かす歓び。  生死に執着しない生き方。  人間も生き物の仲間なんだとしみじみ感じさせてくれる。  田植えなど共同作業が必要なため、助け合いの精神が根付き、一人暮らしになっても、他人のために食べ物を . . . 本文を読む