マダム・クニコの映画解体新書

コピーライターが、現代思想とフェミニズムの視点で分析する、ひと味違う映画評。ネタバレ注意!

葦牙(あしかび)/地域の人間力

2010-02-09 | 映画分析
 昨今、3日、いや2日に1人、親からの虐待により子どもが殺されている、という。 本作は、そうした子どもたちが、地域の養護施設で再生を果たしていくプロセスを丁寧に追った、明るく希望に満ちたドキュメンタリーである。 葦牙-あしかび- こどもが拓く未来 - goo 映画  虐待シーンなどはいっさい無い。 顔にモザイクを掛けず、ありのままを撮った貴重な作品だ。  上映会場だけの映写を条件に撮影許可が下 . . . 本文を読む